モリオーネ熱帯魚ブログ

盛岡市のペットショップ・モリオーネ美術水族館ブログ~アフリカンシクリッド、国産グッピー、古代魚、エビ話

看板息子たちが帰ってきた

2008-10-16 14:26:48 | Weblog
看板息子デコピィが帰ってきた
アフリカンシクリッドのフロントーサ稚魚10匹が入荷した
東南アジアで養殖されたアフリカンはますます安く手に入るようになった
丈夫でかわいいやつらだ
私は縦縞模様が好きだ
微妙に違う縞模様に個性が感じられて面白い

だからグッピーもドイツイエロータキシード等のベタ模様よりも
オールドファッションモザイクやメデゥーサが好きだ
世界に1匹しかいない模様だから

そしてアメリカンシクリッド、熱帯魚と言えば
エンゼルフィッシュ
最近は新種のプラチナエンゼルが人気だが
真白のエンゼルなので皆同じ
それはそれで美しいが私はやっぱり
ゼブラレースエンゼルが一番好きだ
まさに動く芸術作品だ

この憧れのゼブラを久しぶりにゲットした
日本輸入はめったにない品種で
昔は輸入直後すぐ病気になって全滅が多かった
今回も全滅覚悟で仕入れた
全滅大赤字でもどうしてもほしいエンゼルなのだ
今のところ20匹のゼブラたちは美しいミクロソリウム水草水槽で
早速兄弟げんかしながら元気に餌をつついている

大昔、ゼブラレースと普通の縦縞ベールテールエンゼルペアで
稚魚をとったことがある
半分ゼブラ子、半分普通の縦縞エンゼルが生まれてきた
背ビレがピンと張ったエンゼルは最高に美しかった
ゼブラレースは縦縞模様が普通のエンゼルより多く
黒っぽい個体で、大きくなると赤目で部分的に青や緑色に光る
とっても美しいエンゼルなのだ
真っ黒のブラックエンゼルは飼育や繁殖が難しいが
このゼブラは大きく育てば繁殖は問題ない
またぜひ、今度は同じゼブラペアで繁殖を成功させたい

また同じアメリカンのきかん坊ヴィエジャ・アルゲンティアも5匹仕入れた
とっても高価で貴重な真珠のような魚だったが
これまた東南アジア養殖で安く手に入るようになった
ほんとに美しくパールに光る成魚、これ見たら絶対ほしくなる魚だ
この魚も繁殖させてみたいものだ
3センチぐらいの稚魚だが、とても元気がよくてラッキーだった

あとはアフリカンの定番アーリーとレッドゼブラシクリッド
レッドゼブラは全然赤くないしゼブラ模様じゃない明るいオレンジ一色魚だ
安くて丈夫できかん坊で、淡水魚にはない海水魚のような魅力的な色彩だ
私をコテコテのアフリカンマニアにした張本魚だ
黄色のカエルレウスやブライトブルー(薄い青色)、スノーホワイト(アルビノ)等
ムブナはたくさんいる(ヤクザで可愛くないゴールデンゼブラは論外)が
レッドゼブラが一番美しく華があるいし丈夫だし繁殖も簡単だ
日本は家が狭くて水槽も大きいのは置けないので
大きくなるアフリカンシクリッドは敬遠されがちだが
外国ではアフリカンやこのムブナ達は大人気なのだ
やっぱり色がはっきりしているのがいい
今のところ海水魚やサンゴは消費ペット、自然破壊ペットなので
この繁殖簡単(マウスブリーダー)なアフリカンが最高のアクアペットだと思う

今回、水草もどっさり仕入れた
アフリカンにもビーシュリンプにも国産グッピー水槽にも使える
なくてはならない水草と言えばマツモである
浮かばせておけば生まれたてのグッピー稚魚の隠れ家にもなるし
水草のおかげで魚やエビたちもストレス解消になる
ちょっと高かったが簡単にふえるし美しい

また、グッピーには定番のウオータースプライトが一番映えるし
ビーシュリンプには南米モス、
けんか好きエンゼルらアメリカンシクリッドたちにはシダ類のミクロソリウムが最高
他に入荷した大人気のEウルグアイエンシスも美しい
Eテネルスも前景水草水槽にグッド

魚に負けず水草の育成もまた非常に面白いと思う
あとはオレンジの木化石やアフリカンには白のサンゴ岩でレイアウト
ビーシュリンプやアメリカン水槽は流木で飾りたい
週末もグッピー等入荷予定なのでますます忙しくなりそうだ

★アクアペット界の羅須地人協会ジョヴァイエ・モリオーネ店HP
ペットショップ・ジョヴァイエ・モリオーネ

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新世界の水槽設置開始

2008-10-11 01:38:19 | Weblog
私は秋生まれなので、秋は絶好調で大好きな季節
秋と言えば熱帯魚の季節
盛岡に来て本格的に始動
しばらく道を迷っていたが
もう一度チャレンジしてみることにした

黒い灰にまみれた多くのガラクタ
もう使わないかもしれないと思っていたが
半年たってもまだ未整理の山の部屋を少しずつ片付け
濾過器、モーター、ヒーター等整理していく
物置や大車庫をあさり、60水槽数本を徹夜でやっと設置
山ほどの砂利を洗い、昔の感覚を思い出す
一日中砂利洗いをしてガラスの破片で指をぐっさり切ったっけ
またこんな生活が始まるのか、またその道を選ぶのかと…
1千万以上もかけたと豪語したペットとペット用品
数十本の水槽、そのほとんどはつがるの旧美術水族館に眠っている
連休中にまた軽トラで運んでくる予定だ

数年ぶりに国産グッピーを仕入れた
数年前までやっていたグッピーのブリーディングを再開する
残念ながら一番ほしかったギャラクシーブルーグラスは欠品だった
その代り、半信半疑で注文した新種プラチナジャパンブルーの
ブルーモザイクは予想以上にスカイブルーが美しかった
グッピーは個体差が激しく
いいのはいいけど、ひどいのはひどい
ブルーモザイクの尾びれも当たりはずれが大きい
今回は大当たりだった
せっかく数年ぶりに仕入れたのにギャラクシーが欠品だったおわびに
グレードの高いJPブルーを送ってくれた気がした
問屋は、小売店やオークションと違って写真もないし見て選べない
だからがっかりも多いしリスクも大きい

小売店のカリスマ性が問われる
量販店やホームセンターのペット店はどこにでもあるが
何も知らず、やる気もない雇われ人がやっても魅力のない水槽群になってしまう
あれじゃ、ますます熱帯魚の魅力も感じられず、マイナス面ばかり強調されて
マイナーなアクアペットはわんにゃん愛好家にいつまでたっても負け続ける
しかし残念ながら個人業者はどんどんつぶれていく業界だ
ペット用品の問屋兼業ペット小売店と大資本の大型店、
一部のセールストークが上手い悪徳業者だけが生き残っている
高い家賃まで払っては最初から勝ち目はない

共生の道を選ぼう
ペットのブリーディングは芸術活動と同じだ
熱帯魚やエビ、貝の繁殖、改良品種はまさに動く芸術作品だ
競馬界のサラブレッドなのだ
新しい命を生み出す仕事は最高に嬉しいし楽しい

最近、ワイルド輸入ばかりだったカージナルテトラが
安い養殖ネオンテトラと同じように養殖が成功し流通し始めたそうだ
それは素晴らしいことだ
今まで南米の動く宝石を消費し続けてきたのが
人間自らが生産できるようになったのだ
これがホントの自然との共生ではないか?
まあ、豚さん牛さんらと同じ家畜化でもあるし
自然界では生きられない目立つ金魚っち、トロいらんちゅうと同じかもしれない
飼い主なしでは生きられない愛犬かもしれない
いや、彼(アクアペット)なしでは生きられないのが人間なのだ

川と海は人を癒す
水、クリスタルウオーターは人を癒す
水中のペットは美しい
水槽は小さな夢の自然界
そこでは人は万物の創造主、救世主となる
醜い人間社会において
アクアペットライフは
最後の理想郷
ラスト・HIRAIZUMI
ラスト・イーハトーヴだと私は思う
そんなナチュラルボックスをそろそろ人生最期に作っていきたい 

★アクアペット界の羅須地人協会ジョヴァイエ・モリオーネ店HP
ペットショップ・ジョヴァイエ・モリオーネ
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