合気道 楽心館 中野道場 熟年ばんざい!

中野体育館は中高年シャンゼリゼ、合気道で熟年ばんざい!

27 稽古場に感謝感謝の1年でした・・

2013-12-22 23:14:00 | 中高年の楽しい合気道中野道場

「稽古場に感謝感謝の1年でした・・」

 

この1年も、稽古場は「実験室」なのだと痛感。

日頃の人間関係の実験をしているようなもの。

稽古場では失敗が失敗ですみますが、生活の中では、

人間関係の不和が様々な障害を招きます。

稽古の度に、はっとさせられること多く、

先輩諸氏の指摘に頭を垂れるしだい。

 

たとえば、(接点でのつながり)。

天地投げでも小手の合気でも、(崩し)や(抜き)でも、

技の多くが(つながった状態)をキープすることで

技が有効になるのはご承知の通り。

 

日頃のコミュニケーションも同じこと。

(つながった状態)で語り合えてこそ話が通じる、かみ合う。

一方的に自分の話ばかりする人がいますが、

うんざりしますよね。

相手の話に耳を傾けることがまず(つながり)の基本、

「聞く力」ですよね。

そこではじめて言わんとすることが相手に届く。

相手の心が開いたところに言葉がすーっと入っていく。

技が有効にかかるというわけです。

 

また、初動が見えてしまったり、加速したり、力でぐいぐい、では、

つながりが崩れて、技が掛からないのと同様に、

出会いがしらの表情が

(ムッとしてたり)(イライラしてたり)(下心が透けて見えたり)

・・では、

相手は腰を引いて警戒し、耳を塞いで身構え、

下手すると心を閉ざして反発します。

身の回りでも、(あ、この人は避けよう、警戒しなくちゃ)

と感じさせること、ありますよね。

私が(ムッとして)帰宅すれば、家内は、気配を察して

すーっと私との間合いを開けるのがわかります。

顔に出やすい私です。

やはり、何を相手に伝えるにせよ、

まずは、(笑顔)がいいですね。爽やかな顔もいい。

究極は無垢な顔。

赤ちゃんの顔を見て、警戒する人はいないでしょ。

相手の身構えが溶けていく表情。

そうすれば何を言わずとも、

逆に相手がこちらの気持ちを察してくれるようになります。

(なればいいなあ)

 

とはいえ、赤ん坊に戻れるわけでなし、

つくり笑顔は疲れるし、

(顔に出やすい私)は、まだまだ(初動が見える男)のようです。

せめて、相手へのリスペクトや思いやりを心掛けるくらいでしょうか。

 

いつも、攻撃してくる相手が拍子抜けしてしますような

「春風駘蕩」の微笑でいるのが理想でしょうが、

もっと技術的なこと以前の修行が必要だと思われます。

 

とうわけで、いくつになろうと修行修行、

来年も先輩の皆様、よきご指導くださいますよう

お願い申し上げます。

 


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