水耕栽培で育てているのだが、育ってくると養液の減りが尋常じゃなく増えてくる。その都度養液を作ることになる。これはけっこう大変。てなわけで、残念ながら教材としては採用を見送ることにしようかなと考えてるところです。
水耕栽培で育てているのだが、育ってくると養液の減りが尋常じゃなく増えてくる。その都度養液を作ることになる。これはけっこう大変。てなわけで、残念ながら教材としては採用を見送ることにしようかなと考えてるところです。
本日は専門的な部分を含みます。
<専門的な部分>
平成24年4月に完全移行になる、技術・家庭科の新学習指導要領によると『パソコンを使った外部機器の制御』が必修になる。これまでは選択だったのでやらない学校が大半だったため、各学校の技術科担当は大あわてとなっている。教材メーカーもいろいろと出しているが1つ約3000円もする。個人に買わせるには利用価値が無く、学校の備品として買うには額が大きすぎる。40個買おうとすると単純計算で12万円ほどになる。そんな額は無理。ということで自分で開発することに。
学習指導要領説明会に出席したところ『外部機器の状態をパソコンで変化すること(動く・光るなど)ができればOK』らしい。ということでいろいろ考えた。最近のパソコンの外部出力のための端子というとUSBを思い浮かべるが、素人には手出しできない。一番手軽なのはパラレルポート(プリンタポート)なのだが最近のパソコンにはついていないことが多い。ダメ元でコンピュータ室のパソコンの本体裏を見たら幸運にもパラレルポートがついていた。これで決定。パラレルポートから8ビットの信号を出力して各ビットに対応したLEDを点灯・消灯するという単純なものにする。制御用のソフトは自作しようかとも考えたが、WindowsXP以降はパラレルポートからの出力に制限ができたらしい。そうなるとややこしそうなのでネット上にあったフリーソフトを使うことに。
<専門的な部分終了>
(上の部分の要約)パソコンを使って発光ダイオードを光らせるという装置を作る必要が出てきたのでいろいろ考えました。(要約終了)
ハードウェア(というほど立派ではないが)の部分は手持ちの部品で作ってみる。使ったのはジャンクの山の中からプリンタケーブルとLEDとLED保護用の抵抗。それから基板。
完成したら早速実験。自宅のWindows7マシンに接続して出力。見事に点灯。下の写真は『00101100』の出力結果です。これで何とかなりそう。部品代もせいぜい数百円くらいには収まるだろう。ただ、これを40個作るのは大変だな。新たな悩みです。