□ 0512
この日、Perfumeの日本武道館公演に行く予定だったのですが、残念ながらまったくチケットを獲得することが出来ずに終了。微かに漏れる音だけでも聴きたいと思ってチケットを持たないまま日本武道館へ行くほどツワモノでもないので、あっさりと家でPerfumeを聴いて過ごしました。
まぁ、“Perfume”といってもテクノポップ・ユニットじゃなくて、名取香りのアルバム『Perfume』なんですけどね。
Nao'ymtとかが制作・客演したりと、いわゆる“J-R&B”出身のシンガーとしては期待していたんですけど……。今はスポンテニアのメンバーになっちゃったりしたんで。

エキゾティックな容姿&歌唱とダウナーなメロディあたりは、クラブR&Bのフィルターを通したシャーデーっていったところでしょうか。エキゾティックながらも東京っ子というところもポイント高かったんですけどね。スポンテニア加入後一発目の「JAM」で下世話な栗山千明みたいになっちゃったからなー。あ、別に栗山千明が嫌いとかそういう訳じゃないんですけど。
雨後の筍のように生まれていったJ-R&Bシンガーのなかでも、残ってくれないかなと期待が大きかったもので。はい。まぁ、売れないと致し方ないという側面もあるんでしょうけれどもね。名取香りはそうじゃないかもしれませんが、最初はR&B的にアピールしておきながら、タイアップ獲得ありきでド・ポップになったりするくらいなら、最初から“R&B”とか名乗るなと言いたい。ポップで充分いいじゃねぇか、と(断っておきますが、自分はポップを否定している訳じゃなく、むしろ肯定派ですので)。○○×××とか、××△△△とか、□□□○○とか、▲▲▲▲▲▲とか……。って、脱線しました。
名取香りが“Kaori”として加入した新生スポンテニア第1弾「JAM」はまだ良かったのですが、このままエッジーなクラブ・スタイルで行くのかと思いきや、“元祖スポンテニア本隊”の次なる戦略はというと、あっさりとglobeの「DEPARTURES」をカヴァーするという引き出しのなさを露呈したので、非常に残念なまま時が過ぎていた、という訳です。そして、最近のスポンテニアはというと、どうやら以前のJUJUと組んで売れていた頃のような路線に逆戻りしているみたいで……どうやらヴォーカリスト・Kaoriが受け入れられずに路線転換した(させられた)んでしょうか。元来のファンは、“Kaori”あるいは“名取香り”の良さと適合する層とは思えないし。
globeにおけるマーク・パンサーは、彼がいる
すみません、Perfume(テクノポップの方)のライヴに行けなかった恨み節が出てしまいました。
□ 0515
新宿のタワーレコードでエリック・ベネイのイヴェントがあるというので、ちょっくら寄ることに。開始時刻が21時とファン層に合わせたセッティングが素晴らしいです。
21時ちょい過ぎに行くと、思った以上の人の数が。100人近くはいたんじゃないでしょうか。そこで、当初予定のなかった歌(「リアル・ラヴ」)を、喉の調子が良くないにも関わらず、2コーラスくらい歌ってくれました。ファンからの「今日はサングラスを外さないんですか」の質問に、“Well...”と言った後でスッと外すと、黄色い歓声が!!!!! タワレコのイヴェントであれほどの歓声を聞いたのは、初めてかも。「エンディアはデビューしないの?」の質問には、「大学をしっかりと卒業させてからね」との父親ぶりも見られました。
当初は輸入盤購入のため、日本国内盤を買うつもりはなかったのですが、気付いたらアルバムを手にしてレジへ直行。長い行列のなかで待ちながら、サイン&シェイク・ハンド×2してもらって帰宅しました。

これがサインしてもらったCDのブックレット。“ピース&ラヴ”のロゴが。さすが愛の伝道師。
プリンスの元妻と再婚したから“ピース”マーク……ってことじゃないよなぁ。邪推、邪推っと。

このなかのどこかに自分もいます(いるはず…笑)!
□ 0517
ワシントンDCを起源とする伸縮性のあるダンス・ファンク・ミュージック、“ゴーゴー”(Go-Go)の生みの親、“ゴーゴーのゴッドファーザー”ことチャック・ブラウンが、5月16日(アメリカ時)に死去したとのこと。75歳。
自分はゴーゴーには疎い方だが、多数のサンプリングネタとしても重宝されていたのは知っていたし、ジュジュ(ウィリアム“ジュジュ”ハウス、バンドEUのドラマーで、久保田利伸作品にも参加)のソロ作『ブラック・フェイス』とか、近年でのラヒーム・デヴォーンとの繋がりや、ジル・スコットやレディシとの共演、キンドレッド・ザ・ファミリー・ソウル『ラヴ・ハズ・ノー・リセッション』収録曲のその名もズバリな「ゴーイング・トゥ・ザ・ゴーゴー」(“GOING TO THE GO-GO”)で共演などでも健在ぶりを示していただけに、残念。
Going to the GOGO
というのもつかの間、今度は17日朝(アメリカ時)に“ディスコの女王”ことドナ・サマーが死去というニュースが飛び込んできた。63歳。
彼女のことをあまり知らなくても、「アイ・フィール・ラヴ」や、ビヨンセも「ノーティ・ガール」(“Naughty Girl”)で引用した「ラヴ・トゥ・ラヴ・ユー・ベイビー](“Love To Love You Baby”)、そして、もちろん今でも頻繁にCMソングなどでも使われる「ホット・スタッフ」(“Hot Stuff”)を聴けば、ああ!と頷くだろう。
いつかは訪れるものだけど、ちょっと、いや、かなり早い気がする。逝ってしまう多くの人が。
Donna Summer - Hot Stuff
こういうのをきっかけにベスト・アルバムとかを買おうかと思ってしまう自分も、かなりやるせない……。
□ 0520
久しぶりに草野球で投げることに。肩の痛みはやっぱり治らず、乱調この上なかったが、それでも自責点0の3失点で、コールド勝ちにほんの僅かながらも貢献出来たので、よかった。ただ、7四死球っていう。酷すぎる。奪三振も3しか獲れず。
そして、これにより勝ち進んでしまったため(当たり前だが)、次も投げる羽目になるかもしれない。もう自分の肩は中1日ならぬ中1年でも厳しいと言うのに。さて、どうしたものか。とりあえず、サロメチールで痛みチールか、な、なんて、なんて……南天のどアーメン、ソーメン、冷やソーメン、ラーメン。タンメン、きしめん、You're my メン!(まったくごまかせていないという)
よく考えると、ソーメンと冷やソーメンって同じじゃないのか。(そこが論点ではない)
□ 0521
みなさん、キンカン給食、もとい、金環日食は見られましたか。太陽の中心部が月に隠れて指輪のように輝く金環日食が、21日の朝に東北南部から九州南部の太平洋側にかけて観測されたそうです。日本国内では1987年に沖縄で観測されて以来の25年ぶりとのこと。広範囲で見られたものとなると、932年以来(なんと平安時代!!)となるそうです。あいにく曇りがちでしたが、雲の切れ間からの太陽のリングが望めたそうです。
自分もこの日のために買った高感度カメラで金環日食を撮影してみましたよ!

綺麗に輝くシルバーリングです!

10分ごとに撮影したものを合成してみましたよ。
って、実は……

“ポテコ”を並べただけだったりします。
本当に申し訳ありません!!
次は必ず生で見ますから、許してやってください~。
ただし、次回日本で観測出来るのは2030年6月の北海道。さらに、今回同様広範囲で観測出来るのは2312年(300年後!!!)とのこと。
以上です、キャップ。
