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畳道

日本の伝統文化である”畳”の良さを伝えていく。
埼玉県熊谷市 4代目 畳職人のブログ。

こんなにあった!イグサ食品

2008-01-14 | Weblog
イグサの抗菌作用について、記事を書いてきましたが、この抗菌作用を活かし、食品の中に添加すると、細菌の発生を押さえ“日持ちする”ようです。

実際スポンジケーキを使い実験した結果、確かに細菌の発生を抑えたというデータが出たようです。

さらに、“食物繊維が豊富”とゆう特徴もあります。
一時ブームになった「青汁」。その原材料は、ケールという植物ですが、なんと!そのケールよりも豊富に食物繊維を含んでいるのです。(ケール40% イグサ63%)

それなのに なぜ! 
イグサはこんなにも知られていないのか
イグサを愛する私としては、悲しい限りです。

しかし!
ありました! 「イグサ青汁」 ・「イグサ茶」
これは試してみるしかない! さっそく問屋さんに問い合わせしました。
今後感想をお知らせしていこうと思ってます。

「イグサ食品」は、他にも
●イグサパン
●イグサ豆腐
●イグサアイス
●イグサ中華
●イグサ日本料理   などなど・・・
熊本県八代市にあるようです。
「食べてみたい」と思いますが、さすがに遠い・・・
まずは、イグサ青汁 か、イグサ茶 から試そうと思っています。乞うご期待を


イグサの抗菌作用2!

2008-01-13 | Weblog
前回、イグサが、O157に対して抗菌作用があると言いましたが、さらにサルモネラ菌・黄色ブドウ球菌・大腸菌O26・O111・枯草菌・ミクロコッカス菌に対して抗菌性を発揮するようです。
正直O157・サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌ぐらいは、耳にしたことがありますが、それ以外は初めて聞く名前でしたとにかくこれらは、食中毒細菌・腐敗細菌だということです。
しかし、人の腸内で生息する善玉菌(CMなどでも良く耳にし増えたほうが良い細菌)に対しては、抗菌作用が無いそうです。
「悪い菌を抑え、良い菌を守る」なんだかスーパーヒーロー見たいな存在ですね!
この効果を利用した食品がいろいろあるようなので、調べてみます。


イグサの抗菌作用!

2008-01-08 | Weblog
前回、「イグサに薬草としての歴史もあった!」という記事を載せましたが、イグサの抗菌作用として、大腸菌O157に対しての抗菌作用があるとのことです。

「O157」といえば、今から12年前の(平成8年)5月28日に岡山県邑久郡邑久町(現在の瀬戸内市邑久町)の学校給食に起因するO157食中毒事件を、岡山県保健福祉部環境衛生課が発表した際に、マスコミを通じてその名が、広まったものです。
今では、多くの人が耳にし、食中毒の代名詞のようなものになっていますね。

「イグサが、O157に抗菌性がある。」という発表は、8年も前に新聞記事になっていたようです。
今更ながら、ビックリしました。
イグサ食品も多くあるようなので、それについても調べていこうと思います。


畳(イグサ)が薬草!?

2008-01-04 | Weblog
畳表に使われている”イグサ”には、薬草としての歴史もあったそうです。
正直これには私自身ちょっと驚きでした。
イグサは、別名「灯心草(トウシンソウ)」と呼ばれていて、多くの文献に毒性が無く、利尿薬・消炎薬などの薬草としての効能があると記されています。
江戸時代の書物「和漢三才絵図」にも、イグサの利尿作用としての効用が記載されています。
私たちは、その薬草を敷物(畳)として用いていたことになるのです。
さらにイグサの効用について、調べていこうと思います。

御挨拶

2008-01-02 | Weblog
新年あけましておめでとうございます!
今年一年、仕事・プライベート共に充実した一年でありますように。

ついにブログデビューしました。まだまだ、わからない事も多いけど勉強しながら書いていこうと思います。

このブログは、タイトル「畳道」とあるように、日本の伝統文化である「畳」について記事を中心に書いていこうと思っています。

色々調べてみると、意外と知らなかった「畳」の良さ・性能に驚かされます。
そんな驚きや感動を少しずつ記事にしていこうと思います。