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2006年6月30日第一刷発行 2006年8月10日第六刷発行
著者は1970年岡山生まれ。慶応大学大学院卒。歴史家、文筆家、茨城大学助教授。2003年ベストセラーとなった「武士の家計簿」で新潮ドキュメント賞を受賞。近世大名家臣団の社会構造(東大出版会)で史学博士。
文章を読んでいると随分年配の人のように感じる。まるで旧学制下で学んだ人のように思ってしまう。そう意識して書いているようだ。無意識かもしれないが・・・。実際は1970年生まれで40歳前なのだ。
この本の元ネタは土芥寇讎記(どかいこうしゅうき)。元禄期に書かれた本。諸大名の内情を幕府高官がまとめたもの。元禄三(1690)年頃。大名343人の人物評価。現存するのは東大史料編纂所所蔵。
この本に登場してくる大名は下記。
徳川光圀、浅野内匠頭、池田綱政、前田利家、前田利常(小説トリッパー03年-05年)
内藤家長(明大記念講演05年10月15日)
本多作左衛門(小説現代05年8月号)
(2009年8月 西図書館)