今日このカードに出会ったあなたはら、心から自分を愛しましょう。
鏡のような湖の精霊は、あなたに自分自身を見つめるように促しています。
心が乱れている時、水面は波立っています。
波立つ湖には、自分の姿を映そうにも、輪郭さえぼやけてしまいます。
あっと言う間に、さざ波を起こすのは、自分と人を比べないことです。
鏡のような湖の精霊は、あなたに自分自身を見つめるように促しています。
人と自分を比較する時、それが優越感であれ、劣等感であれ、鏡は曇ります。
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船にのり岸を離れて私のところに、いらっしゃい。
私にあなたが映っています。
どうぞ、自分の姿をみてください。
目を見つめるのです。
瞳の奥底まで見通せるなら、幻想から自由になったあなた自身と一つになれるでしょう。
【大地のカード】
滝や祭りなど、実際の場所や出来事に宿るスピリットのエネルギー
【テーマ】
自己を見つめる 幻想を手放す 自己承認
【場所】
羽黒本社三神合祭殿(山形県)の前の鏡池をはじめ
北海道東部の釧路管内弟子屈町の神の子池
また山梨県側の富士山麓に位置する富士五湖など。
【カードからのメッセージ】
「明鏡止水」という言葉のように、波立っていない静かな水は曇りのない鏡のようなものです。
すべてを明らかに映しだします。
私たちのハートには皆、美しい湖が存在しています。
比較は幻想を生み出すのです。
まして、自己否定や批判が加われば、波が高くてボートさえ出すことができません。
さあ、現実という岸を離れ自らの姿を見つめに、オールを漕いで湖にボートをこぎ出しましょう。
今、自分自身を見つめる時です。
あなたは、時空を超えて様々な肉体に宿ってきた、永遠不滅の魂です。
湖には、時には過去世の自分が映るかもしれません。
私たちは、この地球を色々な角度から体験しに来ているのです。
心の波が静まれば湖に映る姿を通して、完全な魂としての自分が見えてきます。
クリアな水面に、完壁な満月が映るように。
自分はどこかが欠けているとか、足りないという思いは幻想です。
どうぞ、丸ごとのあなた自身を受け入れ愛してください。
自分でいることが心地よくなれば、幻想は吹き飛んでいきます。
悟りを得るまでは、自分以外のすべては自分を映し出す鏡です。
日々出会う人の中に見るのは、その人という湖に映ったあなた自身だということを忘れないで。
幻想を超えた時、私たちは水面に映った鏡像ではなく、実体そのものに触れることができるでしょう。
このカードに出会ったら、自分の中の魂-分け御魂に大好きと伝えましょう。
毎朝、鏡にむかって、にっこりと微笑み、聖なる自分自身に「おはよう!大好き!」と言ってみるのです。
これは神道の大切な儀式に似ています。
そして、タイミングがあえばプチ断食をして、きれいなお水ををたくさん飲んでください。
(出典『日本の神託カード』大野百合子・著)