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◆日銀人事

2014-11-07 14:17:51 | Weblog
◆3月15日に日銀人事が行われ5年ぶりに総裁と副総裁が替わった。リフレ派の黒田東彦総裁・同じく岩田規久男副総裁が誕生しました。経済の活性化デフレ脱却に向けて安倍政権の勢いは加速した。日銀は1月、2%の物価上昇率目標を定めた。4月4日黒田新総裁の下で初めてとなる金融政策決定会合が開かれました。決定会合では、この達成時期について「2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現する」と具体的な時期も明らかにしマネタリーベースや長期国債、ETFの保有額は、2年間で2倍に拡大するとした。慣例に見ない大胆な決断である。当初、心配された採決も政策委員、9人全員賛成の快挙。黒田総裁の実力もさることながら反対派であると思われた委員たちもデフレ脱却を望んだ。
 4月20日に行われたG20でも日本の金融緩和は円安誘導ではないという理解が示された。各国首脳からも特に大きな反論は出なかったのである。この政策によりデフレには歯止めがかかることになる。給与の上昇には時間がかかるかもしれないが下げ止まった。一般の国民に対する効果は下げ止まりという形ですでに現れている。これからは緩やかな給与の上昇が見込まれるのである。全国の主要11都市中9の都市で既にインフレに突入していると云う見方がある。物価の下落は抑制され国民の所得もここで下げ止まり、緩やかに上昇になって行く傾向にある。経済政策は今のところ順調に進み活気を取り戻そうとしている。
 しかし闘いの始まりは本来の日本の姿を取り戻してからである。経済の成長を維持し持続し災害にも負けない強靱な日本を築き子々孫々によりよい日本を残せるのか、永遠の国となり得るか政府の闘いには終わりはない。
  現政権は「保守」と言われている。保守とは英語でメンテナンス、メンテナンスとは維持し管理し果てしない改善を続けることと理解する。政治には息をつく暇などない、終了することもない。生涯闘い続ける覚悟が必要になる。そんな政治家がどれだけいるだろう、現政権にはそんな存在が少し多く見える。

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