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HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

近鉄・阪神直通運転

2009-07-06 22:30:14 | 鉄道関係


 今年の3月20日に開始した、近鉄と阪神の相互直通運転。遅ればせながら、昨日大阪へ行く用事があったので、久しぶりに近鉄今里駅で撮影してきました。







 阪神西大阪線の西九条駅と、近鉄なんば線の難波駅が結ばれたことによって実現した、近鉄と阪神との乗り入れ運転。前にも書いたように、奈良から見ると大阪より向こうにある、阪神沿線というのは馴染みが薄いのですが、それを一直線で結ぶことによって、ビジネスに観光に結びつけようとする狙いがあるそうです。
 昨日、撮影場所に選んだ今里駅は、布施駅と鶴橋駅の間にある駅で、奈良へ向かう「奈良線」と伊勢、名古屋へ向かう「大阪線」が並行して走る、近鉄では唯一の複々線区間の間にある駅です。よって、トップの画像のように、阪神電車が近鉄電車とすれ違ったり、並行して走るシーンも見られます。いつの間にやら、阪神電車も斬新なデザインになって、昔のようなどんくさいデザインの電車(失礼!)は、近鉄には乗り入れていないようです。





 近鉄電車は2枚↑の白色がベースの車両、阪神電車は↑のステンレス地にオレンジの帯が入った車両となっています。興味深いのは、両社の電車の車両の長さが違うので、例えば、6両編成の電車なら、阪神電車の方が短いのです。データイムならともかく、ラッシュ時に混乱が起きないのでしょうか?せっかく相互直通の計画が以前からあったのに、長さくらい統一しておいた方がいいのではと思います。



 阪神電車は新型ばかりの乗り入れですが、近鉄電車は従来型の乗り入れもあるようです。「普通・尼崎」の表示はなかなか新鮮です。









 この区間は、大阪線の特急が走っているので、かなりバラエティに富んでいます。4枚↑から、「アーバンライナーネクスト」、「アーバンライナー」、「伊勢志摩ライナー」、「ACE」。ちょっと前なら、近鉄特急と阪神電車が一緒の線路を走るのは想像もつかない話。将来は近鉄特急の阪神乗り入れの話や、さらにその先の山陽電車へ乗り入れて、姫路駅まで乗り入れる話があるそうです。





 従来型の特急も健在です。2枚↑は「ビスタカー」、↑は「サニーカー」。実はこうやってまとまって、鉄道写真を撮るのは久しぶりなので、シャッターを押す機会も増えました。「COOLPIX P5100」はコンパクトデジカメながら、シャッタースピード優先モードが付いているので、動いている電車を問題なく撮影できました。今回はすべて、500分の1秒のシャッタースピードで撮影。注文を付けるとしたら、白い車両では露出が飛んでしまうこと。途中から、露出補正をかけて撮影しましたが、いい結果が出ず、今後の課題となりました。





 複々線区間の醍醐味で、いろいろなところへ行く電車、いろいろなところから来た電車を眺めることができます。久しぶりに「鉄ちゃん気分」を満喫(?)してしまいました。



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