My life Slow life

中山間地の小さな棚田で、家族のために安心・安全なお米を無農薬・無化学肥料で栽培し、昔ながらの天日干しをして作っています。

米・食味分析鑑定コンクール 分析資料集が来たー!

2016-12-25 | 農作業
クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬が迫ってきました。

そして、この時期はコンクールの出品した結果が送付されてきます。



今年の結果は・・・



2検体出品して2検体とも食味値88点と良い点数だったんですが・・・
今年は、総合点が170点に届かず、168.4点でベストファーマーの認定資格を得ることが出来ませんでした。。。

表の左から、整粒値、水分、タンパク、アミロース、脂肪酸、玄米食味値、味度値、合計点となっています。
整粒値は、1等米の基準をクリアしています。
水分は、14.4%と若干低目、これが15%近くだと食味値の点数も上がります。
次のタンパク質、アミロース、脂肪酸の数値も良い点数です。
そして一番の課題、食味値 この食味値は玄米で測定しています。
白米で測定する場合もありますが、玄米と白米の食味値では白米の方が高めに出ます。
という事は、玄米食味値で高い数値が出ている方が美味しい米という事になります。
今回の食味値は、2検体とも88点と高得点が出ましたが、
去年の91点に比べると・・・若干低目・・・
それでも、食味値88点という点数は非常に高いレベルの点数なんですよ!
普通に売られているお米の食味値は70点前後です。
85点を超えるお米は、極上と言えるものなんです。

この2検体は、天日干し乾燥と機械乾燥の両方を出品してみました。
結果としては、天日干しも機械乾燥も数値上では、美味しさは変わらないという事になります。
でも、圃場が違うため参考数値になりますが・・・
販売しているお米は全て天日干しです!

そして味度値、これは精米して炊いたご飯を機械にかけ測定します。
この数値は、炊いたご飯の保水膜や艶を計っているらしいです。
今回は、この数値が余り良くありませんでした・・・
原因として考えられることは、コンクールに出品するにあたり
籾摺りして米袋に入れた玄米を、発送するまでの間、
約2週間位、室温20℃以上にもなる部屋に置き放しにしていたからかも・・・

それでも食味値88点と言う点は、貴重なほどの高得点です。
今年は惜しくもベストファーマーの資格を取りこぼしてしまいましたが、
今、自分が目指している米作りの方向性も間違っていないことが証明されました。

来年こそは、コンクールで表彰される美味しいお米を作れるよう頑張ります!



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