誰がために身体をいとう

【ガバナンス】
という雑誌がございます。
今日この雑誌を読んでいるときに「面白い！」と思ったことを皆様にも御紹介いたします。

それは，東京都の幹部だった方が連載なさっているコラムでございまして，毎回御自分の体験談を交えながら，公務員の心構えなどについて楽しい内容でお書きになっておられるのですが，今回は『健康』についてでございました。

御自分がお若い頃，ある議員が演説しているのをお聞きになったそうです。

「私が食べるのも寝るのも全て，お国のためです」
という内容だったが，そのときは
「食べるのも寝るのも自分のためじゃないのか？」
と思われたそうです。
でも，後年考えてみると・・・
体調管理に気を配らなければ，議員として国民のために働けず，ひいては国の役に立たない。
そう考えると，よく食べよく寝ることで健康を保つのは「お国のため」だというのも頷ける。
というようなことで，その後，御自分の諸先輩方が御病気になられ，どのように変わっていったかの体験談を続けていらっしゃいました。

さて！

別に職種に限ったことではなく，どのような労働であっても結局は身体が資本でございますね。

私共公務員もまた，健康であってこそ国民・住民の役に立ちます。
健康でないことは，分限処分の理由ともなり得る重大なことです。つまり，病身の職員を抱えていると公務の適正な能率を確保できないことにつながるのですね。

もちろん，それ程まで巨視的に考えないまでも，家族のために健康を保つのは重要な家族サービスでしょうし。

皆様の身体は皆様だけのものではございませんよ♪





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