皆さんの中で 新しく作られた道路や車線拡張などの工事の際に 道路の法面に緑ちゅ~か青緑色の塗料散布しちょるとこ
または法面がペンキで塗られたような場所を見たことがあるか?
あれは何をしちょるんか? 何のためにしちょるんかご存じか?
あの作業工法を法面緑化工法という 解りやすくゆ~と 種子・肥料・ファイバー・結合剤をハイドロシーダー機と呼ばれる(ポンプ機)
を使って施工箇所に吹付ける工法 平場や勾配の緩い盛工法面等を緑化する際に用いる工法で 施工費が安価な上 短期間で広範囲の
緑化が可能なため広く施工されている工法 種子・高度化成肥料・木質繊維(ファイバー)・水・接合剤等をタンクに投入し攪拌し
均一に吹付ける 種子の配合は土壌・土質・風土・気候などを考慮し決定 用途は宅地造成やグラウンド等 開発計画等の空地の飛散防止
など
ただし植物の初期生育までの侵食防止効果が低く 雨などの影響により吹付資材が流されてしまう危険性がある また吹付資材・播種種子
の長期にわたる法面への保護が難しいため 施工時期は種子の発芽生育適期に限られるちゅ~デメリットもある
法面作っても保護されなければ 風雨などで法面が崩落するのが確実 かとゆ~でコンクリートなどで法面補強すれば 工期と
施行費用が嵩んでしまう
これから梅雨が本格的になり 多くの場所で線状降水帯の影響が出るかも知れん 自然相手に人の力は皆無に近いが 人命を
守るうえで 土木や治水に従事されて方々に期待したい