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技術士合格発表

2017年03月01日 | 技術士(応用理学部門)
今日は技術士二次試験の合格発表日。
筆記試験合格の部下二名の結果はどうだったか。
実は二人とも過去に口頭試験で涙を飲んでる。
自分が気を揉んでも仕方がないのだけど、昨夜から落ち着かなかった。
一人合格で一人不合格でも、勿論二人不合格でも悲しい訳です。

結果は、
二人とも無事合格!。

良かった。
合格おめでとう。本当に嬉しいと心から思った。
でも、ほっとしたせいだろうか、同時になぜか寂しいような気持ちにもなった。


応用理学地質_問題Ⅱ-1_過去問1999~1996

2013年07月22日 | 技術士(応用理学部門)
試験が近いこともあり、応用理学の過去問を探しにこのブログを訪ねる方が多いようだ。
手元にかなり古い過去問がある。せっかくなのでアップしておく。
どなたかの役に立つだろうか。

●平成11年(1999):参考
Ⅱ-2 次の15項目の中の(1)~(3)から3項目、(4)~(15)から2項目を選び、それぞれの項目について定義及び内容について説明し、次に応用理学部門の技術士の立場から考えるところを述べよ。(茶色の答案用紙を使用し、項目ごとに用紙を替えて解答項目番号と項目名を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)
(1) 最小二乗法
(2) SI単位
(3) 熱水変質
(4) 内部摩擦角
(5) グーデンベルグ・リヒターの式
(6) ヒートポンプ
(7) テフラ
(8) バイオマス
(9) 均相核発生
(10) ダルシーの法則
(11)振幅変調
(12)インバージョン
(13)環境ホルモン
(14)対流
(15)データベース

●平成10年(1998):参考
(1)サステナビリティ
(2)屈折率
(3)リニアメント
(4)ジオイド高
(5)フーリエ変換
(6)GIS
(7)電熱係数
(8)火山ガス
(9)ウェーバー・フェヒナーの法則
(10)不整合
(11)コヒーレンス
(12)海底地震計
(13)結晶成長
(14)地層処分
(15)フルード相似則

●平成9年(1997):参考
(1)ヤング率
(2)反応速度の温度依存症
(3)地質的不連続面
(4)レイノルズ数
(5)温度放射
(6)キュリー温度
(7)カルノー効果
(8)温室効果ガス
(9)岩盤の透水性
(10) 組織地形
(11)フォッサマグナ
(12)地震前兆現象
(13)相関
(14)ヒートアイランド
(15)クリーンエネルギ-

●平成8年(1996):参考
(1)断熱変化
(2)化学結合
(3)風化作用
(4)モーメント
(5)半導体
(6)レーザー
(7)相転移
(8)トレーサビリティー
(9)ライフサイクルアナリシス
(10)プレート運動
(11)潮流
(12)合成開口レーダー
(13)酸性降下物
(14)地球温暖化
(15)火山フロント


応用理学地質_問題Ⅰ-2_2012

2012年08月11日 | 技術士(応用理学部門)
●平成24年(2012)
Ⅰ-2 次の8設問の中から1設問を選んで解答せよ。(答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、3枚以内にまとめよ。)

Ⅰ-2-1 片側1車線の山岳トンネルにおいて、坑口部以外に小土被り区間がある場合、小土被り区間に関して①計画時(概査を含む)、②設計時(詳細調査を含む)、③施工時、④施工完了後の各段階での技術的課題とその対応策を述べよ。

Ⅰ-2-2 コンクリート式重力ダムのグラウチングに当たって問題となる地質事象を1つ挙げ、調査・設計・施工上の留意点を述べよ。

Ⅰ-2-3 下図は、ある海岸平野部の河口付近における既存ボーリング柱状図である。この図から読み取れる②、④、⑥、⑦各層の支持地盤としての適性について評価し、ここに橋梁構造物の基礎を計画する場合の調査・設計上の着眼点について2つ述べよ。

Ⅰ-2-4 貯水池の湛水に伴う地すべりの調査・対策・管理について概説し、通常の地すべりとの違いについて述べよ。

Ⅰ-2-5 平野にある井戸において地下水位が下がり、揚水できる量が減少した。このことについて考えられる代表的な社会的要因のうち、広域的要因を2つ、局所的要因を1つ挙げ、それらの回避・低減策を述べよ。

Ⅰ-2-6 非在来型石油資源を2例挙げ、それぞれ在来型石油資源との相違点を示すとともに、その特徴について説明し、開発に当たっての技術的課題及び今後の展望について技術土としての観点から述べよ。

Ⅰ-2-7 地質情報の取得に当たって、地震探査と電気探査を併用することの有用性と技術的課題を説明するとともに、今後の方向性についてあなたの意見を述べよ。

Ⅰ-2-8 近年、社会的要請から地下環境の大規模な利用が、検討あるいは実施されている。それらの主な利用事例について2つ挙げ、内容と地下環境を利用する理由について示すとともに、その技術的課題を技術土の観点から論じよ。


応用理学地質_問題Ⅰ-1_2012

2012年08月10日 | 技術士(応用理学部門)
●平成24年(2012)
Ⅰ-1 次の10項目の中のⅠ-1~Ⅰ-1-2から1項目、Ⅰ-1-3~Ⅰ-1-10から2項目、合わせて3項目を選び、それぞれの項目について定義及び内容を解説し、次に応用理学部門地質科目の技術士の立場から考えることを述べよ。(項目ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、それぞれ-枚以内にまとめよ。)

Ⅰ-1-1 続成作用
Ⅰ-1-2 蛇紋岩 
---------------------
Ⅰ-1-3 特殊地山
Ⅰ-1-4 ダム再開発
Ⅰ-1-5 埋没谷
Ⅰ-1-6 地震地すべり
Ⅰ-1-7 地下水の塩水化
Ⅰ-1-8 酸化還元フロント
Ⅰ-1-9 VSP
Ⅰ-1-10 酸性土壌


応用理学地質_問題Ⅱ-1_過去問2002~2005

2012年04月21日 | 技術士(応用理学部門)
平成19年の制度改正以前の過去問(必須科目Ⅱ-2)である。
どなたかの役に立つだろうか。
平成17年(2005)~平成14年(2002年)分をアップしておく。
手元にはそれ以前の資料もあるので、必要な方がいればコメントください。
当時の必須科目は、応用理学部門全般に関する技術常識を問う問題。
「地質」に関連した問題は3~4題しか出題されていない。

ちなみに、新制度以降の5年間(2007~2011年)での地質科目の専門問題I-1は延48問だが、
このうち、
2011年:テフラ(2000)、バイオレメディエーション(2006)
2010年:シーケンス層序(2006)
2009年:活構造(1992)
2008年:リニアメント(1999)
2007年:岩盤クリープ(2001)
など、毎年このⅡ-1で出題実績のある用語が出題されており、意外なほど出題範囲が限られていることに気がつく。
なので、このⅡ-1の地質学の問題をまずは整理しておくべきだ。

平成18年(2006)の問題はここ

●平成17年(2005):参考
Ⅱ-2 次の12項目の中から3項目を選び、それぞれの項目について定義及び内容について説明し、次に、応用理学部門の技術士の立場から考えるところを述べよ。(青色の答案用紙を使用し、項目ごとに用紙を替えて解答項目番号と項目名を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)
(1) 光ファイバー
(2) 最適制御
(3) 量子サイズ効果
(4) クロミズム材料
(5) アイソスタシー
(6) コンドライト隕石
(7) 黒潮大蛇行
(8) ゆっくり地震
(9) マスムーブメント
(10) 氷河期
(11) 二酸化炭素地中固定
(12) デルタダイヤグラム

●平成16年(2004):参考
(1) 磁気光学効果
(2) 最尤推定法
(3) 液晶物質
(4) キラル分子
(5) テレコネクション
(6) 沿岸湧昇
(7) モホ面
(8) 国連海洋法条約における大陸棚
(9) 海洋無酸素事変
(10) 生物岩
(11) タービタイト
(12) 液状化

●平成15年(2003):参考
(1) MEMS
(2) 磁気共鳴映像法(MRI)
(3) コロイド
(4) 化学蒸着法
(5) ルートマップ
(6) 流れ盤
(7) 地球統計学
(8) メタンハイドレート
(9) 傾度風
(10) リアルタイム地震学
(11) ホットスポット仮説
(12) IODP(統合国際深海掘削計画)

●平成14年(2002):参考
Ⅱ-2 次の9項目の中から2項目を選び、それぞれの項目について定義及び内容について説明し、応用理学部門の技術士の立場から考えるところを述べよ。(茶色の答案用紙を使用し、項目ごとに用紙を替えて解答項目番号と項目名を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)
(1) ゼーベック効果
(2) 蛍光X線
(3) 振動モード
(4) 地層累重の法則
(5) 続成作用
(6) 地層輪廻(浸食輪廻)
(7) 低周波地震
(8) 鉛直線偏差
(9) 温度風

応用理学の口頭試験合格率は

2012年03月05日 | 技術士(応用理学部門)
平成19年~23年度の口頭試験合格率である。

平成23年度
筆記試験合格者数 149(物理及び化学9,地物及び地化20,地質120)
最終合格者数 127(物理及び化学7,地物及び地化18,地質102)
口頭試験合格率 85.2%

平成22年度
筆記試験合格者数 162(物理及び化学9,地物及び地化19,地質134)
最終合格者数 150(物理及び化学9,地物及び地化19,地質122)
口頭試験合格率 91.0%

平成21年度
筆記試験合格者数 156(物理及び化学10,地物及び地化14,地質132)
最終合格者数 122(物理及び化学8,地物及び地化13,地質122)
口頭試験合格率 91.7%

平成20年度
筆記試験合格者数 150(物理及び化学9,地物及び地化14,地質127)
最終合格者数 133(物理及び化学8,地物及び地化11,地質114)
口頭試験合格率 88.7%

平成19年度
筆記試験合格者数 147(物理及び化学10,地物及び地化16,地質121)
最終合格者数 133(物理及び化学8,地物及び地化11,地質107)
口頭試験合格率 85.7%

応用理学の口頭試験合格率

2011年11月12日 | 技術士(応用理学部門)
平成19年度以降の口頭試験合格率である。

平成22年度
筆記試験合格者数 162(物理及び化学9,地物及び地化19,地質134)
最終合格者数 150(物理及び化学9,地物及び地化19,地質122)
口頭試験合格率 91.0%

平成21年度
筆記試験合格者数 156(物理及び化学10,地物及び地化14,地質132)
最終合格者数 122(物理及び化学8,地物及び地化13,地質122)
口頭試験合格率 91.7%

平成20年度
筆記試験合格者数 150(物理及び化学9,地物及び地化14,地質127)
最終合格者数 133(物理及び化学8,地物及び地化11,地質114)
口頭試験合格率 88.7%

平成19年度
筆記試験合格者数 147(物理及び化学10,地物及び地化16,地質121)
最終合格者数 133(物理及び化学8,地物及び地化11,地質107)
口頭試験合格率 85.7%

応用理学地質_問題Ⅰ-2_2011

2011年08月09日 | 技術士(応用理学部門)
●平成23年(2011)
Ⅰ-2 次の8設問の中から1設問を選んで解答せよ。(答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、3枚以内にまとめよ。)

Ⅰ-2-1 火山山麓に山岳トンネルを計画する場合に予想される問題点を3つ挙げ、それぞれの現象例を示すとともに、調査方法と調査から取得しなければならない情報について説明せよ。また、例示した3つの現象に対して計画時に立案すべき対策法について述べよ。 

Ⅰ-2-2 あるダイムサイトにおいて「低角度割れ目」が認められた。ダム形式・規模及び、低角度割れ目の分布位置・性状などの地質状況を自ら設定したうえで、その低角度割れ目が存在することによる課題点を整理し、調査方法及び対応方法について応用理学部門地質科目の技術士としての立場から延べよ。

Ⅰ-2-3 平野部の未固結地盤において不整合が存在することにより地質現象が社会生活上の問題となる事例を2つ挙げ、それぞれの課題点を整理し、次のその調査方法及び工学的な対応方法について応用理学地質科目の技術士としての立場から述べよ。

Ⅰ-2-4 平野部に隣接する丘陵地において、新規に数km2以上の大規模な宅地開発を早急に計画・実施することになった。この計画地内には大規模な切土法面の出現が想定される。大規模切土法面の変状に関して、①計画時、②調査・設計時、③施工時、④維持管理時のそれぞれの段階において最も考慮すべき事項を挙げ、その理由・対策などについて技術士としての観点から述べよ。

Ⅰ-2-5 地下水や湧水を保全する地域活動の事例を1つ挙げるとともに、この活動を行なうに当たって、専門家としてアドバイスを求められた場合、留意すべき課題を3つ挙げ、それぞれの課題に対して解決策を検討するために行なうべき調査について述べよ。

Ⅰ-2-6 変動帯にある日本の地熱発電と、欧米の安定陸塊における地熱発電(Hot Dry Rock)との相違を示し、その理由を述べよ。また、それぞれの地熱発電を実施するに当たっての技術的課題及び今後の展開について技術士としての観点から述べよ。

Ⅰ-2-7 陸域と海域にまたがる沿岸から極浅海における地下地質調査として、物理探査を行なう対象となる事象を2つ挙げ、それぞれについて、調査目的、効果的な物理探査手法と、期待される調査成果について記述し、専門の技術士から見た問題点を述べよ。
 
Ⅰ-2-8 地層処分とは、放射性廃棄物を人工バリアと天然バリアという複数のバリアシステムによって地下に処分することである。これらについて知るところを述べるとともに、技術的課題及び今後の展開について技術士の観点から論ぜよ。


応用理学地質_問題Ⅱ_2011

2011年08月08日 | 技術士(応用理学部門)
●平成23年(2011)
Ⅱ 次の3問題(Ⅱ‐1、Ⅱ‐2、Ⅱ‐3)から1問題を選び、応用理学部門の問題として解答せよ。(解答問題番号を明記し、答案用紙3枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-1 産業革命以来、人類は豊かな生活を求めて産業を興し、新しい技術を開発してきた。しかし、近年、その弊害とも言える地球温暖化などの環境問題が顕在化している。また、現代社会を支える基盤の脆弱さが様々な場面で露呈し、これまで普通と考えられていた生活を続けていくことが困難になる可能性が指摘されている。今後、人が安心して暮らすことができる安全な社会を構築していくことが最も重要な課題となることは間違いない。文部科学省は、2004年に「安全・安心な社会の構築に資する科学技術政策に関する懇談会」報告書を公表している。参考資料として、報告書がまとめられた時点での安全・安心を脅かす要因として検討されたものを下表に示す。
 そこで、安全・安心社会を脅かす事例を1つ想定し、その概要を述べ、
(1)安全・安心な社会の構築に向けた科学技術の強化
(2)安全・安心に係る科学技術に関連する社会的基盤の整備
(3)グローバリゼーションを視野に入れた国際協調や国際標準への対応
の3つの観点から、課題を整理せよ。次にあなたが、応用理学部門の技術士として貢献可能な対応策を述べよ。ただし、津波と原子力発電所の事故以外の事例を検討せよ。
<資料:文部科学省「安全・安心な社会の構築に資する科学技術政策に関する座談会」報告書(2004年4月)より抜粋>

Ⅱ-2 都市への人口集中が続いており、そのため都市が巨大化している。都市の巨大化にともない取り組むべき課題には、(1)水問題、(2)エネルギー問題、(3)地域環境問題、(4)交通問題、(5)防災、(6)治安、(7)貧困対策が考えられる。図1~3を参考に、これらの7つの課題のうちから、3つを選択し、それぞれにつき具体的課題を論ぜよ。次に、それらの1つについて、応用理学部門の技術士としての専門性を生かした観点から対応策を延べよ。

Ⅱ-3 科学技術リテラシーを「成人段階を念頭において、全ての人々に身につけてほしい科学技術に関連した知識・技能・物の見方」とした場合、その必要性について以下の3つの点から整理せよ。
(1)科学技術に関する判断力
(2)科学技術についての次世代への継承
(3)科学技術教育の生涯にわたる継続
 また、応用理学部門の技術士としての専門性を生かした観点から、下図を参考に「食べる」、「暮らす」、「働く」の3分野について科学技術リテラシーを向上させる必要がある事例についてそれぞれ論ぜよ。
<資料:21世紀の科学技術リテラシー像~科学技術の智~プロジェクト報告書から引用>