投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

健康・保健にたずさわる人たちに失礼じゃないか?

軍事アナリストの神浦元彰さん。

http://www.kamiura.com/index.html

彼は軍事アナリストなんだけど今年の始め頃に、テロの撲滅には「社会の貧困や差別や搾取」を無くす必要があると言うことに目覚めた。ホームページからはそう見える。20040229の英語版「自爆テロと戦うという意味」を読むとそうなる。(日本語訳付き)

その流れでイラクで人質になった「高遠某」をとても高く評価している。

今回、イラクで香田青年がテロ組織に人質になった件、イラクで日本人の人間の盾を主導した反米主義のイスラム教徒「ジャミーラ高橋」が薬事法違反で逮捕された件にからめて、再度、高遠某を高く評価すると言っているのだが・・・。

高遠某が何故評価に値するかと言うと、彼女のマザー・テレサ的な困窮者、特に子供たちへの献身的な態度からきていると思うのだが、だからと言って高遠某をその代表者のように扱うのはどうかと思う。

もともとこの分野、健康・保健の改善から貧困・テロ・戦争を無くそうという動きは、医者・看護師が長く広く行ってきた事ではないか。その事実や実績を差し置いて何で高遠某をその代表者のように言うかな。

私はこの分野にたずさわる者ではないけど、なんかおかしいだろう。
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