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田舎の押しボタン信号

2006-08-22 23:56:30 | つぶやき日記

田舎道を車で走っていると、押しボタン信号が黄色になり、私は赤信号でストップ。歩道には女性が一人。横断歩道を早々に渡っていく。その後、数分間、いや数秒間だろうか、私は周囲に人も建物も動物もない、見通しの良い交差点で無意味に信号が変わるのを待つ。そんな時、かならずこう思うのだ

 

「大人がこんな道でわざわざ押しボタン信号押すなんて。自分の判断で周りを見て、チャッチャと渡ったらええがな」。だって、誰がどう見ても安全な道を、押しボタン押してまってるんです。こんな人は、車が来ていなくてもボタンを押して、待って、渡るでしょう。そんな人に、「信号の指示がなきゃ、何もできんのかい!」って、突っ込みたくなる・・・。

 

 

しかし、   である。

 

 

これは、大人の理屈。自分で判断できる人はそうすればよいが、我々はそうでない人とも一緒に生活している。その典型が子供だ。子供に上記の理屈は通用しない。むしろ、子供には「車が来てようが、そうでなかろうが、信号を守るのは大事だ」と言わなければならならい。矛盾している・・・。

 

以前、大阪の「開かずの踏み切り」をこじ開けて踏み切りを渡った小学生が電車にはねられて死亡した。きちんと踏切降りているのに、それを無理やり入っていって事故にあった。ルール違反をした子供に最大の責任があるといわれても仕方ない。

しかし、亡くなった子供の友達のインタビューが忘れられない。

 

「だって、いっつも、みんなが踏み切りこじ開けて渡ってるで・・・」

 

それ以来、田舎道の押しボタン信号を見ると考える。全く押す必要のない状況で「だいの大人が」なんて思う反面、「どこで子供が見ているか分からない」と思う。彼らに、「だって、みんな信号なんか押さへんよ」って言われたら、今のところ私には弁解する術がない。「例外を作らない」重要性をこんなところにも感じる。

 

 

子供に説明できないことは多い。それを、「子供だから」、「大人はええの」とか、「大きくなったら分かるわい」なんて安易な言葉で流すのはできるだけ避けたいと思うのである。大人の理屈も、正直に子供に話して、一緒に考えることが重要なのかなあ。

 


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1 コメント

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ボタン (永江聡)
2011-02-13 10:52:18
小学生の時に非常ボタンいたずらした
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