風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

寿司は職人との絆

2011年12月13日 00時08分23秒 | 随想

最近は回転寿司店に入ることが多いデフレ・シンドローム。

昨日は彦根在住の女房の友人とはま寿司に立ち寄り遅い昼飯を食べた。

還暦を迎える女性軍、古希まで3年の亭主、懸命に鱈腹食った。合計14皿、3人で1400円が努力の結果。

パチンコ店の跡地の店舗、景気減速の時はギャンブルが繁盛するが、景気破綻の時は大衆食堂がデカイ面をする。戦後の闇市が脳裏に浮かぶ。

沼津のくら寿司、三ヶ根の魚魚丸スシロー等々巨大企業店に興味本位で入店するが利点は勘定が明朗で格安、機械相手のクールな接客。満腹するが心は不満足。

過酷な労働を成し遂げた夜に、粋な造りのつけ前、旨い日本酒、季節の恵み、職人の気風・美意識・芸術性を味わう日本情緒、主人との人情の機微、勘定の不明朗、諸々の感動の消えた寿司はジャンクフード。

ガソリンスタンドで給油する自動車と同じ扱いをされる日本人よ、怒れ。

餌を食う野獣が増殖し、食を頂戴する人が減少する我が祖国は動物園。

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