bl.観賞用愛人

『観賞用愛人』（高遠琉加）☆☆☆☆
【能面学者×チャラ大学生】

story
ある日目覚めると瑛は鎖でピアノに繋がれていた。そばには最近親しくなった植物学者の音無がいた。雪に閉ざされた別荘で，乱暴なことはせずただ観察するために瑛を監禁したという音無だったが――

北畠あけ乃の絵とすごくマッチしていてむしろこの小説が観賞用ですよ，て感じの１冊。
お気に入りの本です。

大洋図書 SHYノベルス
2006

hon.純情不埒

『純情不埒』（高遠琉加）☆☆☆☆
【ホスト×まじめがね】

story
ホストの唯司は上得意客から年上の歯科医・佐倉を堕としてくれと頼まれる。首尾よく佐倉の自宅に入り込み同居生活を始めるが，不器用で繊細な佐倉に強烈に傾いていく――

いつもの感じ。
その後の話の方はそこまでやらなくても…と思ったり。
そして最初はどっちが受かわからなくて唯司かな唯司だな，と思ってたら普通に違ったという。

アスキーメディアワークス B‐PRINCE文庫
2011

bl.葛城副編集長の最後の賭け

『葛城副編集長の最後の賭け』（高遠琉加）☆☆☆☆
【副編集長×使用人】

story
文芸誌の副編集長をしている葛城は，実家で使用人をしている諒に10年ぶりに再開する。
葛城の家にとらわれている諒を自由にしたいと思う葛城だったが,とうてい不可能な無茶な条件を突きつけられる……

成澤の500万まで貸す発言がかっこよすぎる。
王道だけどさすがせつなくてすてきでした。
でも時系列はふつうのほうがわかりやすかったんじゃないかな…
成澤の話を完全に忘れていたのでちょっと残念

角川書店 ルビー文庫
2011

bl.ホテル・ラヴィアンローズ

『ホテル・ラヴィアンローズ』（高遠琉加）☆☆☆☆☆
【無表情フロントマン×訳あり青年】他

story
街中に建つプチホテル『ホテル・ラヴィアンローズ』は1部屋ごとに内装の色が違う少し変わったホテルだ。そこのフロント係の数樹は毎週決まって金曜の夜に『赤』の部屋に泊まりに来る浅海という男が気になって……

びんかん…
『青』の話も好きだわ～
あ!!
てか今気づいた今更だけど
『薔薇色の人生』の洋館がこのホテルなんだね!
そして潰れちゃうのね
時間逆回しでのお話ね
全部いい話。
でも数樹のてきとーな感じがけっこう好き。

リブレ出版,アスキー・メディアワークス B-PRINCE文庫
2008

bl.酷いくらいに

『酷いくらいに』（高遠琉加）☆☆☆☆☆
【天真爛漫シェフ見習い×穏やか】

story
フランス料理のシェフ見習いの瀬名広見は兄の恋人だった愁藤秋に片思いをしている。事故で両親と足の自由を失った秋だが,穏やかで優しく懸命に生きる姿は愛しさを芽生えさせた。しかしそこへちょいちょい元恋人である兄が現れ――

2人ともかわいい…
兄うざいね!
実はサイテーな野郎だね!
てかこのレストランってあのレストランなんだ…!!
まあ!!!
切ないしえろいし最高だね。
あの病院の詩はほんとにあるのかな。


海王社 ガッシュ文庫
2011

bl.世界の果てで待っていて

『世界の果てで待っていて－天使の傷痕－』（遠琉加）☆☆☆
【粗雑探偵×クール刑事】

story
元刑事の黒澤統一郎は渋谷に黒澤探偵事務所を構えている。ある雨の日，そこへ少女と見紛う少年・奏がやってきた。彼の依頼は３年前に行方不明になった双子の兄・律を探して欲しいというものだった。１度は依頼を断った黒澤だったが，かつての同僚である櫂谷雪人もある事件の関係で律を探しており，協力することになったのだが……

これは…
ＢＬか？
むしろ純文学だった。。
めっちゃ切ないし
櫂谷かわええ…
櫂谷だったら絶対濡れ場でえろいと思ったのに濡れ場ないし笑

bl.甘い運命

『甘い運命』(高遠琉加)☆☆☆☆
【無口×のんびり】

story
樫崎一は幼い頃から感情を押し殺すようにして生きてきた。
だが，アパートの隣人・ゆきと知り合ったことがきっかけで傷害事件を起こしてしまう。社会復帰後も生きる意味を見出だせない一に手を差し延べたのは高校時代の担任・湯原で……

愛と混乱のレストラン番外編。
けっこうレストラン内がぴりぴりしてたはずなのにあっさりと流れてる笑
鈍感か…
海可愛いー
感染したかのように周りの人もらぶらぶになってくのやなんだけど，切なすぎておっけー。
本編を忘れかけてるのもある…笑
海が引っ越しちゃったのショックだ…

bl.楽園建造計画４

『楽園建造計画４』(高遠琉加)☆☆☆☆☆
【飄々×不器用】

story
パレス・シャングリラ五反田に蝶野を訪ねて清楚な女性が訪れる。
彼女を避け続ける蝶野にお節介を焼いた弾みに，なぜか蝶野と２人で瀬戸内海の小島に旅行することに。
そこで知った蝶野の過去は思わぬ激情を秘めていて……

完結。
２人とものんびりすぎるよー泣
なんかさー
一緒に感傷に浸るよね。
あーもうこんなふうに過ごせないんだとか。
それぞれの道に進んで嬉しいことだから寂しいっていえなかったり。
でもとにかくこの２人はもっと攻めの視点でいけ！笑
24でキスで終わりかー笑
でもやる場面になったら三木はめっちゃ可愛くなって蝶野はにやにやしてそう。
妄想(笑
そして番外編ですが，，ぐはー
まじ泣けるー
皐月のふにゃふにゃしながら大人になっちゃったとことか…
いやでもやっぱり
僕はもう彼を離さない
ってとこがぎゃーって感じにやばい。
静かにめっちゃ愛してるよ！
なんか荻原規子の『西の善き魔女』のハードカバーの３巻かな？
ルーンの
フィリエルは僕の太陽だった
だから譲れない
て発言と少し雰囲気が似てる。。
まさかの児童書と対比しちゃったけど笑
大人な児童書だからいっか。

bl.楽園建造計画３

『楽園建造計画３』(高遠琉加)☆☆☆☆☆
【同級生×苦学生，飄々×不器用】

story
峰岸の愛人になってまで金を得ようとする響川を想う気持ち故に強引な取引を持ち掛けた志田。
しかしある日アパートに訪れた女性を前に響川は姿を消してしまう。
一方，蝶野の前には高校時代の友人・芦屋が現れ……

響川氏たちがまとまってよかったわー
そしてあずきは響川さんを連れ帰っておりこうですねー
にまじもえ。
なんて立派なねこ！笑
峰岸さんはただの下心ジジイで終わってしまい可哀相ですね。。
あーあ笑
蝶野の過去がいらっしゃいしてきた巻。
キラキラ？
お星様が見えてるのかしら。
発言がまじよいわー笑
番外編は切なすぎて読むの辛い笑

bl.楽園建造計画２

『楽園建造計画２』(高遠琉加)☆☆☆☆
【同級生×苦学生】

story
桜陵大学法学部の響川は，訳あって奨学金と大量のバイトで大学に通う苦学生。
だがある日，アパートの立ち退きを迫られバイトの給料は盗まれおまけに過労で倒れてしまう。
それを拾って『パレス・シャングリラ五反田』に入居を勧めたのは高校の同級生・志田で……

さあ蝶野がっつり攻めてこーい！って思ったら違うおふたりの話。
いいんだけど…
切なすぎるよおい！笑
そしてあずきが大きな声で助けを呼んだのにはなんか…
がんばったね！
みたいな。
そしてまーまた気になるところで次の巻なんて…笑