ソバとブナ 蕎麦 木無
この土偶を見るととても同じものを表現しているとは思えない、なんとなく違和感を感じていた。
ソバとブナでは、それらの実は似ている、しかしそれが成っている姿と場所を見ると全く違っていた。
ソバは草原のようだが、ブナは大木になり、森林になる。
木の実では、ドングリの類いは殆ど丸くて尖っている。
三角の実はブナに特徴的
ソバの実はこんなもの
ソバはこの土偶 左の二つ で良いと思う
しかしブナは 右側の二つ こちらと思う
何故ならブナの木はとても大きいものでこの足はその雰囲気がある
また高木になるので、すくっと立つ姿も左の二つと違い、右の二つにはその雰囲気がある。
写真はお借りしました
引用ーーーーーー
ソバ(蕎麦)とは?花や葉っぱの特徴は?
そば ソバ 蕎麦2
ソバとは、タデ科・ソバ属に分類される一年草です。擬穀類と呼ばれており、日本では種を製粉してソバ粉として利用します。
1990年代より、植物学者によって中国の雲南省で野生祖先種が発見され、その後もチベットや四川省など各地で発見されたことで、中国の西南部という比較的狭い地域が原産地だということがわかりました。
日本へは縄文時代に渡来したとされ、江戸時代中期に麺状の「蕎麦」が作られるようになったとされます。 -- 神話の中ではどうしたことか、この重要なソバの存在は、全く無視されている --
草丈は60~130cmほどに生長し、茎先に直径6mmほどで臭みのある、白やピンクの小さな花をたくさん付けます。花びらに見えるのは葉っぱが変化した萼で、5枚ほどあります。直立した茎は上の方で枝分かれし、茎に毛は生えません。葉はハート型、または三角形をしており、互い違いに生えます。
ソバの名前の由来
ソバは、漢字で「蕎麦」と書きますが、これは「ソバムギ」の略称です。
ソバの種は、角ばった三角形の形をしており、
特徴である「角」という言葉は、古来「稜(ソバ)」と呼ばれていました。
そのため、「稜」と「麦」を合わせ、「稜麦(ソバムギ)」と呼ばれたのが語源です。
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生のブナの実(Bucheckern)は毒性あり
ブナの実(Bucheckern)
日本のサイトで調べてみると、ドイツの保育園の先生が言った通り『生で食べられます。』と出てきます。しかし、ドイツのサイトでは、毒性があり生食は控えるようにと注意を促しています。
ブナの実に含まれる毒性とは?
ブナの実には、健康に良いとされる様々なミネラルや鉄分、ビタミンが含まれていますが、その一方で毒性のある
Oxalsaure(硝酸)
一部の野菜にも含まれるが、過剰摂取は結石の原因に。
毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。
Blausaure(シアン化水素)
猛毒の物質
殺虫剤や化学兵器として使用される。
動物にとっては致死性の毒物。
Fagin = Trimethyamin(トリメチルアミン)
ガスボンベや40%水溶液として販売される。
魚が腐敗した時の臭いの原因。
食品の香料に使用される添加物。
燃焼すると分解し、有毒ガス(亜酸化窒素)を生成。
が含まれています。その為、生のままでブナの実を沢山食べると、激しい腹痛や頭痛などの症状が現れます。
食べ過ぎると死に至る程の中毒症状も
沢山摂取する事で中毒症状を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。
中毒症状としては、
頭痛
めまいやふらつき
嘔吐
耳鳴り
呼吸困難
息が苦いアーモンドの様な臭い
が挙げられます。少しだけ食べるのであれば、問題がない人が大半ですが、生で食べる際は食べる量に気をつけなければいけません。
子供は絶対に生で食べない事!
ブナの実(Bucheckern)
小さい子供は特に注意が必要です。子供の器官はまだ発達段階にあり、免疫力も弱く、本当に微量のBlausaure(シアン化水素)しか消化出来ません。なので、沢山食べてしまった後は上記の中毒症状が現れないか観察が必要です。
もし上記の様な症状が現れた場合は、直ぐに病院で診察してもらう必要があります。
美味しく食べるには
ブナの実は、
焙る
湯通しする
粉にしてお菓子作りに使う
事で解毒されます。
実を焙るか湯通しする事で、熱を通して、シアン化水素とトリメチルアミンが解毒されるのです。なお、シアン化水素は、25度で蒸発してしまうので、焙ることや湯通しすることで、ブナの実に含まれる毒の含有量は、食べても健康に害を引き起こさない程度にまで引き下げられます。
また、殻から実を取り出し、フライパンの上で焙る事で、解毒されるだけではなく、香りが引き立てられ、さらに美味しくなります。
ブナの実を細かく刻んだり、粉にしてお菓子作りに使う際は、オーブンで焼く事で毒性はほぼなくなります。焼く前の生地を味見するのは避けましょう。
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昔からブナの実は「ブナの実一升、金一升」といわれるほど大事にされてきました。
ブナは成長が遅いため、地面に根を下ろしてから約50年から60年かけて初めて実をつけます。そしてその後は5年に一度しか実をつけません。
秋になると、このブナの実は“森の恵み”となり、白神山地に生きる動物たちの貴重な食料となります。動物たちに食べられずに地上に落ちたブナの実は、厳しい冬を乗り越え遅い白神の雪解けを待ちます。そして春には新しい命を誕生させていくのです。
世界自然遺産白神山地って?
世界自然遺産登録地域
ブナの原生林
白神の象徴 - マザーツリー
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ブナの実の特徴や時期、季節は?味は美味しいの?
ブナの実は、トゲのある殻に包まれているんですよ!
完熟すると殻が割れて落ちるので、栗を想像していただくとわかりやすいです。
野鳥やリス、特に日本では冬眠前の熊にとっては大事な食物になんです。
ブナの実が不足の年には、ニホンツキノワグマが人里に下りてきてしまうことがありました(2003年)。
といっても、ブナは5~10年に一度豊作になるくらいで、あとはだいたい不作なんですけどね…。
ブナの果実は総苞片(そうほうへん)という花の集まりを保護する葉のようなものに包まれています。
10月頃に成熟し、その殻斗(かくと)が徐々に4つに分裂し、木から落ちるんですね。
ちなみに“殻斗”とは、どんぐりの帽子の部分の名前です。
殻斗に包まれた2個の果実の中の胚乳は渋みがないのが特徴で、脂肪分も豊富なんです!
なんと!生のままで食べることもでき、おいしいんですよ♪
味はくるみをイメージするとわかりやすいでしょうか。
濃厚な脂肪分を持った甘みで、さくさくっとした食感もあるので、食べだすとハマってしまいます♪
種子にはタンニンなどの毒がないため渋みが感じられず、マツやオニグルミの実に次いでカロリーが高いです。
その栄養の豊富さから、食用はもちろん灯油や食用油にも使われているんですよ。
先ほども言ったように、山の動物たちの貴重な食料にもなるのですが、ブナが豊作だと、野ネズミが大繁殖すると言われているんです!
そんな大繁殖した動物たちに、実を全部食べられないようにするために定期的な豊凶の年があります。
この現象のことを“マスティング”と言います。
ただ、定期的と言っても規則的なものではないんですけどね。
次の豊作は、5年後、もしくは7年後、8年後、10年後かも知れない。
なので、豊作の年に爆発的に繁殖した動物たちは食糧難で苦しむと言われています。
あと、ブナは成長が遅いので、地面に根を下ろしてから実をつけるまで約50~60年ほどの年月を要します。
実をつけるまでに50~60年かかって、その後は5年?10年に一度しか実をつけない…
実をつけること自体が珍しい木なので、昔から“ブナの実一升、金一升”といわれるほど大事にされてきたんですよ。