法政初戦で散る。環太平洋大が2年連続で東京六大学代表を撃破。
明治神宮野球大会・大学の部2回戦に東京六大学代表の法政大が登場。上位進出を期待されたが、函館大に競り勝った中国・四国3連盟代表の環太平洋大（IPU）に逆転負けで早々と姿を消すことになった。昨年も慶應義塾大が環太平洋大に敗れているため、環太平洋大は2年連続で東京六大学を負かしたことになる。
初回に環太平洋大が安藤（米子北）のタイムリー二塁打で先制したが、法政大は2回に内野ゴロの間に1点、3回に向山（法政二）のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。先発の三浦（福岡大大濠）の投球に期待がかかったが、5回にボールが高めに浮いたところを捉えられ、環太平洋大は志賀（文徳）にレフト越えのタイムリー二塁打で同点、続く仲村（筑紫台）がライト線へタイムリー、ライトがクッションボールを誤る間に三塁を陥れる。法政大はここで三浦を諦めて、左腕・石川（横浜）にスイッチ。だが、制球が定まらず、いきなり四球を与えると、二死一・三塁から一塁走者がスタート。捕手・中村浩（多良木）は三塁走者の飛び出しを見て三塁へ送球するが、これがランナーの背中に当たり、レフトへ達する間に三塁走者が生還。この回にエラー絡みで3点を挙げた環太平洋大は、2点のリードをクロスファイヤー左腕・仲尾（生光学園）が以降を無得点に抑えて勝利を手にした。ヤクルトのドラフト2位指名、中山（履正社）はライト前への技ありのヒットを放ったが後が続かず。9安打するも8残塁と好機を活かせなかった。
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■ 2018/11/11(日) 明治維新百五十年記念 第49回 明治神宮野球大会 2回戦
法政大 - 環太平洋大
神宮球場 第3試合 試合開始14:05 終了16:50 試合時間2時間45分
球審：緒方／塁審：鈴木隆、牧野、瀧口／外審：
観衆：13,000人
法 政 大 ０１１ ０００ ０００ ２
環太平洋大 １００ ０３０ ００Ｘ ４
【バッテリー】
（法）三浦、石川、菅野－中村浩
（環）西山、岩永、大原、仲尾－志賀
【勝】（環）仲尾
【Ｓ】
【敗】（法）三浦
【本塁打】
≪法政大≫
（7） 宇 草（3 常総学院）
（9） 小 林（4 中京大中京）
（8） 向 山（4 法政二）
（3） 中 山（4 履正社）
（2） 中村浩（4 多良木）
（6） 川口凌（4 横浜）
（5） 吉 岡（4 智辯学園）
R5 斎藤卓（4 大宮西）
（4） 相 馬（3 健大高崎）
（1） 三 浦（1 福岡大大濠）
1 石 川（2 横浜）
H 佐藤勇（2 中京大中京）
1 菅 野（4 小高工）
H 清水俊（3 佼成学園）
P 三 浦 4 2/3／78／23／10／6／1／3
石 川 0 1/3／10／ 2／ 0／1／1／0
菅 野 3 ／46／12／ 2／3／1／0
※（投球回数／投球数／打者数／被安打／奪三振／与四死球／自責点）
≪環太平洋大≫
（4） 岡 田（4 岡山東商）
（7） 久 城（2 吉 田）
（9） 安 藤（1 米子北）
（2） 志 賀（4 文 徳）
（5） 仲 村（1 筑紫台）
（6） 松 岡（2 神港学園）
6 松 本（3 下関商）
（3） 梅 本（2 育 英）
（8） 押 部（3 育 英）
（1） 西 山（3 岡山理大付）
H 藤 田（1 岡山理大附）
1 岩 永（3 岡山東商）
1 大 原（3 備前緑陽）
H 鳥 住（1 崇 徳）
1 仲 尾（1 生光学園）
P 西 山 2 ／28／ 9／3／0／0／1
岩 永 0 1/3／ 9／ 2／1／0／0／1
大 原 1 2/3／28／ 7／1／1／1／0
仲 尾 5 ／73／19／4／1／1／0
※（投球回数／投球数／打者数／被安打／奪三振／与四死球／自責点）
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【明治神宮野球大会 大学の部 日程】
□11/09(金)
第3試合 13:30 1回戦 中部学院大 1-8 関西国際大
第4試合 16:00 1回戦 函 館 大 1-2 環太平洋大
□11/10(土)
第3試合 13:30 2回戦 九州共立大 0-2 立 正 大
第4試合 16:00 1回戦 近 畿 大 2-1 筑 波 大（Ａ）
□11/11(日)
第3試合 13:30 2回戦 環太平洋大 4-2 法 政 大
第4試合 16:00 2回戦 創 価 大 - 関西国際大（Ｂ）
□11/12(月)
第3試合 15:00 2回戦 東日本国際大 - 近 畿 大（Ｃ）
□11/13(火)
第2試合 13:00 準決勝 立 正 大 - （Ｂ）の勝者
第3試合 15:30 準決勝 環太平洋大 - （Ｃ）の勝者
□11/14(水)
第1試合 12:00 決 勝
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