相川哲弥の観光案内・登山案内 (地図つき)

お寺、神社、公園の観光地の、花や景色の時期の案内。自転車・徒歩・鉄道・バスで行く道順の案内。低い山の登山ルートの案内。

大麻山(徳島県。おおあさやま.)の登山。地図

2009年01月10日 | 四国の観光・登山案内
大麻山(おおあさやま。徳島県鳴門市。538メートル)の登山。地図。

相川哲弥 ブログ 2009年1月10日 掲載。

  1節。山の説明。
  1。標高差。
  標高538メートル。 登山開始位置の鉄道駅『板東駅』の標高は約20メートル。
 『板東駅』と山頂の標高差は約520メートル。途中で下って登るところはない。
 登山開始位置の鉄道駅から山頂までの水平距離は2キロ。
 登りは2時間半~3時間。下りは2時間。
  2。登山の難易度。
 登山道に、両側が切れ落ちたやせ尾根や、急斜面を横切るヘズリや、泥土の急斜面を登る、ところは、無い。
  3。山の名前。
「大麻山」は『おおあさやま』と読む。薬物の「大麻」は『たいま』と読み、奈良県の有名な寺「大麻寺』は『たいまじ』と読むが、これは、違う。地図専門出版社の発行する地図にも、わざわざフリガナ『たいまやま』とフリガナしてあるが、誤り。
  4。位置。
徳島県鳴門市大麻町。平成の大合併によって、鳴門市の中に入った。その前は市町村名が「大麻町」。

  2節。登山順路。

市街地(住宅地域)を歩く間(大麻比古神社まで)は、地図2と、見比べながら歩く。その後は地図1を見る。
  1。登山開始位置。
JR四国の高徳本線(香川県高松市と徳島市を瀬戸内海沿いに結ぶ鉄道線路)の板東(ばんどう)駅を下車。駅の改札口を出て正面のまっすぐに歩くとスグに突き当たる。
左に曲がって、400メートル進み、左側に郵便局があるところで右に曲がる。
200メートル歩くと、広い車道に出て突き当りが、四国88箇所札所(ふだしょ)の第1番札所『霊山寺』(りょうぜんじ)に突き当たる。その左側に、少しずれて北に向く道を200メートル歩いて、高速道路『高松自動車道』の下をくぐって、1キロ進むと、大麻比古(おおあさひこ)神社(山頂の神社の里宮(さとみや))のそばに出る。
ここまでは、ほぼ平らな道。どこの山でも登山開始位置から住宅地域を抜けるまでは、迷いやすいので、地図2と見比べながら歩く。地図2は縮尺9000分の1。

これからは山頂までは、登り道。後は山頂まではほぼ1本道を登るだけ。山頂は背丈が8メートル以上の木の林に囲まれているので、見晴らしは、無い。下りは、同じ道を戻るだけ。

  2。四国の道。 地図には『四国の道』が書いてあるが、行ったことが無い。『東海自然歩道』や『中国自然歩道』など全国に有るが、300年以上も昔から、よく踏まれた道なら、枝が少しかぶさっても地面の踏み跡がハッキリしているが、ところによっては、モトモト道が全然無かったところに官庁予算によって土木建設会社が雑木を切って作った道は、スグに木が生えて、もとの雑木林に戻るところもある。
 だから、下りに時間に余裕があれば、3節の観光地点に寄るのが良い。

  3節。観光地点の寄り道案内。
  鉄道の列車本数が少ないので、行きは、まっすぐに山頂へ行って、帰りに時間が有れば、次の4箇所の観光地点に寄るのが、お勧め。

  1。霊山寺(りょうぜんじ)。
寺の名前は、「りょうぜんじ」とフリガナする。『れいざんじ』では、無い。よそで、有名な観光地点に行く道順を地元の人に質問しても、ハテナの顔をされて、あとで、観光地点の名前の漢字のフリガナの誤りが原因と気が付く失敗が、良くある。
寺の境内は、都会の市街地の寺と同じくらいに狭い。四国88箇所札所の寺は、屋島寺のように境内が広くて、本堂や社務所も大きな建物だと言う先入観を持っていると、ウッカリ、通り過ぎてしまう。スグそばを国道が有って自動車が通るのでうるさくて、静けさや札所の雰囲気が、いまいち。
霊山寺のホームページ。  クリック 

  2。極楽寺(ごくらくじ)。
霊山寺のカドを国道を西へ1キロ歩いて、『国道を横切る細い川沿いの道』と『国道』の間の角度の、右斜め前方の細い道を200メートル歩くと、2番札所「極楽寺」(ごくらくじ)が有る。(位置は地図2)。
ここの最寄の鉄道駅は、板東駅。
極楽寺のホームページ。  クリック 

  3。鳴門市ドイツ館。
位置は、地図1、地図2の、赤丸。
第1次世界大戦のとき、日本は、日英同盟のよしみで、イギリス、フランス側について、ドイツに宣戦布告した。ドイツが中国(当時の国名は『清』(しん))から租借した領土を占領して、そこに居たドイツ兵を捕虜にして日本に連れてきた。その時のドイツ兵士1000人の捕虜収容所「板東俘虜収容所」が、ここに有った。その建物が、今は『ドイツ館』と成っている。収容中は、付近住民とも交流があり、ベートーベン作曲の第9交響曲『合唱』が、ここで、日本初演奏された。
近くに「道の駅」(みちのえき)『第9の里』がある。この名前も、「第9初演」に由来する。
鳴門市ドイツ館のホームページ。  クリック 

  4。大麻比古神社の『めがね橋』と『ドイツ橋』。
板東駅と山頂の間の道の途中に、大麻比古神社が有る。
大麻比古神社の奥深くに、石組みの『めがね橋』と『ドイツ橋』がある。これらは、抑留中のドイツ兵士たちが作ったもの。

  4節。地図。

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  加筆。 2019年5月2日
このブログ記事の
最新の国土地理院地図    クリック 
(簡単地図が使えなくなったので)
地図の操作。
縮尺変更。。 地図画面の左下スミの「+」ボタンをクリックすると、1段階、拡大表示する。 「-」ボタンは、逆。
土地表示範囲を変更。。 地図表示画面範囲をドラッグする。
紙に印刷。。 メニューバー「ファイル」「印刷プレビュー」を順にクリック。
地図画像ファイルを保存。。 地図画面の右上スミの「機能」「ツール」「画像として保存」の順にクリックする。
標高を表示。。 標高を知りたい地点を右クリックすると、その地点を中央に移動して、下端に「標高:36。9m」のように表示
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地図1。板東駅から大麻山まで。簡単国土地図。   縮尺1万8000分の1。 クリック 

地図2。板東駅から大麻比古神社まで。簡単国土地図。縮尺9000分の1。 クリック 

地図の紙印刷、拡大表示、表示範囲変更の操作説明。  クリック 


地図画像見本

次の地図画像は、右端が切れて表示されている。
その下の小さい地図画像のボタンをクリックすると、切れていない地図画像が表示される。
『戻る』ボタンをクリックすると、元の画面に戻る。





















簡単地図。













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