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Aruのよもやまつれづれ日記

ディーゼル復活の兆し 排ガス規制対応で低燃費再評価

ディーゼルエンジンを積んだ乗用車に復活の兆しが見え始めた。「環境汚染の元凶」のように見られて激減したが、排ガスを抑える技術が登場し、優れた燃費性能が逆に「エコカー」として評価されているためだ。ただ、ガソリンエンジン車より割高といった課題もある。

 日産自動車のSUV(スポーツ用多目的車)「エクストレイル」。2008年9月に投入したディーゼル車は、今年1月までに約4400台を販売した。当初目標の2.6倍の売れ行きで、マニュアルのほか今春にはオートマチック車も加える。

 この車は、エンジンが昨年10月施行のディーゼル車排ガス規制に対応した「クリーンディーゼル車」だ。大気汚染の原因とされる窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の規制値が世界で最も厳しく、クリアすれば昨年4月に導入されたエコカー減税ではハイブリッド車などと並び、自動車取得税と重量税が100%減税の対象となる。

 ディーゼル車はガソリン車より燃費が2、3割良く、エンジン出力が高いためトラックやバスでおなじみだ。80年代には国内乗用車の新車販売でも5~6%を占めていた。

 それが、税制改正によるガソリンと軽油の税額差の縮小や99年の東京都のディーゼル車規制などで人気が急落。日本自動車販売協会連合会によると、今年1月の乗用車新車販売に占めるディーゼル車の比率はわずか0.1%だ。

 一方、欧州では90年代後半に排ガスを抑える技術革新が進んだ。欧州自動車工業会によると、西欧でのディーゼル乗用車の販売シェアは04年以降、5割前後で推移。インドなど新興国でも需要が高まると予想されている。

 このため日本でもディーゼル車を見直す機運が出てきた。日産に続き、三菱自動車がSUVの「パジェロ」で今秋、クリーンディーゼル車を投入。マツダも12年以降の新型車に新開発のクリーンディーゼルエンジンを搭載する。

 外国車メーカーも日本での投入に動く。独メルセデス・ベンツは24日に「Eクラス」でクリーンディーゼル車「E350 BlueTEC」を発売、独アウディも今年後半にSUV「Q7」でクリーンディーゼル車を発売する。

 とはいえ、国内ではまだディーゼルの負のイメージが残る。また、車にも低価格化の波が押し寄せるなかガソリン車より数十万円割高なため、自動車各社もまだ複数車種の展開は計画していない。

 自動車ジャーナリストの清水和夫さんは「ディーゼル車はこれまで排ガス規制だけに対応してきたため、まだ二酸化炭素削減の技術向上が期待できる。テレビで高価な薄型が売れるように、燃費性能に優れたプレミアム(高付加価値)な車として売ると、効果がある」とみる。(小暮哲夫)

今頃注目するのかぁ、、、、やっぱ報道は遅いなぁ、、、先の芽をつけて報道しないと事後情報の日経と同じになっちゃうよ、朝日さん。がんばれー、朝日とってるんだけどなぁ。。。ぶつぶつ。。。

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