水曜はレディースデー

タイトルはレディースデーですが、渋谷ル・シネマは強気でレディースデーの割引をやっておりません

「美しい人」観ました
９つのオムニバス形式の作品ですが、一つひとつがなかなか深いのです
それぞれは全く関係のない話で、オチも最後の一話以外には特にありません

特に好きだったのは２話めで、スーパーでなんらかの理由で別れた元恋人同士が偶然会ってしまう話
女はすでに臨月間近のおなかをしていて、男も別な人と結婚しているという状況
でもお互い嫌いで別れた訳ではなく、立ち話をしているうちに思いがぶり返してしまう二人
どうしようもない状況下での大人の切ない思いがひしひしと表われるのです


この映画は全然観る気がなかったのですが、月曜の夕刊に私の好きな沢木耕太郎さんがこの映画の紹介をしていたのでついつい興味を持ってしまいました
で、観て正解でした
さまざまな形で少ない登場人物が十数分の中に深く迫ってくるのです
いや～大人な映画でした




実は記事には挙げていませんが６月に
「ナイロビの蜂」も「レント」も「カサノバ」も観ました
サボっていました～すみませ～ん