マイ ポエム

私の詩と写真を載せています

宝ヶ池 2

2009-10-17 11:09:28 | Weblog

   

 7  水面の陽光の反射が天井に揺らぐ輝きがまぶしい

 8  紅葉の輝きの向こうの対岸の小山が水面に映える静かさ

 9  松の木も 池に屈み込 み陽の中の対岸を眺めている

        

10 散策する小道の樹木の間に陽の光をいっぱい受けた紅葉が見え隠れする

11  振り返ればさすがの巨大な国際会議場も樹間に遠く小さく見える

12 池の南端の公園に鬣(タテガミ)を振り乱してそびえる馬の像

   

13 14 水辺で楽しむ小鳥たと白鳥は見ていて心和む。

15 16 散歩する人 ジョギングの人に追い抜かれながら飽かず風景に見惚れる

 


宝ヶ池散策

2009-10-17 10:02:09 | Weblog

もうすぐ秋。京都は観光客であふれて市民生活も何かと圧迫されがち。

観光寺院の紅葉もいいが、混雑で鑑賞どころではないと想われている方には

「宝ヶ池」の散策を静かに楽しんで見られのもいかがかと思われます。

クリックして拡大写真で楽しんでください

    

1  地下鉄の国際会館への出口を出たところの桜の葉の紅葉

2  たが宝ヶ池にはバスが廃止されたのでまだかなり南へ歩かなくてはならない。

   (車の方はさらに南に進んで池の南端の正規の入口を利用されたほうがいい)

3  道路脇の小さな階段を降りて進むと林に先ず囲まれた小さな空間・公園に出会う

  

4 さらに進むと 池に出会い 前方に休みどころが見える

5 紅葉を侍らして水面に望む館の姿が眼に浸みる 

6 池の北側を東に進むと 休憩所に辿り着く

                                         ツヅク

 


追悼詩 幼馴染

2009-10-12 22:15:00 | Weblog
幼馴染み
          


操ちゃんが亡くなった って・・・・
嘘だろう
知らない間に音もなく       
逝ってしまっていたなんて
気にかけてはいたのに なぜか
逢うのを遠慮していた
おのれの愚かさと疎かさが恥ずかしい

母たちも懇意にしていた
三軒向こうの幼友だち                         
ままごと遊びやお医者さんごっこの
幼い 小さな友だち
あまり仲が良かったので
近所の悪童たちにいじめられて
苦痛だった日々よ
今はなんと 誇らしい日々だろう
戦争という闇をくぐりぬけて
なお輝く幼い日々よ                         
老いて ようやく語り合おうと
約束できたのはつい先ごろだったのに

幼馴染みの死は友の死とは少し違う
いや まったく違う
幼馴染みとは 幼いころの純真無垢な
童心を共有している関係だ 私の中の
いたいけない心を支えてくれる者のことだ
私の大事な故郷がスーッと薄れてしまって
私の命がどこか欠けて細くなってしまうのを感じる

幼馴染の友よ。
ちょっと転居しただけだと言ってくれ     
挨拶しなくてごめんと言ってほしい
そうして 幼友だちの私に
静かに送らせてほしい
もういちど幼いときがはじまる              
もう一つの世界へ