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22 オジサンは、技を掛けられるのが嬉しいんです

2012-11-08 00:14:28 | 中高年の楽しい合気道中野道場

22 オジサンは、技を掛けられるのが嬉しいんです

稽古へ行く楽しみの一つが、(投げられること)
というと、なんのこっちゃと呆れられそうだが。
事実だからしかたない。
技の掛け方を学びにいくんじゃないか、という指摘はごもっとも。
しかし、
技を掛けるには、掛けられることに精通する必要が
あるんだな・・と言えば美しいが、
ただ、技を掛けられる、投げられるのが、快感なのです。
これは何だろう。
私の中のマゾが目覚めたんだろうか。

もちろん、上手い人にきれいに掛けられた方が嬉しい。
先生に掛けられると、すかっとする。
畳にぐしゃっとなりながら、笑ってしまう自分がいるんですよね。
畳ぐしゃ・・がたまらないんです。
それだって先生は随分手加減してるわけで、
もっと若かったら、もっと思い切り投げ飛ばしてくれるんだろうな。
残念。

♪ どうせ私をだますなら だまし続けてほしかった
というセリフは一面真実なのよ、という女性が多い。
どうせ掛けるんなら上手くかけてよね、ということか。

上手い落語を聞くと、
ああ、すかっと投げられたなあ、という感じになる。
いい音楽で出会うと、きれいに技を掛けられた気になる。
昔は、(いやいや、こりゃ一本取られたなあ)
と破顔一笑するような大人の会話があった気がする。
会話でも、うまく掛けられるとすかっとするんだよね。
かつて田中角栄が演説すると、なんだかんだ批判してる人でも
どこかすっきりしてしまう話術的快感があった。
浪花節が好きだったそうで、庶民心に技を掛けるツボを
心得ていたのに違いない。
最近の政治家は言葉の技が余りに稚拙になったと思うこの頃。
霞が関話術ではもう国民には掛からないぜ。
ただ痛いだけだよな・・。

掛け上手は掛けられ上手、というのも事実だろう。
こんど技を掛けるときは、快感を感じてもらえるよう心がけます、はい。


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