投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

航空テクノロジーの戦い

海軍航空廠技術者とその周りの人々の物語。

碇 義明 「航空テクノロジーの戦い」 光人社NF文庫

著者は1925年、鹿児島生まれ。東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所をへて、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空ジャーナリスト協会会員。横浜ペンクラブ会員。自動車技術会会員。

航空テクノロジーの戦い―「海軍空技廠」技術者とその周辺の人々の物語

光人社

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NHKのプロジェクトXに出てきそうな話なのだが、例えば新幹線を作った技術は何か?とか電子メーカーの技術の元は何か?とか、そういうものを調べあげていくと戦前戦中の軍事技術にたどりつくことが多い。

戦後の日本を支えた技術・素材の全ては戦前・戦中にあったという話が書かれている。

「幻の新鋭機」の時も思ったのだが、日本は発想では欧米に決して引けをとっていなかったと思う。真似だけが得意だった、とは決して思わない。ただいかんせんそれを実現する資金力が無かった。




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