
この知人と観に行くとだいたい巨人は負けたりするんですが、今年はエース黒田が先発するっていう試合を誘ってきました。(偶然なんですけどネ)
スターシートというグラウンドに近い座席(内野ゴロの打球とかの軌道がよくわかる!ファウルチップの音も聞こえる!)で、ジョジョの奇妙な冒険じゃなくて叙叙苑の焼肉弁当なんかをほおばりながらの観戦です。
互いに野球は長いので、この選手はどこ出身だとか、あの試合ではこうだったとか、たぶんあんまり野球を知らない人が聞いたらマニアックな話だなーって思うようなことを話しながらリラックス観戦デス。
結果からいうと、黒田の調子はよくなかったです。何か重いという感じで。
最初の打席でヒットは出なかったけど、阿部や二岡はボールを捕らえていた感じだったし、終盤まで僅差だったら勝てるかもと思えるほどだった。
ただ、ここぞと言う時にはしっかり抑える。
終盤7回からは、序盤の重たいピッチングがウソのように躍動感あるフォームでぐいぐい押してきましたよ。
ちょっと今の付け焼刃な巨人打線では打てない感じが漂ってました。
一方、木佐貫は黒田と比べると明らかに球速が遅い(故障したから仕方ないけど)。
遅いなりに変化球を丁寧に投げていたのはいいが、
ただ、球速というよりも、高めに明らかに外れる(すっぽぬける)ストレートが必ずあって、それが気に食わなかった。
高めで釣って低めのフォークで…という高めではなく、明らかに抜けている直球。
なので、ちょっと心配な立ち上がり。
それでも、それほど驚異ではない広島打線から5回2/3を2失点、7奪三振ってのは、先発としての役割は果たしたと思う。アレックスに痛い1発をもらったけど。
問題は、まず守備。
8回表、1死からなんでもない松本のサードゴロを小笠原がエラー。
なんだよ、あれ。( ゜Д゜)!!
で、左の山口鉄也が左2人を投げ終え、ここで右の栗原を迎えるところなのだが、意味なく続投。
はい?
で、栗原にレフト線タイムリー2塁打を打たれると、西村へと炎上継投。
西村は、ずば抜けてストレートが早い訳ではないけど、タフだと思う。
ただ、ピッチングフォームがあまりにも綺麗過ぎるんだよなぁ…。
ま、それはいいとして、やっぱり西村が炎上するわけだが、
これは西村だけのせいじゃない。
まず、相変わらずダメダメな阿部のリード。
インコースをもっと使わなきゃダメだろ。
このクレヨンしんのすけが!
この後、ホリンズがライトからサードへ成功したこともねぇのに大暴投して、
ランナーぐるぐる回って生還~。
それにしても、若手のピッチャーがマウンドで苦しんでるのに(しかもピンチは守備の崩壊から招いてるのに)、マウンドに誰一人駆け寄らないってのはなに?
内野を見渡せば、二岡と阿部以外は外様ばかりのダイヤモンド。
声かけないのも仕方ネェのか?
さらに、腹が立つのは、小笠原が9回裏にソロ本塁打を打った時のファンのバカ騒ぎ。
“ナイスバッティーン~♪”“よく打ったぁ~”だって。
バカか、おい。
今日の戦犯は小笠原だぞ?
なのに、ホームラン、しかも勝敗に何の足しにもならないソロを打ったぐらいで、ナイスバッティングだと?
そんな能天気でいると、今後泣きを見ることになるぞ。
少なくとも、上原を抑えでずっとやっていくという愚行を続けているとね…。
あー、胸くそ悪い。
(知人は黒田100勝、そして相棒の倉の本塁打も観られてゴキゲン)
広島 000 101 060 8
巨人 000 001 001 2
【バッテリー】
(広)○黒田-倉
(巨)●木佐貫、林、山口、西村、真田-阿部
【本塁打】
(広)アレックス、倉
(巨)小笠原


◇◇◇
で、その胸くそ悪い後に、ナビスコ杯準々決勝第2戦、FC東京×横浜の試合結果を知って、さらにムカつきがアップ、アップ、アップップーだ!ヽ(`Д´)ノナンダヨ!
なんだよ、ホームで2-4っていうザマは。
これで味スタでは8敗(3勝)。
相手が強くて、歯が立たないやって感じだったり、
力を出し切ったけど、結果がついてこなかったっていうなら、まだ許せるんだけど、
内容が最悪。
とくに、技術面というより精神面でね。
気持ちの問題。そこがダメだから、腹が立つ。
リーグ後半が思いやられるよ…。