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フィリピン人アマ、赤ちゃんに大火傷を負わせる

1999-03-20 22:22:47 | ゾンちゃんの朝ヤム
キャッキャッ(喜んでる)

エヘ。今日はね。早起きして(でも8時)新聞買いに行ったら、買えたの、太陽報(THE SUN)。ラマでも。エヘエヘ。そんな事が嬉しい不憫なゾンちゃんであった、ヨシヨシ。

創刊3日目にして、初拝見。お、なかなかいいじゃん、2ドルだし、ちょっと薄目だから、あんまり期待してなかったんだけど、ニュースもちゃんとカバーしとるし、他の欄も充実してるよ。ふーむ、ちゃんとネタ用意してから勝負賭けてきたな、誰かを思い出すぞ。このまま続けばいいんだが(でも無理だろう)

今日はもう、初めて上司に若いネエちゃんがいる店に連れてって貰って、突然のウハウハ状態に舞い上がっちまったサエない独身サラリーマンのごとく、見境なく新聞買いまくっちゃいました。計6紙。それでも、前に5紙買ってた時より1ドル安くて、全部で26ドル。東方も、王座のプライドかなぐり捨てて、今日から1ドル値下げで3ドル。これで蘋果と並びましたが。それにしても最近アチコチで、いろんな物をかなぐり捨てる人続出で、ホホ、楽しいのう(独り言)

オッいかんいかん、スッチー井出尾くんと長々と飲茶をしておったら、せっかく熱心に読んでおいたニュース、全て忘れてしまった。太陽報は総力特集で後でまた別に出す事にして、とりあえずいつも通りの今朝のヘッドラインです:

***フィリピン人アマ、赤ちゃんに大火傷を負わせる***
(蘋果)(太陽報)

こりゃまた、マズいですな。それでなくてもアマ(大体「家政婦さん」と同義。でも市原悦子とか七瀬とかとは、チョト違う)の最低賃金値下げをめぐって、雇う側の香港人と、雇われる側とで軋轢が起きておるというのに。

ところで、香港のアマ事情?をご存知ない方のために、少し説明。うちビンボーで雇ってないから、あんまり自信ないけど。

香港のアマさんで圧倒的に多いのはフィリピン人女性。インドネシア、タイなど東南アジア各国、ネパール、中国本土などもおりますが、アマと言えばフィリピン人を想像する人がほとんどでしょう。ホントはそういう事ではイカンのですが。ちょっと前にも、イギリスのえーとどこだっけかな、ま、由緒ある英語の辞書に「フィリピン女性と言えば家政婦」みたいな感じの説明が載った事に対し、フィリピン政府が厳重に抗議した事件がありましたが。

しかし、数が多いだけあって、人気もあるのです。何しろメンドー見はいいし、綺麗好きだし、明るいし、料理もうまいし、英語習得率もきわめて高し。ハッキリ言って、「オメー何言ってっかわかんねんだよオラ」的英語を自信を持って操る香港人より、ナンボかうまいかもしんねえよっと。

あ、英語と言えば、アジア人でダントツに発音きれいなのは、何つっても例のイデオ君が気にしとる、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国民民主連盟(National League for Democracy)書記長だよな、しかしどんどん話が脱線して行くので、いい加減もとのニュースに戻りますと、えと。

昨日、高級住宅街ミッドレベルの活倫台にお住まいの鄭さん宅で、生後10ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れようとしたフィリピン籍アマA子さん(25)、実は正規のエージェントを通さず雇われており、不慣れだったためか、いきなり熱湯をブッかけてしまいました。赤ちゃんは全身の45%に火傷を負い重傷。ウヒャー、やべえよそれ、またウルセエ香港人らに、よってたかってフィリピン人見境なく攻撃されんじゃねえの。それでなくても、元々安い賃金を「不景気なんだから下げろ下げろ」と大騒ぎした人たちスから。

しかし香港というところは、主婦だろうが、子供がいようが、女も働け働け~い、という、ある意味で厳しいところ。仕事したい人にとってはいいでしょうが。

ハッキリ言って、専業主婦の地位など、ございません。安いお金でいっくらでもアマさん、雇えるしな。香港人の娘らが「日本の女の人って、結婚したら働かなくて済むんでしょ、いいわねえ~」とタメ息つくのも、成る程。ま、日本ではそうもイカンでしょうが、「働きたくても働けないのよ!」なんて鼻息荒くしてもきっと「ハァ~? 何寝言いってんの?」なあんて言われるだけでしょうな。ふむ。

***(今度は)スシが危ない!***
(東方)

またもう、豚肉が危ないだの、魚が危ないだの、年中何かしら危ないですな、この辺。その前に衛生観念教育をしたらどうか。

今回ヤリ玉に上がったのは、持ち帰り用「3ヶ10ドル」寿司さん。これを調べてみたところ、えーと中文表記のみしかわからんのですが、「金黄色葡萄球菌」「霍亂狐菌」「大腸棹菌」など、食中毒をひき起こすバイキン君がドバドバ検出されたとか。そりゃ、いるよ、なま魚だもん。あたしゃあ根っからの刺身好きだからなー、完全ナマのサバだって、食った事あるぞう。いっやあ、ウマかったの、なんのって。

じゃなくて。まあ今回問題となったのは、チェーン店などで、作ってから各小売店に配送する際、温度管理がズサンで、運ばれてからその辺にしばらくホッタらかされてる店があり危険、と、いかにも香港的な出来事。そうそう、マ如何に「アタシは常々アルコール消毒してっから食中毒にはつええんだよ」と豪語する人も、一応ナマ物ですから、ご注意。普通、日本人のサカナ好きなら、ニオイ嗅ぐとか、ちょっと味見するとかすれば、気が付く筈なんだけどよ。

ところでちょっとハナシそれますが、香港では食中毒の原因として再びモツ販売禁止になりそうな豚、現在マレーシアではなんと「日本脳炎を媒介する」として大騒ぎになっております。え?豚で日本脳炎?アタシャ小さい頃「蚊」って聞いたけど、また別の? でもオバサン、年くってるだけあって子供の頃、予防注射したけど。今の子供はやらんらしいな、アレ。

***港大改革収生重全才***
(明報)

香港大学の入学試験を改正するとかいうハナシ。あ、これ、小川まーちゃん先生に任せて、あたしゃサッサと次行こっと。へへ。だって明報、難しいんだもん。

***みなさん、今年マカオ返還よ、忘れないでね***
(HKS)(SCMP)

なんて書いてるわけねえじゃん、ハハハ。私がまた勝手なタイトル付けただけだよん。

で、その「どーも印象薄いんだよなー」のマカオ返還に先立ち、中国の銭其シン(錢其[王+深のつくり] Qian Qichen)副首相(副総理 Vice-Premier)と、ポルトガルのホルヘ・サンパイオ(Jorge Sampaio)大統領がマカオで会談。お、昨日はマカオ・カルチュラル・センター(澳門文化中心 Macau Cultural Center / Centro Cultural de Macau)もオープンしましたな。両首脳が出席し、盛大に(多分)開会セレモニーが催されました。

ひょっとして御当人までヤル気のないのかどうかは知りませんが、わざわざ北京からお越しの銭副首相も「あーマカオ、ドンパチやってまっけど、ま、大丈夫でしょ、治安は」なんて、あんまり根拠のない楽観的な発言。ただし、前々から懸念されていた人民解放軍については、返還「以前」に先行部隊を駐留させる事を決定。ほほう、マカオでは誰も反対しなかったんでしょうか。

それはそうと、返還って、12月何日だっけ? 確か、20日だかなんだか、中途半端な日じゃなかったっけ? あれーと思って今新聞見たけど、書いてねえや、実は誰も知らなかったりしてハハハ。それにしても、なんでそんな日なんだっけ。ひょっとして「2000年問題(千年蟲 Y2K: Year Two thousand / millenium bug)対策のため?....じゃねえか、考え過ぎか、そりゃ。

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