*** june typhoon tokyo ***

第92回 全国高校野球選手権大会 東・西東京予選展望

■ 第92回 全国高校野球選手権大会 地方大会予選 東京大会 展望

 8月7日から15日間、甲子園球場で行なわれる第92回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の、東西の東京大会の組み合わせが決定した。この夏の代表にどの高校が名乗りを上げるのか、超個人的な予想を展開していこうと思う。


■ 東東京大会

2010

□ 7月3日~
□ 決勝: 7月27日11時 神宮球場
□ 参加: 144校
□ 前年度代表: 帝京
□ 選抜出場校: 帝京、日大三
□ 春季大会: 優勝=日大鶴ケ丘、準優勝=修徳

 
 東東京大会の最大のトピックは、春季大会で初戦で敗れた帝京がノーシードから戦うことだろう。センバツでは秋季近畿大会優勝校の神戸国際大付属戦で完投した伊藤をはじめ、タレントは豊富だ。ただし、ノーシードにより決勝までの試合数は多くなる。その点をどう調整してくるかが焦点となるだろう。

 Aブロックは、春季東京大会準優勝の修徳がシード。順当に行けば、修徳と二松学舎の勝者が勝ちあがるだろう。ダークホースは都立小山台あたりか。

 Bブロックは、帝京がノーシードで入った。シードが都立城東、都立総合工科と帝京にとっては一見組し易いブロックと思われがちだが、都立城東側の山には国士舘、世田谷学園と例年ならシード校となる実力校が控えている。都立総合工科側の山は、実力伯仲でどこが出てきてもおかしくない。日体荏原、都立江戸川、城西、都立高島、都立大島などがシード校越えを狙っている。

 Cブロックは、成立学園と日大豊山のシード勢と東海大高輪台が中心。芝浦工大、正則学園、順天らがこれに続くか。東海大高輪台は春季大会で創価に2-4と惜敗しており、侮れない。

 Dブロックは、シードが関東一。だが、勝ち進むのは容易ではない。おそらく初戦は岩倉、続いて駒大高や都立雪谷の勝者と当たることになりそう。その先には、日大一、安田学園あたりが待ち受けるだろう。

 B、Dが激戦区、特にBブロックは最激戦区といっていいだろう。帝京にとっては試練の組み合わせともいえる。A、Cを勝ち上がる高校はスタミナという意味では有利か。関東大会では1回戦で敗れたが準決勝まで進んだ横浜創学館に5-6で惜敗した修徳、その修徳に春季大会で惜敗した成立学園、帝京、関東一がベスト4有力候補だが、Bでは国士館や都立城東、Dでは安田学園、岩倉あたりが出てくる可能性もある。


■ 西東京大会

2010_2

□ 7月3日~
□ 決勝: 7月26日13時 神宮球場
□ 参加: 119校
□ 前年度代表: 日大三
□ 選抜出場校: 帝京、日大三
□ 春季大会: 優勝=日大鶴ケ丘、準優勝=修徳

 
 西東京大会はセンバツ準優勝の日大三、春季大会優勝の日大鶴ケ丘の日大勢が中心。特に日大三の強力打線は健在で、総合力で他校がどう立ち向かうかが鍵となる。

 Aブロックは、春季大会優勝の日大鶴ケ丘が軸。対抗としてはシードの桜美林だが、おそらく初戦では実力ある東海大菅生と当たる。日大鶴ケ丘は初戦で当たるであろう都立日野台に足元をすくわれないように気をつける必要があるだろう。

 Bブロックは激戦区。シードに国学院久我山と日大二、日大三、その他にも堀越、明大中野など手強い相手が揃った。日大対決を制した高校と久我山、堀越、明大中野の勝者との決戦となるか。

 Cブロックは、八王子と都立日野、東亜学園がシード。それを都立国立、都立国分寺などの都立勢が番狂わせを起こすか。

 Dブロックは、早実が一歩リードか。それをシードの創価が追う。さらに、拓大一、多摩大聖ヶ丘、実践学園、都立東大和が上位を狙う。

 日大三は最激戦区に入った。まずは日大二との兄弟校対決が一つ目の鍵となるだろう。その後も国学院久我山、日大鶴ケ丘といった総合力の高い高校が待ち受けるため、連覇はそう簡単ではない。それに比べると、第2シードの早実は順当に勝ち上がるか。西東京は第1シードが勝てないというジンクスがかつてはあったが、日大鶴ケ丘はそれを覆すことが出来るか。桜美林あるいは東海大菅生に当たるまでは比較的に他のブロックより楽と思われる。楽に勝ち上がってきた時の調整が重要となるだろう。
 
 
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