今晩のアテはなに?!

Jonni-Kichiです。のんさんと日本酒と映画と音楽と...

それぞれの立ち位置

2017-04-17 20:54:48 | インポート
ちょっと前、NHK「うたコン」に有村架純さんがゲストの回がありました。
朝の連ドラ「ひよっこ」のプロモート。

流れで「あまちゃん」がブレイクのきっかけと紹介があり、このパターンだと
「あー多分のんさん(能年玲奈さん)はなかったことのように扱われるのだな。」
と斜に構えていました。


ところが、なんとしっかりばっちりのんさんが、潮騒のメモリーズの映像が、
放送されました・・・やるなNHKさん!と溜飲を下げたのであります。

この時「あまちゃん」出身の3人の女優さんについて、考えちゃったのであります。
有村架純さん、橋本愛さん、そしてのんさん・・・

有村さんは、「あまちゃん」当時の若春子や「阪急電車」などの他作品でも
好印象をもっていましたが、ゴタゴタしてしまったのんさんと、
全く逆の活躍ぶりをしていった過程で、どうしても複雑な思いを払拭できず、
心から応援する方向に向かなかったのです。(心が狭いなあ。。)

この番組放送中、彼女は「潮騒のメモリー」を口ずさんでいたり、
懐かしく語ったりしていました。
加えて、先週末の「土スタひよっこ特集」生放送にも出演していました。
当然ここでも「あまちゃん」の話題が盛り込まれたのですが、
宮本信子さんとのシーンやコメントを通して、彼女が語ったことが印象的でした。


「あまちゃん」ではヒロインではなかったけど、ガムシャラに取り組んだ結果、
演じることの何かを掴んだ、という話。
その後のブレイクが今回の「ひよっこ」主演に繋がっていること。
役作りで5キロ太って撮影に望んだこと、など・・・

のんさんとは全く違う演技のアプローチをすることや、
ストイックに取り組む姿勢を知れたことで、
観たい対象の役者さんとして改めてインプットされたのです。

朝ドラについて。
相性が悪かったのでしょうか、「あまちゃん」以降これまでの作品に
ほとんど魅力を見出せなかった中、
「ひよっこ」は脚本にも今のところ破綻がなく(さすが岡田恵和さん)
久々に先が楽しみな作品という期待感があります。


そしてもうひとり、潮騒のメモリーズのユイちゃん・・・橋本愛さん。


熊本出身の彼女、くしくも昨日は熊本地震本震発生から1年の日・・・
オール熊本の映画プロジェクト「うつくしいひと」への参加、
岩手ロケの「リトル・フォレスト」など、
とても密度の濃い作品でキャリアを積みながら、
やや過小評価されているなあ、と感じていました。

出演作品がマニアックな傾向なのか、意図的に商業まみれの作品を避けているのか・・・
でも私はこの方向でよいような気がしています。

橋本さんが持っている孤高性や芸術性、シニカルでドライなコメディセンスなど・・
映画というフィールドでこそ、もっともっと活きる女優さんだと思います。

週刊文春最新号のインタビューが秀逸でした。
記事こちら。
「ものづくりを楽しむより、認められるかどうかの恐怖やトラウマと戦っている。
勝つ術は分かっているが本気で戦うと・・・全部自分の責任だから。」
楽しそうではないけど真摯に戦う姿、カッケーなと・・・

今回の「パークス」。是非観たいのですが、
上映館少ないようで少し残念。(私の地元ではまだ上映情報なし・・)
その後公開の「美しい星」が先でしょうか・・・


最後に・・・我らがのんさん。
活躍はご承知の通り。今回はあえて多くを語らず・・・


のんさんが突き進む新しい道。
見たことがない景色をまだまだ見せてくれそうです♪


「あまちゃん」出身の彼女達。それぞれの定点観測でした。








ただいま・・・

2017-04-04 00:40:58 | インポート



東京の大学を出て、地元に帰って就職する、
というシチュエーションであれば、
対峙しているのは彼女の親御さんだろうか。
はたまた、高校までともに過ごし、大学時代離れていた友人だろうか。

いずれ、この表情の中に大きな希望や少しの不安、
そして視線の先の「あなた」への感謝が溢れている。

走り出す彼女の未来は?

過度なセリフや演出は要らない。
圧倒的表現力ですべて伝わる。

こちらも一言、万感を込めて。

「おかえり。」





創作あーちすと

2017-04-02 06:37:50 | インポート
サボり倒したブログ更新・・・ひさびさに(苦笑)

のんさん大躍進、とまりませんね。

LINEモバイルCM出演、BESV自転車アンバサダー、
スターチャンネル映画予告大賞プレゼンター、暮しの手帖服づくり・・・



出身地、神河町の観光PV主演というニュースも
聞こえてきました。楽しみ・・

しかし、中でも画期的だと思ったのが「創作あーちすとNON」刊行です。


アートの発想、対談メンバー及び内容の濃さ・クオリティ・・申し分ない。
彼女が楽しむばかりでなく、皆さんも何か創作してみては・・
という提言活動のように感じてしまいます。もっと楽しんでって・・・

そして巻末の神河町里帰り紀行と鈴木心さんのインタビューにグッときます。
彼女の原風景に触れ、インタビュー内容に矜持が伝わり、アツくなってしまいました。
そんな中、北尾編集長の以下のツイートを拝見しました。(以下引用)

「北尾修一‏ @kitaoshu1 3月30日
その他
ふと思い出したので、備忘録として書いておきます。『創作あーちすと NON』の中では「あまちゃん」がすべて「朝ドラ」という表記になっています。これ、編集部が検閲した結果だと思われている気がするのですが……違うんです。のんさん自身の判断なのです。#のん #創作あーちすとNON
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北尾修一‏ @kitaoshu1 3月30日
その他
その赤字を見たとき、私は潔いな、カッコいいなと思いました。これまでに築いてきたものに一切執着せず、「名前」も「代表作」も何の未練もなく捨てて、ここからゼロから始めるんだ、という決意が伝わってきて、私はちょっと感動しました。おしまい。#のん #創作あーちすとNON
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返信 リツイート済み 83
「いいね」しました 121」


確信しました。
のんとしてゼロからスタートすると同時に、
表に出さなくても「あまちゃん」はやはり基盤なのだ。
この基盤の方々には絶対迷惑をかけない、
そして必ずそのステージに戻ってくると・・・
勘繰り過ぎでしょうか・・


4月になりました。
私も何かにチャレンジしてみようかなと、
少々チカラが漲る朝です。