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かやた雑記帳

声優好き、アニメ好き、マンガ大好き、でも最新のものはわからない微妙な守備範囲。 つれづれなるまま敬称略!

観覧車

2007-07-05 | 小説
短編連作集。
デビュー直後の作から最後の話何年かたってます。


夫が突然失踪し、待つために夫の探偵社を引き継いだ主人公。

仕事を経て知る事件、そして夫の失踪の裏側。

しかし追いかけてはいるものの最後までは描かれてません。


けして旦那を愛しているからといった生ぬるい感情だけでない主人公のナマの感情描写がよいです。


ぜひ最後まで読みたい。
続編希望です。

クラッシュブレイズ

2007-06-13 | 小説
暁の天使は途中挫折したというのに、こちらは乗り切っています。
現在オンタロスまで読破。

やはり女王と海賊が大好き。ダイアナとシェラも好き。

忌避感情というかなぜ作者復活させたか全く理解できなかったレティも、ヴァンツァーとコンビならばよいかも、とだいぶ許容できるようになりました。やっと。

女王と海賊がほんとかっこいい。
ヴェロニカはオチがよいし、オンタロスは女の子がかわいいな~
いっそヴァンツァーとメル友になってくれんやろうか
レティが言うてた王妃の恋愛不能は、ファロットにも言えるやろから、いっそ!
まずヴァンツァーから抜け出してみても!と夢みてみたり。




しかしちょこちょこでてきたメイド喫茶ネタを全く覚えてない。暁のときかな。
そら似合うだろなあシェラは。まんまやん。

女王は今回清楚スーツの挿絵もありましたね~
いいもの見た。

今度はダイアナを!
着飾ったダイアナの挿絵を~!
3冊連続で読んだのに、一枚もなかった気がするよ!(未確認)。


次はシェラがメインやと良いなあ☆

猫探偵

2007-06-11 | 小説
柴田よしきさんの正太郎シリーズ。


先に短編集から読みました。
短編はいいなあ。
短時間で満足感が大きい。面白いものは。


このシリーズはどれも面白い。
もちろん推理小説としてのトリックもやけど、猫が主人公なところ、反対に猫が脇役となってしっとり人間を描いて読ませてくれるところなど短い中にいろんな面白さがある。


さっき既刊最新作の短編集4巻読み終えまして。
4話とも面白いのやけど最後に泣けた。泣かされた。


やっぱりトリックや推理も面白いけど、この作家さんは人の描き方が一番の魅力やと思います。
濃いい人たちも大好きやけれど、それだけでなく、普通の人を描いて泣かしてくれるのがよいです。

この本丁度一年前の発刊なので、そろそろ続編出ないかな~
どうかな~

所轄刑事麻生&歩道

2007-05-12 | 小説
黒夜サイトを巡るにつけ、どうやら練ちゃん麻生さんの出会いは黒夜で描かれる前にあったらしい、と知りました。

でももう作品はほとんどさらったはずやしなー、と思いつつ、期待を込めて今年の新刊「所轄刑事麻生龍太郎」を読みました。

結果からいうと、その期待は外れました。
ただ、面白かった。
各話で事件のつながりがなかったからかな。
1話完結がスッキリしていて好み。
へんにトリックにこだわるわけでなく、麻生さんはじめ事件に関する「人」を書いてくれるから好きなんだと思います。
麻生さんすきですし。
及川さんも、たぶん嫌いではない。

そう、これは所轄刑事のときの話のため、麻生さん25歳です。
若いです。
玲子さんはともかく練ちゃんもでてきません。
及川さんとの関係がバリバリ現役のころのお話。
といってもとくになんらの描写があるわけではないですよ。
私はあんまりここのは見たくない……

話は大根の花が好きやな。


というわけで、この本には満足したもののやはり出会いはここでは語られなかったわけです。
で、ネットでネタ元を探し始めました。
したら出ましたよ。
文庫版に収録だったと!!!

すでに文庫が出てたのに選んで単行本読んだ私へのあてつけか!?
でもまあ、文庫には作注で本編読了後に読むよう書かれていたので、間違いじゃないけどさ。
わたしの性格で文庫から入ったらひたすらジリジリしただろうし。

というわけで「歩道」「ガラスの蝶々」読み。
前者は麻生も知らない二人の出会い編。
練ちゃんがまっとうで可愛かった…… 
それだけに泣けます。

後者は黒夜後の麻生と雛子さんの朽木旅行編。
麻生が警察やめたくだりが出てきます。
この二人の関係も複雑よな。

で、これで未練はないはずですが、どこかのサイトさんで喫茶店のバイトやった練ちゃんに、麻生さんが何の気なくキスかましたという情報見た気がするのですが。
これは創作だったのかしら、それとも他にも未収録作品があるのかしら。

気ーにーなーるー

ディア ライフ&ユア プレジャー

2007-03-23 | 小説
黒夜→緑子シリーズときてついにハナちゃんシリーズに突入です。
てか、よみおわりました。シーセッド、ヒーセッドが現在最新刊(2005年刊)。

おもしろかった。
とくにプレジャー。
あっちこっちにひろげまくったふろしきを最後にきちんとたたんでくれる。
見事だー。
推理小説よむときに犯人探しをしない人間にとって予想もつかない展開されることほど心踊るものはないです。
満足満足。

ただその次のシーセッド~はそれを期待しすぎたせいと、連載あつめた短編集らしくおおきくなりそな事件が完結しなかったこともあってちと消化不良。
なにも一冊ほもかっぷる一組以上は守らんでも良かったのになあ。最終話。
続編がきっと晴らしてくれることでしょう!

そしてひとり登場の練ちゃんですが。
えらく腰の軽い(自ら動き回ると言う意味で)御大やなあ。
おつきの方々もなれてるからいいんだろうけど、はりついてるのも大変そう。

あ、シーセッド~にもなつかしのあの方が出てきました。
tさん。(なぜかイニシャルtばかり)
縁切れてなかったのねえ。よかよか。私は好きよー。なんとなく。

病院シーンだけが気になるところですが、おそらくハナちゃんシリーズは緑子における聖母~月神の間のおはなし。
のであの人ではないでしょう。

しかしこれで「所轄刑事 麻生さん」よむまでしばらくの間は睡眠時間確保できるわね。
もう限界だったのよ・・・・・・昼間がねむいだるい。
胃も痛いことだししばらくは安静にしてます~~~
ひとがやってるコルダ2でも見ながら。

月神の浅き夢

2007-03-19 | 小説
緑子シリーズ最新刊。といっても1998年刊。
以後残念ながら続刊なし。

そしてさらに残念なことに麻生さんは緑子シリーズと黒夜でしか山内とペアでは出てこないのでした。。。
(1月新刊は未読ですが、25才では出会いすらしてない。てことは及川さんくらいしか・・・)
ちなみにこの1月新刊。作者さんのHPの新刊紹介でタイトルになってる麻生さんの名前が間違っているのはなぜだろう。

というわけで、シリーズ暫定最終巻。
前作からさらにディープに悪どい展開。
なにもあの人までそんな・・・
ほんとうに毎度ひどいめにあいまくっている女のひとたち。
へこみます。
ただ今回はそれを男にも返している。
というわけでころされているのは男の人ばかり刑事ばかり男前ばかりというのが今回の事件。

前の巻であなたってひとは…と私が言わされた退場をしたあのひとも再登場。
この人に関してはりこさんが非常にうらやましいと言ってしまう私。

事件に関してはかきません。
ほんとに哀しい話ばかりです。救いがない。てか救えない。助けられない…

そんなところでちょっと救いをみれるの?か?な山内練。
ラストの行動はいったいなんだったのでしょう。
帰ってこれるのでしょうか、かれは。
りこさんにはぜひともがんばっていただき、麻生さんともども救ってほしい。助けてあげてほしい。
やってることは、本当に他の誰よりも悪どいのやけど救いようがないのやけど。それは許せへんのやけど。



そんなかんじで読了。
今の希望は1月新刊よりも何よりも。
黒夜終わりから聖母の間がよみたい。以下叫び。
練ちゃん2度目の出所後麻生さんが警察辞めるまで。
ふたりがただ蜜月をすごしていた話が読みたい。
シリーズ1冊目以降めったにない(しかも麻生x練では全くない)幸せなエロがよみたい!!
田村とはあったのに!なんでないの!!
よーみーたーいーーーー!!

そういえば前回の感想でも書いたあらあなたいたのキャラ。
最後に説明されるまですっかりわすれていました。
そうある名前じゃないのにね。そして警官として正しく?品性下劣なのに男前だったのか。惜しいよな。

りこ

2007-03-18 | 小説
黒夜の巻末には作者の出版物一覧が2ページにおいて割かれ、さらにご丁寧なことに練ちゃんと麻生さんが出てくるものにはチェックまでしてくださっていた……

ないす商売。

そしてひっかかる奴がここに。
一冊読むと全シリーズ読破したくなるんです。習性なんです。よく挫折もするけどね。

というわけで、緑子シリーズから開始。
「女神の永遠」「聖母の深き淵」読了。

ちなみに前者は二人とも出てきません。
そのため私的には前哨戦。
ただしそんな気軽に読める本ではなかったがな……
戦う有能美人刑事。
某アンフェアの美人さんともかぶります。
しかしドラマでは描けないえげつなさのオンパレード。
物語として面白いと思う。
でも痛いんだよ。非常に。

というわけで後者へそのまま突入。
黒夜の何年後だっけかな。
そうきたかー!!なあの人と、やっぱりかーー!!なあの人が。
あいかわらずなことになっていました。
ええ。
ちょっと微笑ましいと言えんこともないけどもすごい躊躇したくなるようなことに。
メインの事件もやっぱりね。ひどいんです。もう。痛すぎる。
黒夜は読後練という男の境遇というか歴史のほうがえげつなく悲惨に思える。女たちよりも、描かれる部分が多いからかもしれんけど。
でも緑子ではほんとうに女性にたいして痛い。エグい。グロい。
でてくる女性みなひどいめにあってる。
それも暴力つきで。
なので打たれ弱い当方としてはへこむ。おちこむ。
男なんて!とか思うわけです。
そういうところは麻生さんが癒してくれそうで、一番どん底におとすのもこの人で。

すくってくれそうなのは後は緑子さんだけになってしまうわ。
ついでにあのカップルもどうにかして。


そういえば黒夜では登場する刑事さんやくざさんの名前というのが結構連呼されましたが、理由があったんですね。
というわけで一部かぶってます。ひとが。
そらあの二人が出てくるわけなんやから同じ世界、おなじ時代なんやけど。
でもまさか出ると思わなかったの。ちんぴらtさん。根強いなあ。
こんな古参キャラだとは思いもよらず。
ほかのにもでるのかな?


聖なる黒夜

2007-03-15 | 小説
平日の朝5時過ぎまでかかって読みました……
ええ普通に仕事ですよ。朝8時半からね!

ハードカバーはやめ時がわからない。

そして内容は。
ほもだった。
ほもだった。ボーイズでないほうの!
濃いーい愛憎劇の推理ものというところでしょうか。
てかふつうのひとはよみきれるのか。これ。
修行が必要ですよ。きっと。特殊な。

おもしろかったのですよ。ほんとに。
いろいろなひとにいろいろな事情があってそれがけしてきれいなものでなくっておちたり浮上したりでもやっぱりだめやったり。
格好いい女の人がいたり魔性の男がいたりそしてやーさんデカさんが乱れうち。
いろいろなことがかなしいかなしいお話。
救いになってたらいいな。
ちゃんとラストのその先が良い方向にいくように。

光の狩り手2

2007-01-22 | 小説
はい、いつの間にか出ていた2巻です。


毎度読むのに間があくので、思い出しつつ思い出せず読み進め。


本筋が進んだ気がします。
事件もおきるが死人も多い…
そして愛が芽生えかけ。
よっしゃあ!待ちかねた~!


次にはさらに進展するか。ていうか愛が芽生えてくれるなら言うことなし。

嫌われ松子

2007-01-07 | 小説
年末から書きそびれておりましたが、ドラマが終わったあと原作をよみました。

ドラマは後半からしか見ていないので補完。
ドラマラストの教師時代のリプレイが唐突すぎて意味わからなかったのですが、松子の夢の中だったのですね~
そして原作と違いずいぶんとキレイな人、一途に愛に生きた女ということで終わっておりました。
要潤は格好よかった。

しかし、一途な愛が盲目過ぎてついていけなくなったのは私だけか。
かつての薬物使用の影響から堕落した、よりも出所を待った男にも逃げられ気力を失ったというほうがわかる。

ついでに甥っ子が姪っ子に変わっていた件。
わたしは安易な扱いをされた出来ちゃった婚よりも、大学中退しても医学部はいりなおすためがんばる女の子のほうがよいです。男も磨けるよ。きっと。

というわけで、次は映画だ!




エニシダの五月

2007-01-04 | 小説
ギルリチャシリーズ完結編。

の割に正直なとこ盛り上がりにかけたと思うのはギルリチャの夫婦漫才がないのと、リチャードもそうだがギルの活躍の場がないからかしら~


大団円はもちろん嬉しいのですが、怠け者リチャードは怠けてこそだ! 〈お話が成りません


ちなみにまだ最後ではなく短編集が出るようです。
ついに嫁取り話になるのかな~
是非いまのままのお二人に添い遂げていただきたいものです。。。

推理小説

2006-12-16 | 小説
ドラマ「アンフェア」の原作にあたりますこの「推理小説」。

しばらく前に2時間ドラマを見た際に、予約していたものが忘れた頃に届きました。
連ドラ時は最終回ラスト30分しかみておらず、他には新聞のドラマあらすじ知識のみ。

そんな中途半端な知識でもって読むと、まったくの別物でございました。


だって、ラスボスがちがう。
小説でも彼がラストに実は、とやりだすのかと思いきや、ふぉーりんらぶの前にぶろーくんはーとという少女マンガのどこかにいる若者だった・・・。
当然死ぬこともない。てかそこまで事件にからまない。


こちらのラスボスはなんか冷静かつだだっこのような、だからなんで事件起こしたのかが消化しきれていないのでよくわからん。
男前オーラが印象深かったような。


課長は寺島さんだとおもって読んだので、ライターのくだりはらぶでしたv


雪平さんはやはりドラマのイメージでよんでしまって「無駄に美人」なデキル女に納得。
見てるほうは一片も無駄にはしてないですけどね!大好きだ!
置いといて、小説ではあまり活躍という活躍の場はなく、犯人描写のほうが多かった気がしますねー。
ただ、撃つ撃たないの選択がすべてこの人にかかっているというところが、主役。
好き。


EDGE5

2006-11-27 | 小説
とみなが貴和さん、シリーズ完結編です。

3巻毒の夏がすごいすきだったので、4巻でちとトーンダウンしていたのですが5巻は読み応えアリな内容でした。

1巻からは結構な時が経っていますが、1巻当初は推理ものにオールマイティな超能力者の相方てどうなのとおもっておりました。
ただそれをそのまま持ってこないで、そして最後の最後まで生かす。
前4巻はすべて伏線だったかのような勢い。
すごいね。

すっきりしないところも確かにあるけれども、ハッピーエンドだといえる終わり方でよかった。
私的にはそうでなくても良かったけどね!
松並さんの同居人さんすごいなー。
わたし最後まで読み、あとがき読み終わる位までわかんなかったよ。
なんでだ。鈍すぎだ。


おまけで藤崎の小話が入っていたのがちょっといい感じ。
いい人なうえに、いいノリだー。
でも藤崎のままだと練は絶対落ちなかった、とおもうと非常に不憫だ。自分と練が結ばれたと知っても実体験するまえに死んでしまった彼を思うと、哀しい。たとえ記憶をなくしただけで当人でも。哀しいなあ。愛すべきキャラクターでした。

あの花に手が届けば

2006-11-14 | 小説
バンダルアードケナードシリーズの2作目、今回は1巻完結です。

1作目の医者先生は今回は影形なく、ゲストキャラだったのね。
今回はバンダルの面子(仮扱い)がふえまして、わきおこる面倒ごとと全滅の危機。

変な話ですが、前作3冊読んだくらいの満足感はあるかと。
あちらも現在過去現在な話で飽きのこない展開やったんやけどね(突然過去話になったのには驚きましたが)。

続きも期待大ですな。

ところでビーンズの青い百合はどうなっているのでしょうか……
出版社早よ出してー
年越す気か?

揺らぐ世界の調律師1

2006-11-07 | 小説
津守さんの1年ほど前に出た新シリーズ。

かわいー絵柄で、このイラストレーターさんが三全世界の候補にも上がっていたそうです。
つやつやなイメージが似ている。
このひとのライラはどんな感じになったんかなー。


お話の方は当代1の調律師に選ばれた男の子が故郷を実質追い出され、お連れとともに旅をする話。
故郷を含め旅先でも出会う大人がそれぞれ人間歪んでて、正直読後感はよろしくない。
ここまで毎回歪ませんでもなあ…
それを補うとこまでは行かなくても、男の子は可愛いし、善良なひともでてくるのでがんばって最後まで読めます。

お連れ2号は、黒髪ロンゲの美人さん(元忍頭領)なので次巻はこの方の活躍が楽しみですv