*** june typhoon tokyo ***

あけましておめでとうございます


 あけましておめでとうございます。

 コロナ禍が収束しないなかで、また新しい1年が始まることになりましたが、暗澹たる思いに支配されることなく、僅かでも良き道へ歩めることを信じて、癸卯の年を生き抜いていきたいと思います(ウサギ年ゆえ脱兎の勢いで日々や時間が飛ぶように過ぎていきそうですが)。

◇◇◇

 さて、拙ブログ「*** june typhoon tokyo ***」は、何かの指針を示し、議論へ導くきっかけや一石を投じるものとなったり、何かしらの事柄を拡散したりと、有意義な情報を伝達する媒体となる……といったような大それたコンセプトなど皆無のまま、書きたいことを垂れ流し続けて、ブログ開設から17年強が経ち、記事も2700件強をエントリーしてきました。2005年8月より「ブログ人」というブログを始め、同ブログサーヴィスの終了に合わせて2014年9月に現「goo blog」へ移転。それから約8年にわたり、駄文をさらし続けてきました。

 ブログを始めたきっかけはというと、そもそも当初は「*** june typhoon tokyo ***」のホームページをHTML言語にて自作していた時代まで遡ります。なんとなしにホームページビルダーとか既存のものを使わずに、メモ帳でタグでも書いて自作ホームページを作ってやろうと思い立ち、ちまちまとタグを書き、掲示板まで自作したりしていた時代がありました(今はまったく忘れて書けません)。ド素人が独学でやっていたものですから、途中でホームページ自体がゴチャゴチャとしてしまって、デザインや構造を1から作り直したいと思ったものの、すぐに改良版を作り上げるのは難しい。ただ、当時は少ないながらもホームページへ訪問してくれていた方もいたので、休止にしてフェードアウトしてしまうというありがちなパターンにハマるのも嫌だ。ということで、ホームページ内のコンテンツの一つであった日記のようなものを、暫定的にブログに“仮住まい”させておいて、その間に新たなホームページを完成させよう、というのがブログの出発点でした。それがいつしかホームページの作成が頓挫し、とりあえず何か書く場所の拠りどころがブログしかなかったこともあって、そのままダラダラと続けてきてしまったというのが、経緯となります。

 あくまでも個人の日記的なものを垂れ流しているだけなので、他の方のような、ある一つのテーマに基づいてブログを構成するとか、趣味や好きなもの一つに特化してコミュニケーションを図ろうとか、ましてや収益化出来るようにしようなどということは微塵も考えず、記事をアップしたい時に、書きたい内容をただエントリーするという形で進めてきました。ただ、テーマも何も決めずに進めてきた弊害か、それほど遅くない時期にネタに困ることもしばしばあり、日記のように出来るだけ記事をエントリーしていくというよりも、どうせエントリーする(ある程度ネット上に残る)のなら、それなりに主題があった時に、読み返した時にそこそこ読みづらくないよう、ある程度似通ったスタイルで書こうかと思い立ち、途中からは当初の口語体や寒いジョークを入れ込んだ文体をやめました。内容も個人的な日記ではなく、スポーツ観戦記、アルバムレヴューやライヴレポートなどの題材をメインに、エントリーするようになりました。

 そのようなマイナーチェンジをしたからといって、劇的に読者が増えるなんてことはなかったのですが、それでもごく僅かな暇を持て余して立ち寄ったとしか思えない奇特な方々に興味を持ってもらい始めて、時にはレスポンスももらえるなど、ネット世界において外界とのコミュニケーションを図ることなく音信不通の無人島状態になりかけていたブログが、頻繁ではないにせよ、3ヵ月に1便ほど船が着くような孤島くらいの存在にはなれたような気がします。これもひとえに貴重な時間を割いて、拙ブログを読もうという気を起こしてくれるごく僅かな暇を持て余して立ち寄ったとしか思えない奇特な方々(何度言うのか)のお陰です。ありがとうございます。

 ただ、内容についてはある程度主題があるものの、投稿スタイルはあくまでも日記的なそれゆえ、文体や文字数などもその時の気分でまちまちで、結局とっちらかったままブログをエントリーし続けることになっていました。エントリーすることが目的になって、同じような内容や、以前の記事を微調整してエントリーするようなことはしたくないし、「書かなければ」という強迫概念を自身に抱いてまで続ける気もないので、ある程度の気ままさは活かしたいのですが、それにしてもまとまりがない状態を何とか打開出来ないかと考えていました。

 そこで(ようやくここからが本題……って、うーん長い、長すぎる。十万石ま……略)、2023年より音楽系(アルバムレヴューやライヴレポート)の記事については、現在拙ブログのアナザーサイドとして開設している「note」(といっても、記事を2本しかエントリーしていない過疎サイト)の方へ移行したいと思います。拙ブログは、記事のエントリーについては(なるべく自身の感想がホットなうちに投稿する)日記的な要素を一応掲げていたので、推敲などするよりも書き殴り状態で熱量が減少しないうちに出していましたが、noteではある程度の文字数や批評性を意識したりしなかったり(しないのかい!)しながら、記事数やエントリースピードではなく、後で読み返してもそれなりに読める(有意義なものに出来たらなお良い、ただしその自信はない)ものにしていければと、淡い妄想を抱いています。

 それ以外のコンテンツについてやブログの継続についても再考や検討をしながら、おいおい決めていければと考えています。しばらくはnoteにエントリーした記事を拙ブログでもリンク記事としてアップしていくつもりではありますが、また変更になりましたら、お知らせしたいと思います(どれほど知りたい人がいるのかは分かりませんが)。

 長々と内容がないことをダラダラ書き連ねましたが、今後も暇つぶしとして拙ブログを活用してもらえたら、幸いこの上なしです。

 本年もよろしくお願いいたします。


                        *** june typhoon tokyo ***



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