徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

奈良 春日大社

2012-02-28 00:33:17 | 奈良 大和
2012 1/28(土)
若草山焼きの前に ユネスコの世界遺産に登録されている「春日大社」を参拝しました。
余りゆっくり見られませんでしたが・・

(以下 hpからの説明文)
春日大社は、今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮(現茨城県)から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えした。やがて天平の文化華やかなる神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して香取神宮から経津主命様、また枚岡神社から天児屋根命様・比売神様の尊い神々様をお招きし、あわせてお祀り申しあげたのが春日大社の始まりです。
御祭神である武甕槌命様・経津主命様は、日本の国を秩序ある国にするためにあらゆる神々と交渉され、平和裡に治められた功績ある神様であります。また天児屋根命様は神事と政治を守り導かれる神様として、比売神様は天照大御神様だとも天児屋根命様の妃神とも伝えられています。平和と愛の尊い神様であり、それぞれの霊験を仰ぎ御加護を頂いてまいりました。この四柱の神々様は、それぞれ端正な春日造の御本殿(国宝)に鎮座されており、最も尊崇すべき神々として春日皇大神と申しあげ、また、春日四所明神、春日大明神と申しあげてまいりました。

御創建以来当社は、千古の森の中に朱の柱、白い壁、そして自然の檜皮屋根の本殿・社殿が往古と変わらぬ壮麗で瑞々しいお姿で鎮まっておられます。これは、20年毎に斎行される式年造替という制度により、社殿の御修繕、御調度の新調、祭儀の厳修により日本人の命が連綿と受け継がれてきたからです。これにより、清々しくも尊厳ある気が境内に満ち、神様の広大無辺なるお力や有り難さがしみじみと感じられる名社として今日に至っています。また、全国3000に及ぶ春日の御分社、奉納された3000基の燈籠は、その厚い信仰の広がりを示しています。

そして今日も昔と変わらず、毎朝毎夕の神事の御奉仕を始め、年間1000回に及ぶお祭りが行われ、日本の国はもとより、世界の平和、万民の幸福、そして共存共栄が祈り続けられています。

平成10年12月には、春日大社や春日山原始林を含む「古都奈良の文化財」がユネスコの世界遺産に登録されました。


これは・・何の祠だったか


「一の鳥居」を抜け、広い参道。鬱蒼とした樹林に囲まれ 


「一の鳥居」からかなり離れて建てられている「二の鳥居」


「神鹿」 今の茨城県の鹿島神宮から武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白い鹿に乗りやって来られたそうで、以来、奈良の鹿は保護されてるとの事。
普通、手水場の水は竹筒から出ているのをよく見かけるが、ここの手水場の水は鹿の像が口にくわえている筒から出ている。


「御間道(おあいみち)」という参道には 苔むした石灯籠が両脇に立ち並び、石燈籠の数は約2000基ほどあるらしい


朱塗りの回廊と石灯籠


御本殿前、朱塗りで荘重な造りの「中門」


春日大社には主な社殿を取り囲むように回廊がつけられている。朱塗りの回廊には多数の燈籠が吊り下げられており釣燈籠の数は約1000基という


金色の吊燈籠が鮮やか
8月の14・15日の「中元万燈籠」と 2月3日 節分万燈籠には境内にある約3000基の全ての燈籠に火が灯されます



さて、京都・奈良で寺社やいくつかの神社を参拝した訳ですが

「神社」と「大社」と「神宮」の違いは何?

(以下 文献より)
平安時代の延喜式神名帳という記録で朝廷がお供えを渡す神が記されています。格付けがあったようで

・神宮は伊勢・香取・鹿島だけになります。天皇家や大和朝廷東征に関係の深い神社です。高天原の神で天神(アマツガミ)とも呼びます。
明治以後、神社は国家神道といって、神社庁という国の役所の管理下におかれます。
官幣/国幣(国からお供え/知事からお供え)の別があり、大社・中社が指定され、天皇が祭神の神社などが新しく作られ神宮がふえます。(明治・橿原・平安・北海道・・・など)

・大社:他の高天原系の神や、地祇(高天原以外の神/クニツガミ)の中で古い神を祀る神社や各地の代表的な神社を大社と格付けます。大社は、古事記などに出てくる古代の神々などを祭っており
神社と比べ祭ってある神様や面積など大規模な神社のことを大社とよんでいます。(戦前は出雲大社のみが大社を名乗っていた。江戸時代までは熊野大社も) 戦後は旧官幣大社・国幣大社・官幣中社の神社の一部26社が大社を名乗っています。
諏訪大社(長野)、住吉大社(大阪府)、春日大社(奈良県)、日吉大社(滋賀県)、松尾大社・伏見稲荷大社(京都府)、‥等

・神社:産土神(うぶすながみ)、天神地祇(ちぎ)、皇室や氏族の祖神、国家に功労のあった者、偉人・義士などの霊を神として祀(まつ)った所。やしろ
神様や物や実際生きていた人物などを祭ってある社

*現在は政教分離となり、歴史的経緯を踏まえて、神宮・宮・大社を各神社で名乗っています

歴史上の人物を祭る神社につき、天皇を祭神とする神社を神宮、皇族を祭神とする神社を宮、功臣等を祭神とするものは神社とする序列が作られた
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A4%BE



最新の画像もっと見る

コメントを投稿