マイ ポエム

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詩抄 「青い花」から

2009-08-05 08:16:30 | Weblog
おうみ




幼い頃 父と母に連れられて
琵琶湖へはよく来た
なぜかいつも夕方か夜の浜辺で
若い叔父もいつも一緒だった
隣家のモダンな娘さんを
誘ってのちょっとした遠出だった
母は二人を合わせたかったのだと思う
あの戦争さえなければ
そこは二人の合う身の里となっていただろう
湖は今も 私の淡い海のままだ




あなたであったらいいのに



今朝は 五時前に 目が覚めました
私の枕元の 東の窓の外で
太陽が朝を広げて
待っていました

一日の始まりが
こんなに光っているなんて
喜びたいのです そして
秘かな期待が生まれてきます

ああ 私のそばにたたずんで
待ってくれる人がいて
微笑みで 起こしてくれるのが
あなたであったらいいのに




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