HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

信州ツーリング2014夏 PART3

2014-09-06 22:48:45 | バイクロングツーリング


 8月の終わり、急に涼しくなって冷房も入れなくて過ごせる日が続いたなぁと思ったのもつかの間、9月に入って暑さが戻ってきて、蒸し暑さが戻って来た今日この頃です。今年の信州、例年と比べたら蒸し暑いなぁと思ったけど、奈良盆地と比べたら雲泥の差。この日泊まった宿周辺の温度なんて、夜間20℃を下回り18℃だったとか。やっぱり避暑地として最適だなぁと思いました。

 8月14日(木)午後 ラガーマン憧れの地へ

 ルート:草津温泉⇒(R292・パノラマライン・浅間広域農道他)⇒嬬恋⇒(R144・R406他)⇒菅平
 走行距離:178km ペンションウッドラフ泊





 草津温泉で通り雨をやり過ごし、嬬恋方面へ向かう。ボクの中で最近の信州ツーリングでは定番となった「パノラマライン」を走る。雄大な白根山や浅間山は残念ながら霧で見えず。まぁ雨が降っていないだけよしとするか・・・





 お決まりのキャベツ畑をバックに撮影しながら、少しずつ先へ進む。



 「愛妻の丘」へ。ホンとならこの先に浅間山が見えるはずだけど、霧で見えず。停まる場所がこれとない「パノラマライン」でこの場所は、結構人が集まるんだけど、こんな天気だから、夫婦の姿も少なめ。まぁ出来れば、「愛妻の丘」なんていう名称は止めて、「出会いの丘」とか「孤独の丘」とかにしていただければ、気兼ねなく行けるんだけど・・・





 この辺りは、日本有数のキャベツ畑。残念ながらこの前の週襲った台風でキャベツ畑も被害があったと聞いた。見てる限りは大丈夫そうだったけど、この天候不順と雨の影響で、野菜の値段が盆休み辺りから高騰しているのは、ご存知の通り。

 

 まぁ雨は降られなかったけど、やっぱりスッキリしない天気、走っていてもイマイチ楽しくなく、「パノラマライン」北線と南線を全線走破した後は、万座鹿沢口駅へ。確かここの駅前のセブンイレブンからJRの電車が見れたはずと思って、それだけの理由で行ってみる。こんな単線のローカル線、駅に電車が停まってるか運次第だけど、行ってみたら運よく電車が停まっていた。
 こうやって都合のいい、にわか鉄ちゃんになって、特急「草津」号を撮影。左は8年前この地を初訪問の時に撮った写真、右はこの日撮った写真。電車が「踊り子」号の車輛から「スーパーひたち」の車輛へ変わっていた。関西人にとっては馴染みのない車輛で、遠いところに来たなぁと感じた8年前を思い出す。ちなみに「嬬恋村←」の看板の下が変わったのを気付いたかな?今や道の駅が発達して、観光案内所っていうのも少数派になってきた感がある。





 さてさて、本日の宿泊地は、菅平。ここは2回目の訪問だけど、前回は国道を走っただけで、中まで入っていない。今日のタイトルを見て「?」と思われた方もおられたと思うけど、ここはラガーマンにとっては試練の地になるのかな?いたるところで高校ラグビーの練習試合が行われていて、ジョギングをしている若者がいる。信州らしい景色だけど、若者がどの地域よりも多い。でも↑の写真のようにようやく雲の切れ目から太陽が出てきた。
 本日のペンションは、当初聞いていたようになかなか分かりずらい所にあり、何度も方向転換する羽目に・・・一応ナビは持って行ったけど、GTのハンドルに取り付けることは出来ないので、結局少し行ってはナビを見て戻りっていうのを繰り返す。一昔前ならナビなんて頼らずに''感''で行けてたのに、GSでナビに慣れてしまったら、その''感''が鈍っているのを実感。重量級のGTを操るのも慣れてきたかな(?)
 ようやくたどり着いたペンションは、冬はゲレンデでなるであろう急坂を上ったところにあって、そこに最後の難関が待っていた



 ↑は次の日の朝撮った写真だけど、見ての通り本日のペンション、ウッドラフさんはこんな急坂の途中にあって、駐車場も緩い上り坂、しかも入口段差ありオーナーさんは「バイクならここがいいよね」ってペンション前のスペースに停めさせてくれるのはありがたいけど、重量級のGTをここへ入れるのは至難中の技だった。とりあえず段差越えな感じでは絶対倒してしまうから、GTを坂の途中で方向転換し段差越えで行くことに・・・でも1度目は段差の手前で一旦停止したものだから、そこからアクセルふかして前へは進まず、一旦急坂を降りて方向転換し、また急坂を上りきって方向転換し、勢い付けて段差越えを挑戦。正直段差がうまく越えれるか自信はなかったけど、ポンポンと上がってくれて一安心。GSならこんな段差気にならないんだけどやっぱりオンロードの重量級バイクでこの操作は難しい。
 まぁ今日はバイク人生初の転倒は避けれてよかった。なんだかバイクの操作の話ばかりなってしまったけど、ウッドラフさんは森の中の隠れ家的な雰囲気がGOOD。荷物を部屋に運んで、ウェルカムコーヒーをいただきに木の温もりが感じられる食堂へ。運営されているオーナー様ご夫婦の印象も大変よく、話がはずんだ。そう、一人旅って気楽でいいけど、やっぱり寂しくて、この日みたいに雰囲気がいいペンションで話が弾んだらホッとしてしまう。
 色々話していると、この時期、この辺りは子供のラグビーを観戦に来る親の宿泊が多いそうで、実際この日もボク以外はすべてその目的の方々だった。「ラグビーなんて高校からする競技じゃないの?」って思ってたら大間違いで小学校からさせる親もいるらしい。ここ菅平は日本中のラグビー部が合宿に来るので、日頃ならありえない北海道と九州の学校の練習試合があったりして、朝から夕方まで見物らしい。へぇ~そんなことになってるとは知らなかった。
 おいしい夕食を食べながら、オーナーさんが本日は暖房を入れていると教えてくれた。ここ菅平は北海道を除くと日本で一番気温が下がるところだそうで、冬のマイナス10℃越えは当たり前。マイナス29℃(だったかな?)を記録したこともあるらしい。でもその分雪質は最高だとか。マイナス20℃越えって北海道しかないと思ってたけど、本州でそんな地域があったとは驚き昨日泊まった秋山郷の夜も冷えたので、長袖を着て寝たけど、ここはさらに冷えてベッドを見れば毛布がかかっていた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。