東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

バルセロナのゴヤ展

2012年06月04日 | 海外の展覧会

Goya. Luces y sombras
2012年3月16日~6月24日
Caixa Forum, Barcelona

 

 今年1月29日まで国立西洋美術館で開催されていたゴヤ展。
 舞台をスペイン・バルセロナに移していました。


 ネットで「着衣のマハ」はプラド美術館に不在、現在バルセロナに滞在中と知りました。もしやと調べてみると。


 Caixa Forumというところでゴヤ展が開催中であり、「着衣のマハ」が出品されている。
 そして、Caixa ForumのHP掲示の展覧会紹介動画とバーチャル・ツアーで出品作を確認すると、


 「着衣のマハ」のほか、「アルバ女公爵と“ラ・ベアタ”」、「魔女たちの飛翔」、「死せる鳥」、「ガスパール・メルチョール・デ・ホベリャーノスの肖像」、「スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像」、「マリア・ホセファ内親王」「レオカディア・ソリーリャ(?)」、そして晩年の「自画像」等、まさしく国立西洋美術館で見た油彩画が勢揃い。懐かしい(?)。


 気になるのが、国立西洋美術館では見なかった油彩画(肖像画)1点が動画に登場していたこと。
 バーチャル・ツアーで確認すると、1番最初の部屋(バーチャル・ツアーの部屋図では、展示室というよりも前室として扱われているように見える部屋)に飾ってあります。
 この絵のあとに、ゴヤ展(Goya Llums i ombres)の表示があって、それからゴヤの作品が始まるという感じ。とすれば、ゴヤの作品ではないのかなあ?

 →と思っていたら、後日、ゴヤの1795年頃の自画像であることがわかりました。これも見たかったなあ。

 

 会期末まで残りわずか。どうやら入場無料のようです。



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