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北快道旅[1日目]

銀色週間初日。9:55の飛行機で、いざ札幌へ。


青空の下に街並みが広がる。


おそらく、あの山は岩手山かな?


青森上空。下北半島、津軽半島が見えてきた。

11時過ぎに新千歳空港に降り立ち、電車で札幌市内へ向かう。
陽射しは暖かいけれども、風が冷たくてジャージを羽織って、
とりあえず今夜の宿泊先のYHに向かって駅を出た。

地図をぐるぐると回して方向を確かめている相方を見て、
「こっちでいいんじゃない?」と自遊人の僕は先頭を歩いていく。
駅を出た時にパラつき始めていた雨が少しずつ強まってきて、
バッグの中から折りたたみの傘を出して歩いていく。

10分程で宿泊先に到着。チェックインを済ませて、
荷物を預かって欲しい旨を伝えると、既に部屋に入れるらしい。
簡単な説明を受け、部屋で荷物の中からショルダーバッグを出し、
その中にカメラ類を入れて、出掛ける準備完了~!
時計を見ると既に13時を回っていた。昼食♪サッポロ・ラー♪

相方が事前に調べていた旨いラー店というのが、
幸運なことに宿泊場所の目の前だった。
早速、目の前のラー店に直行!札幌だものミソラーでしょう。
表に出ると先ほどまでの雨は止んでいた。ラッキー♪


歯応えのある麵、とろとろのチャーシュー、深みのあるスープ・・・
やっぱ「普通に旨い」感じ。胃袋も心も満足ッス♪
いつも通りに大盛りを食べ、ほとんど汁も飲み干しました。

さて、腹ごしらえが終わって、再び地図をぐるぐるする相方。
同じように地図をチラッと見て先頭を歩いていくワタクシ。


道庁がチラリ。建物を背にして進んでいくと、
今日のメイン目的場所、北海道大学の植物園が見えてきた。


のどかな敷地内をテクトコ歩いていくと、それらしき建物が・・・


ヒグマや野生動物の剥製が並んでいる奥に「あっ!いたっ!」
南極物語で有名なタロ・ジロのタロの剥製です。
犬好き相方は昔から、ここに来たいと願っておりました。
ちなみにジロは上野の国立科学博物館におります。


わぁ~と眺めても、数分がいいとこ。相方は満足顔。
「あとは・・・今日は自由行動っていうか市内散策です」
目的達成顔の相方を引き連れて園内をのんびり散歩。


せっかく入場料払ってるので、敷地内を味わいましょう。
簡単なコースを回ってから、温室のある方へ行ってみました。


いろんな花木があって、それなりに楽しいです。


エビなんとかという花らしい。エビに見えなくもない。


植物園を後にして、さてどうしましょう?
北海道は車道も歩道も広くて、人のゴミゴミ感はありません。
ただ、ハトのフンなのかカラスのフンなのか、
所によっては白いブツが道路に目立ちました。

当てもなく、適当に駅方面に向かって歩いていきます。


しばらく歩いて行くと、記念写真の人だかりが見えました。
「ああ~これが時計台かぁ・・・」


時刻は・・・15時過ぎか(時計・台だからね時刻確認)
適当に街をぶらぶらし、適当な店に入ったりしましたが、
特に何かが欲しいわけでもなく、何かに興味を持つわけでもなく、
ぶらぶらと歩き回り、どこかのデパ地下に行って、
人気店のパッケージを眺めて時間を過ごしました。


時刻は17時前。肌寒さが増した感じ。


不思議なカタチのポスト。

宿は素泊まりなので、適当な店で夕食してから帰るつもりで、
ぶらぶらと本屋や電化製品店に寄って戻るのですが、
デパ地下で、ついついシュークリームを買って食べたので、
まるでお腹が空いていない感じ。
宿泊先に到着してしまい、近場で夕食の店を探して歩くものの、
目に入ってくるのは居酒屋ばかり・・・酒はなぁ・・・。

結局、ぶらぶらしてても疲れるだけだし、
あまりお腹も空いていない事もあって、
コンビニで軽食を買い込んでYHに戻りました。

18時過ぎ、相方は早々に風呂に入りに行き、
僕はのんびり寛いでいました。
後で思えば、この時に風呂に入るべきだった・・・。

この日、YHには大勢の部活学生たちが宿泊していました。
玄関入ってすぐの場所には歓迎!○○校○○部の文字ズラリ。
そこで気付くべきだったのです。

相方が風呂から戻り、じゃあ僕も!と風呂場に行くと、
脱衣場のカゴは若者達の衣服で埋まっていました。
じゃあ、もう少し後で来てみよう・・・

そこから風呂時間終了の22時まで、何度風呂場に行った事やら・・・
何度行っても、カゴが衣服で埋まっていて、
ガラス戸の向こうから若者の声・・・
21時ぐらいからは小学生と、その親?たちが、
風呂場のベンチにズラリ座って入浴待ち状態・・・。

結局、僕は部屋の中で簡単にタオルで身体を拭き、
早々に眠りについた相方の横で、身体を丸めて着替えました。


明日は7時出発!とにかく明日に期待して寝床に付きました。
廊下の向こうでは若者たちの賑やかな声・・・
僕も昔はアッチ側にいたんだよなぁ~と思いながら夢の中へ・・・

(北快道旅[2日目]へつづく)
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西海岸旅(稲)

千畳敷を後にし、海岸沿いを北上し戻ります。


車を止めれば、すぐ向こうに美しい海岸が広がります。


道の駅ならぬ海の駅。
中に舞の海の記念館みたいなのがありました。

一日って長いんだなぁ~と思うのは、
やっぱり旅をしていろんな光景を胸に刻んだ時です。
この時点でわさおに会ったのは数日前のような気分でした。
楽しい時間はすぐに過去のものになり、
辛い時間だけが現在に取り巻くような気がするのは僕だけ?

真っ直ぐ家に帰るのではなく、寄り道すると気付いたのは、
いつの間にか眠りについていて目を開けた瞬間でした。
城の形をした建物が目に入り、今年も来たかと思いました。


その建物の上から見た別の方角の景色。
西とは違って、こちらは中央よりの土地。
やっぱりどんより雲が覆っています。


僕と相方は3年連続。親は4年連続。
ほんの数分の光景ですが、素晴らしいと思います。

道は朝と違って、帰り道はやや渋滞。
渋滞と言っても、こちらのとは訳が違いますけどね。
流れのある渋滞です。

朝10時頃に出発し、夕方4時過ぎに帰宅しました。
さながら13日の一部終了といったところでしょうか・・・
このあと6時から親戚の集まりがあります。

第一部の6時間はあっという間ですが、
第二部の6時間は長そうだなぁ~。


いつもの会話が始まり、缶ビールが並び、
オードブル関係が広がります。
昔は全て手料理でしたが、いつからか、
寿司とオードブルに変わってしまいました。
酒飲みには良いつまみですが、飲まない人にとっては、
脂っこいオードブルは胃もたれに繋がります。

毎年、胃腸薬持参の相方は今年も、
胃もたれ&食い過ぎ(周りに勧められる)で、
鯉のように口をパクパク苦しそうでした。

僕の方は、飲み屋を経営している叔父さんが
持ってきた麦焼酎が合ったのか、
(ふだん酒は飲みません。焼酎は飲んだこともほとんどない)
ロックで飲み、水割りに変えて飲み・・・と、
何故か普通に飲めてしまったのが不思議でした。

いつもは酒を飲むと胸が苦しくなったり、
息がしづらくなったりするのですが、
この時飲んだ「佐藤」という焼酎は、
酔った感もないままに美味しく飲んでいました。
相性みたいなのがあるのでしょうか?

今回の飲み会は、苦しくならなかったので良かったけど、
相方が胃を抑えて苦しそうにしているので、
当初、予定していた山登りは最終日に変更して、
明日はのんびりすることにしました。

長い一日・おわり
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西海岸旅(岩)

ここまで来たならあと少し行ってみよう。


何度か写真では見たことがあるけど、
訪れたのは初めてでした。地元の千畳敷海岸。
ああ~端っこにいるんだよなぁ~と、
頭の中に地図を浮かべて矢印を立ててしまいます。


駐車場のある場所が何個かありますが、
そういう場所じゃない所の景色も良かったです。


ちっぽけな自分が撮られてたの図


こうやって撮ると、どこまでも岩盤が続いて見えます。


さらに端っこに向かって歩いていきます。
波がドバッと襲ってきて、バックステップちょんちょん。


これ以上は普通のシューズでは無理があります。
びしょ濡れ覚悟なら行けるのですが。。。


遠くで僕を呼んでいるので近づいてみると、
母親が水をすくったように手を合わせていて、
その中に小さな魚が泳いでいました。
親と子供の関係は、いつの間に逆転したのでしょう。
まるで子供が親に成果を見せているような表情でした。


いろんな表情があって飽きない場所です。
親がまた遠くで手招きしているので行ってみると、
海岸沿いの店で昼飯にするのだとか・・・。


店内に有名人の写真がたくさん飾られてありました。
その中にワルな出で立ちのダーリンがいました。
ワルぶってるなぁ~若いなぁ~。


ウニ丼(はたはたのお吸い物付)


岩のりラー

父は一口食べて「めぇ~!(美味い)」と言いましたが、
僕も相方も母親も「・・・」
正直な感想は「全部しょっぱい」(お吸い物もしょっぱい)
ウニ丼は時価となっていましたが一杯2,300円でした。
高っけ~!?そして味はふっつぅ~!

口の中に塩気がずっと残って、
去年、古川で食べたラーぶりに凹みました。
地元ラーに誇りを抱いていたのに・・・観光地だもんなぁ・・・。
ラーマニアとして箸を置こうかと思うぐらいに、
ちょっとなぁ~逆の意味で衝撃的だったなぁ・・・。


こちらに来るときも見えていましたが、
帰り道、再び海岸に目を向けると、
異常な様子が残っていました。
写真だと分かりづらいのですが、
大雨続きで濁流になった川の水が河口に流れ、
泥色が海に広がっているのです。

遠く向こうは海の色、近くは泥色。
その境部分は黄色っぽいラインに見えました。
望遠レンズもないし、車を止めて撮っていないし、
惜しいなぁ~と過ぎ去ってからこみ上げてきました。

西海岸旅(稲)につづく
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西海岸旅(木)

イカ焼き店を後にして向かうのは・・・


16km先の日本一の大イチョウ。


どど~ん!と言ってもイマイチ伝わりません。


ちゃんとイチョウの葉っぱですよ。
ものすごく大きいのです。じゃあ分かりやすい図を・・・


これなら分かりやすいでしょう。
高校生ぐらいの若者が熱心に写真を撮っていました。
どうでしょう?大きさのイメージ掴めました?


垂乳根も物凄いです。鍾乳洞的な感じもします。


どれだけの年月が経っているのか想像もつきません。


毎年、どこかに出掛ける時にキッカケになるものがあって、
過去に大間や竜飛、奥入瀬などに行っていますが、
前日の夜に、その場所を芸能人が訪れた番組を見せられます。
今回も多分に漏れず、録画した番組を見せられました。
バイクでこちらを走る旅でして、
この巨木や、この後行く海岸が出ていました。

毎年、毎年、こういう番組が放送されているということは、
やっぱり、この地には旅心をトキメかせる何かがあるのでしょうね。

西海岸旅(岩)につづく
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西海岸旅(犬)

昨夜は物凄い雨が降っていた。
嘘のようなホントの話、毎回初日は雨が降るのです。
そして必ず快晴日が1日訪れるのです。


今朝も雨が降っていたけれど、出掛ける頃には雨が上がった。
10時頃、分厚い雲の下、西海岸を目指して出発。


思いの外、道路は渋滞しておらず軽快に走るものの、
やっぱり視線の先は分厚く覆った雲に向いてしまう。


1時間ほど走ると、厚い雲に切れ間が見えるようになった。
そうなんだ、その向こうには青空があるんだよ。
なんとなく西に向かうにつれ青の比率が増えている気がする。


さらに30分ほど走って、道の駅で休憩。
酒やお菓子にわさおのシールが貼られて、
簡易グッズ的な商品がずらり。
単純すぎるけど、買う人いるんだろうなぁ・・・。

母親が店内を物色している間、
僕と相方は表でのんびり。すると建物の壁に
「ちくわパン→パン工房」の文字を発見!
北海道で人気らしいパンがこんなところにも・・・?


ちくわパンの他に、こんなパンも・・・
パンまで、あの犬になっているのかぁ~。

道の駅を後にし、30分ほど走ると突然の渋滞。
原因のひとつが・・・あの店なのだろう。


車がずっと連なっているので、50mほど離れた場所で車を降り、
僕と相方だけで店に歩いていきました。
香ばしいイカの香りがしています。


あっ!いたっ!・・・でも眠そうだな。


すぐ後ろは日本海。


おばさんの隣りにはTV局の取材陣3名。
おばさんも少し疲れてるような感じもします。


イカ焼きを買って、もう一度見てから帰ろうと思ったら、
店の方で動きがありました。おばさんが歩いてきました。
むくっと反応するわさお。


「散歩に行きますので~」とわさおを連れ、
柵の前に座らせて「どうぞ写真撮ってください」
一斉に人が群がります。僕は後ろで躊躇してました。


「じゃあ散歩に行きますので、そこを空けてください」
わさおはぴょんと荷台に飛び乗り、わくわく顔?


この後に訪れた人は、わさおもおばさんも居なくて、
残念だったでしょうねぇ。
トラックの向かった場所へ取材の方々が歩いていきました。


こういう具合に人気が出てしまうのも、
良いのか悪いのか、いろいろ考えてしまいますが、
生わさおに会えて、とても嬉しかったです。


車で待機していた親と合流し、車内でイカ焼きをパクリ。
「ングッ、ゴホッ、ガッゴボッ、ゲフッ!ゴフッ!」
飲み込んだイカの皮が、ちゃんと切れていなくて、
イカが喉の奥で宙ぶらりん。
慌てて口の中に指を突っ込んで皮を引っ張って取り出しました。

手品の口から国旗をだすような感じで、
イカの塊が紐状になった皮にぶら下がって出てきました。
イカを食べる時は要注意です。みなさんもお気をつけて!

西海岸旅(木)につづく
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帰省そして計画

午前中はのんびり過ごし、14時頃の新幹線で田舎へ。


なんとなく夏期休暇という実感がない。
旅に出る時には少なくとも心の内側が浮かれているけど、
最近の空模様と同じように気持ちも曇っている感じだ。


構内の書店で雑誌を衝動買い。
カメラ・アウトドア・駅弁などが載っていて、
こんな雑誌があったんだぁ~と時間が過ぎていく。

鈍行列車旅の経験値も上がっているせいか、
長い電車時間は、案外早く感じられた。
駅に迎えに来てもらっている親の車で実家へ。
「今回はラーメン食いに行くって言わねんだが?」
いつも帰ってくるなりラー店へ行っているので、
今回もそうなんだろうと親は昼から飯を食べていないらしい。

僕らは八戸で駅弁を一つ買って半分コして食べていたので、
そんなに腹が減っていないのだが・・・
「昼メシも食べてねぇ~の?じゃあいいよラーメン屋行って!」


地元に戻ってそうそうにラー(笑)
相方が前に食べて絶賛していた復刻塩ラー大盛りを注文。
塩ラーというよりは昔ラーという感じ。美味いです。
母親は毎回同じの辛味噌ラー(真っ赤っかなラー)
あの歳で辛いのを注文するよなぁ~と毎度ながら感心します。

その後、近くのスーパーに寄ってもらって、
これも毎度ながらの制作関連商品を購入。
Designが変わっていて、相方の文字だけが生きている商品は、
複雑な気持ちで購入。"文字だけ"は良いってことだな・・・

実家に戻って話をしていると父が突然、
「おめぇだぢ、ワサオって知ってらが?」と言ってきた。
相方は毎日のように彼(犬)のブログをチェックしている。
口癖のように名前を喋っていたりもする。
「ん!?知ってるよ」
「んだが、おらだちは知らなかったけど、こないだ見て来たんだ」

母親の姉夫婦と僕の両親は物凄く仲が良くて、
旅好きな伯母さん夫婦に誘われて県内をあっちこっち行っている。
伯母さんの友人が数人北海道から遊びに来て、
不老不死温泉に行くのに同行したらしい。
その時に北海道の友人さんが「ワサオ、ワサオ」と、
同じ方面だというのを調べて来ていたらしく、
寄ってと言われて見に行ったのだと云う。

父親が奥の部屋から写真を持ってきて、
いろいろ喋ってくれるのだが、それらの情報は、
すでに相方から全部教えてもらっていた内容だった。

相方がワサオに会いたがっていると知ると、
「明日、あっちさ行ってみるが?」と父。
「あっちまで行って、夜の飲み会に間に合うが?」と僕。
「往復4時間半あれば行って帰ってこれるから大丈夫だ」
相方は一気にテンションが挙がって楽しそう。

親戚の飲み日で潰れてしまう一日だから、
だらだらと家で過ごすよりは、
思い出が残る場所に行くのは僕も大賛成。

夜、弟と近くの店をドライブした時に、
本屋でコレを見つけて相方へのお土産に購入。


寝る寸前まで相方はコレをずっと眺めていたのは言うまでもない。
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温身旅(下)

温身旅(上)つづき

透き通った水、青緑色の水面、水底の石・・・
腹ごしらえを済ませて、別の散策コースへ出発。



花や木の実などを見ながら歩くだけでも楽しいし、
新緑、古木、葉っぱなどを眺めて歩くのも心地よい。



今回はカラダリフレツシュ的な森林ウォーク。
急がずのんびりカメラを度々構えながら歩きます。


平坦な道、とっても歩きやすいです。


疲れるのを忘れるような森林です。


飯豊山登山口に入る手前の砂防ダムで僕らは終点。
このダムの横を抜けて行くと雪渓に続くようですが、
ダムの上から景色を眺めるだけで満足。


ここも水が青緑色。素敵な空間です。
ギンヤンマが素早く飛びまわり、
黒と水色の大きな蝶が優雅にひらひら飛んでいました。
「ようしっ!あの蝶、あそこに留まってる。
こっそり近づいて・・・ん?あれ?何も見えない?
なんだかなぁ~故障したかも・・・」と相方の元に。

蝶は再びひらひらと頭上を飛び交っています。
ベンチに腰掛け、プハ~ッと一服すると・・・
「ああっ!レンズにキャップしたままだった!」
超・スペシャル・初歩的ミステイクに、
誰もいないのに恥ずかしくて頭を掻くワタクシ・・・

「えっ?何かしたの?」
「ううん、何でもない大丈夫だった。」


アニメの世界なら、ここから戦闘機が・・・


ダムの上、そして来た道を戻る。



虫もたくさん。林の中を歩きながら、あの甲虫を探しましたが、
まったく見つけられませんでした。いないもんです。



右上)ブレちゃったけどカミキリムシは発見!


バス時間まで余裕があるので、別の散策路も少し歩いたり・・・


随分とモクモクに覆われて煙たそうな飯豊連峰。


バス停のある山荘まで戻っていると、
散策客やら登山者らが僕らを追い抜いていきました。
お気軽散策者は軽装。登山者は重装備。
僕らはお気軽散策なのにザック背負ってビミョウな装備。


帰りのバスは4時ちょい前。
家に着くのは・・・10時過ぎ?

汗だくのシャツを脱ぎ、タオルで汗を拭いて、
新しいTシャツに着替えてバスを待ちました。


帰りは小国駅から青春18きっぷ。
待ち時間を含めた移動時間・・・約12時間。
散策を楽しんだ時間・・・・・・約4時間。
これがマイカー移動だったら、おそらく往復4時間ちょい。
いやはや恐るべし・・・。しかし、エコかぁ~?利用よりは、
公共の乗り物を利用した方がエコか?なのですね。

そういえば、いつも旅の最後あたりに出てくる
あの写真・・・ラー!そうだよラーはどうしたん?

小国駅で1時間ほど時間があったので、
駅まわりのラー店で・・・というつもりでした。
バスに揺られ駅に着いたのは4時半頃。
目の前にラー店が・・・と向かいましたが、
のれんが店の中。扉は開いてるけど店内は真っ暗。

気を取り直して別のラー店へ・・・「準備中」
その反対側のラー店へ・・・「只今準備中」
オーマイガッ!そして、しょんぼり・・・。
仕方なくスーパーでパンを買って駅でパクパク。

僕らにしては貴重な未ラーの旅になりました。

しっかし片道6時間は長いなぁ・・・。
本読んで、寝て、乗り換えして、本読んで、寝て、
気がつけば外は真っ暗雨模様・・・。

夏だもの、ココロの奥まで温身たいら~。

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温身旅(上)

家を6時に出発、途中コンビニでおにぎりと水を買い、
駅前の山形行きの高速バス乗り場へ向かう。
6時40分が始発。1時間ちょい揺られ山形市内へ。
そこから新潟行きのバスに乗り換え米沢より北西の小国町へ。



バス停から小国駅まで、ぶらりと歩く。
人通りは少ないけれど、遠くに連なる山が美しい。
少し歩くと駅が見えてきた。改札前には熊の剥製が置かれていた。
ここから飯豊山方面行きのバスに乗る。時刻は10時20分頃。

車窓からの景色が素晴らしいのだが、
窓が全体的に霞んだように汚れていて、
カメラを構える気にはならなかった。
ぐわんぐわんと揺れながら寝て過ごした。

終点の飯豊山荘でバスを降りる。時刻は11時半頃。
起床してから6時間半後、ようやく目的地に辿り着いた。
待ち時間などがあるので、どうしても時間をくってしまう。

準備運動をして首にタオルを巻き、
カメラを抱えて車道を歩いていく。
今日は森林を歩くのが目的。
事前情報によると、ほぼ平坦な道らしい。


5分ほど歩くと車止めになっていて、
遊歩道の入り口看板があった。
ようし!と気持ちがふわりと浮かんだ瞬間、
ポツポツと肩口に雨粒が落ちてきた。
しばらく立ち尽くしたが、雨足が強まったので、
急いでレインウエアに着替えた。


カメラを濡らさないようにジャケット内に入れ、
ゆっくりと歩いていると、雨が止んだ。
しばらくレインウエアのまま歩いていたが、
雨は降ってもパラパラ程度。
くもり空とはいえ、気温は高いのでカッパは暑い。
腰掛けられそうな場所を見つけてカッパをザックにしまう。


飯豊連峰が美しい。



誰も歩いていない(誰にも会っていない)林の中を、
「この森いいなぁ、この樹すげぇなぁ、気持ちいいなぁ」と
エンドレスループのように何度も口に出しながら歩く。

左下)自分が三脚になる・・・アタマカメラの図
右下)ウエイターみたいな木。こちらへどうぞ~♪


遠くに見える建物がバス停のあった山荘。


巨木を巨木として撮るのは難しい・・・。


写真だとイマイチだけど、森の中で出会った小さな池。
目に見えないナニモノカが佇んでいるような感覚も・・・。
散策コースを抜けると林の隙間から見えていた川方面へ。


もっとキレイなブルーだったけど、写真はこんな感じ。


吊り橋が見えていたけど立ち入り禁止になっていた。


透き通る水に手を入れると冷たくて気持ちいい。
時計は正午を過ぎていたので、この河原で昼食タイム。
今日もコンビニおにぎりが数割増しでウマイ。
運動も最高の調味料の一つです。


煙る山並みもいいもんです。
このまま雨、降りませんように・・・。


案の定、長くなったので温身旅(下)に続く。
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温身旅0

朝5時起き、始発の高速バスで山形~小国へ。
帰ってきたのは夜の10時過ぎ。クタクタなので旅行記は後日。
簡易版で少し写真並べました。


やっぱ人歩いてないねぇ。でも好きです。


緑が深くて美しい山並み。


今日は平坦な林歩き。歩き始めで雨が降ったけど、
カッパに着替えて5分もしないうちに止みました。
雲に覆われているけど、暑いです。


ココロにいい場所みたいです。


ブナ林が心地良い。巨木もたくさんありました。


撮ろうとしてるのに気付いた図。
米粒ぐらいに小さくて分からず?

約10km歩いたらしいです。
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緑の香る道

つづきではないけど・・・


ガレ場をゆっくり降りて、緑の茂る道に歩を進める。


道が大きく崩れた場所の向こうには、
山並みが幾重にも空と混じり合うように続いている。


緩やかな下り道を進むにつれ、気温も上がってくる。
小さな虫たちが飛び交う中、手で払いながら進んでいくと、
やがて道は平坦になり、場所によって緑の香りが強く感じられた。


ひときわ甘い香りを放っているのはアオモリトドマツ。
葉の先の緑が若々しくも美しい。



相方が花の名前を呟きながら歩いていく。
僕にはそれがどれの事を指しているのかは分からない。



名前を知らなくても、心が潤うことに変わりはなく、
しばしば歩を止め、カメラを構える。



歩いているときには数種類の花だけか?と思っても、
こうやって並べて見ると、いろんな葉や形があるものだ。



のんびり貸切状態の自然空間を楽しんでいると、
後方遠くから団体さん達の声が聞こえはじめた。
少しだけ歩速を上げつつ前へ進む。


シャクナゲも良い感じ。
相方が呟いていた言葉を覚え、自分の感想のように言ってみる。


暑すぎず、寒すぎずの気温が丁度良い。
「山歩きは楽しいなぁ~」と言いながら歩く相方。
山のどこが好き?と問うても、答えは返ってこない。
理屈なんかいらないのさ!と風が通り抜けていく。


ゲレンデを下ると見覚えのある黄色い花が・・・
あの沼に群生してた花だ。
群生も良いが、ひっそりと影に咲いているのもいいものだ。


視線を上に移すとイガイガの小さな栗の実が・・・

岩場を歩き、土の上を歩き、木道を歩き、草原を歩き・・・
相方の歩数計では2万歩を越えていた。
う~ん、健康的ィ~!なんて思ってしまうのは、
普段運動していない証拠なのかも知れない。

そのぶん、足はイタタタタ・・・と疼いていた。
まだ靴が硬いのかなぁ~?という感じと、
足小指、薬指にテーピング巻いていて、
その2つがくっついてしまって変な具合になってる感が・・・
厚手の靴下じゃなくて足指ソックス&薄手ソックスの方が
テーピングが干渉しなくていいのかも?

水ぶくれ 直ってまたも水ぶくれ 芭蕉 なんつって(笑)

筋肉痛はそれほど無い。
今日の時点でどこも痛くない・・・と、
少し調子に乗ってる単細胞が鏡に映っていた。
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