第86回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が3月14日に行なわれ、組み合わせが決定した（出場校についての記事はこちら）。3月21日から休養日1日を含む12日間で、春の高校野球の頂点を争う。
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≪第86回選抜高等学校野球大会 日程≫
□第01日 3月21日（金）
〈1回戦〉
第1試合 神村学園（鹿児島）× 岩国（山口）
第2試合 福知山成美（京都）× 山梨学院大付（山梨）
第3試合 履正社（大阪）× 小山台（東京・21世紀枠）
□第02日 3月22日（土）
第1試合 駒大苫小牧（北海道）× 創成館（長崎）
第2試合 池田（徳島）× 海南（和歌山・21世紀枠）
第3試合 日本文理（新潟）× 豊川（愛知）
□第03日 3月23日（日）
第1試合 報徳学園（兵庫）× 沖縄尚学（沖縄）
第2試合 白鴎大足利（栃木）× 東陵（宮城）
第3試合 鎮西（熊本）× 佐野日大（栃木）
□第04日 3月24日（月）
第1試合 智弁学園（奈良）× 三重（三重）
第2試合 関東一（東京）× 美里工（沖縄）
第3試合 智弁和歌山（和歌山）× 明徳義塾（高知）
□第05日 3月25日（火）
第1試合 広島新庄（広島）× 東海大三（長野）
第2試合 今治西（愛媛）× 桐生第一（群馬）
第3試合 大島（鹿児島・21世紀枠）× 龍谷大平安（京都）
□第06日 3月26日（水）
第1試合 横浜（神奈川）× 八戸学院光星（青森）
〈2回戦〉
第2試合 未定
第3試合 未定
□第07日 3月27日（木）
第1試合 未定
第2試合 未定
第3試合 未定
□第08日 3月28日（金）
第1試合 未定
第2試合 未定
第3試合 未定
□第09日 3月29日（土）
〈準々決勝〉
第1試合 未定
第2試合 未定
第3試合 未定
第4試合 未定
□第10日 3月31日（月）
〈準決勝〉
第1試合 未定
第2試合 未定
□第11日 4月1日（火）
〈決勝〉
第1試合 未定
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図抜けた本命校がいないなか、注目は3日目の報徳学園対沖縄尚学、4日目の智弁和歌山対明徳義塾、6日目の横浜対八戸学院光星あたりだろうか。特に、秋季近畿大会ベスト4の報徳学園と明治神宮大会王者の沖縄尚学、甲子園常連の強豪同士の智弁和歌山と明徳義塾の2戦は、ハイレヴェルな戦いが期待される。
東京は関東一が4日目に登場。相手は明治神宮大会で優勝した沖縄尚学に秋季九州大会で3対4と惜敗した美里工。その決勝でも8回表までは沖縄尚学をリードしていただけに、油断は禁物だ。とはいえ、関東一は明治神宮大会で沖縄尚学に初戦で敗れたものの、7回までは試合を優勢に進めていたこともあり、決して勝てない相手ではない。
もう一校、21世紀枠で出場する都立小山台は開会式の初日の第三試合に登場。しかも、相手が履正社と勝利には非常に厳しい対戦カードとなった。激戦区大阪で強力打線を誇るチームだけに、惨敗もあり得る相手だ。実力差はいかんともしがたいところだが、緊張感ある初日という環境を味方につけて、実力をうまく出させないまま後半へ試合を進めていければ面白いかもしれない。リードして終盤を迎えられるに越したことはないが、得点出来そうでなかなか出来ないジリジリした展開が出来れば、相手に焦りを与えられるかもしれない。リード以上に四死球、エラーなどのミスでの失点は絶対避けなければいけないが。
それにしても、関東一が登場する4日目は好カードが揃った。関東一は美里工に勝ったとしても、次は智弁和歌山と明徳義塾の勝者、さらにその次には前評判高い智弁学園と三重の両校の勝者が勝ち上がってくる可能性もある……。 図抜けた本命不在の今大会、まだまだ目が届いてないところに好カードがあると思われる。そのあたりの予想は、次回にでもしたいと思う。
