ここ一年くらい、自分で作ったハイドレーション使ってますが、試行錯誤の末、かなり快適に使えるようになったので、upしてみます。

ちなみにハイドレーションとは、登山や自転車競技、山岳マラソンなどで使われている水分補給システムのことです。
背中のリュックなどに水の入った袋を入れ、そこからチューブが外に伸びていて、チューブの先っちょをかむだけで水が出ます。
ふたを開け閉めしたり、ボトルを取り出す手間がなくなるので非常に水分補給が楽になります。
製品はアウトドアメーカー各社から出てます。
キャメルバック アンチドートリザーバー3.0L 150g
プラティパス ホーサー3.0L 120g
上二つが2強だと思う。ほかにもナルゲン、オスプレー、ノースフェイス、ハイドラパック、いろいろあります。
http://nature-player.seesaa.net/article/33378483.html
自作した理由は、金銭的な理由(^_^;)と、100円で予備のパックが買えるということ。
野外でモノが壊れたら、基本的には直すか取り替えるかしかないわけで。
本体の予備を気軽に買って持っていけるのはかなりの強みだと思うんですよ。
また、予備があれば、縦走などで
「この先の水場、涸れてるからここでたっぷり汲んだほうが良いよ」
というような情報があったときに、3.9L+3.9L=7.8Lも運ぶことができます。
プラティパスは割りと軽いので複数持つ人は多いと思いますが、それだと高いし。
キャメルバック2つ持つ人は見たことないですね。
あと、結果的に市販品よりもずっと軽く作ることができました。
重量を測ると、な、なんと65g(チューブ、クリップ込み)
プラティパスからだと55g、キャメルバックからだと85gの軽量化になりますから、
トレランなどグラム単位で削りたい方にもお勧めです。
///////////////////////////////////////////////
準備するもの
・バイトバルブ
・100円のぺチャンコ水筒
・プラスチックパイプ(外形8mmだとキャメルバックバイトバルブにfit。)
・ホース(適度に硬いもの、内径7mmぐらい)
・実験用ゴム栓1つ
・バインダークリップ

バイトバルブが一番高い。
これもゴム栓で自作できそうな感じはするんだけど、先端が重くなるとどうしてもブラブラするのが気になる。
これ以上軽く作るのは無理そうなので、市販品を買いました。
ぺちゃんこ水筒は、3.9L、2.8L、1.2Lの3種類があり、口のサイズはすべて同じなので、流用できます。
耐熱80℃、耐冷-20℃。
プラスチックパイプは1mで300円くらいでした。
このシステムひとつで必要なのは10cmもないので、ちょっともったいなかった。
ホースは、好みの硬さのものを。
やわらかすぎるとザックの中でつぶれて流れを止めてしまいます。
ゴム栓は、ダイシンに行ったら売ってました。30~100円。
合計1200円くらいでした。
//////////////////////////////////////////////////////////
じゃあ、早速作って行きましょう(≧▽≦)/

キャップはこんな感じにくりぬきます。
裏に出っ張っている部分までくりぬけばOK。
あまり大きくくりぬくと、ゴム栓が止まりません。
彫刻刀があるとやりやすいです。

ゴム栓に穴を開けます。
ピンバイスか何かで穴を開けてから、彫刻刀で掘り進む。
穴の大きさはプラスチックパイプに対してきつめにします。
上側直径18mmになるよう、切り落として調整します。
(水筒の口の直径が17mmのため。17mm以下だと抜けなくなります)
このことから、ゴム栓は2号、3号、4号が適します。

プラスチックパイプを30~40mm位に切って、ホースに挿します。
ホースの長さはあとから調整します。

キャップを通し、
バイトバルブとゴム栓を装着。

こんな感じにセット。

キャップを閉めこむとゴム栓が押し込まれ、密閉されます。

完成。目盛りとか書き込んでみました。
使いながら、ホースを切り詰めて調整します。
//////////////////////////////////////////////////////////
使いやすくするよう、ホースをザックなどに固定できるクリップを作ります。

一番簡単なのはこれ。
左のようなクリップを、右のように広げて、ホースを通します。
ザックのショルダーストラップや、スターナムストラップ(胸元)、服のシワなど、どこにでも取り付けられます。
シワの向きとホースは直交します。

こちらはホースと、シワの向きが平行になるタイプ。
クリップの取っ手が通ってる丸い穴どうしを組み合わせています。
つまりこういうこと。
相変わらずの適当絵ですいません・・・


こんな感じでかませます。
ホースをかむ方は、引っ張って広げておきます。
さびてくると、ホースを傷つけてしまうことがわかったので、ホースを縦に切り広げたものを使って保護しています。
これで6g。

直交タイプにはこんなのも。
単に二つを組んだだけ。
こいつの活躍の場はもっぱら僕の部屋のカーテンですが。
メモを挟んでおくのに超便利。
これらのクリップ類は太陽光パネルを自転車やザックに固定したり、いろいろ使う機会がありました。
/////////////////////////////////////////////////////
こんなかんじで結構簡単につくれるので、ぜひお試しください(≧▽≦)/
欠点と長所のまとめ。
欠点は、
・洗いにくい
→入れるのは水だけにしたほうがいいと思う。
・給水のためにゴム栓を抜くので、時間がかかる。
→給水を繰り返すレースでは大きなタイムロスになる。
・強度が心配。
→一年くらいフル活用してたら、キャップの付け根の部分に切れ目が入った。
持つときにキャップ部分を引っ張りあげてたせいだと思う。
普通に使ってれば、針で穴開けたりしない限り、漏れについては大丈夫だと思う。
長所は、
・軽い。65g。
・安い。1200円。
・3.9Lの大容量。補給は一日一回ですむ。
・予備の本体を持つことに金銭的、重量的な負担が少ない。
・1.2、2.8Lもあり、ジョギングなんかに1.2Lはちょうどいい。
・壊れても、構造がシンプルで、自分で作ってるから直せる。

ちなみにハイドレーションとは、登山や自転車競技、山岳マラソンなどで使われている水分補給システムのことです。
背中のリュックなどに水の入った袋を入れ、そこからチューブが外に伸びていて、チューブの先っちょをかむだけで水が出ます。
ふたを開け閉めしたり、ボトルを取り出す手間がなくなるので非常に水分補給が楽になります。
製品はアウトドアメーカー各社から出てます。
キャメルバック アンチドートリザーバー3.0L 150g
プラティパス ホーサー3.0L 120g
上二つが2強だと思う。ほかにもナルゲン、オスプレー、ノースフェイス、ハイドラパック、いろいろあります。
http://nature-player.seesaa.net/article/33378483.html
自作した理由は、金銭的な理由(^_^;)と、100円で予備のパックが買えるということ。
野外でモノが壊れたら、基本的には直すか取り替えるかしかないわけで。
本体の予備を気軽に買って持っていけるのはかなりの強みだと思うんですよ。
また、予備があれば、縦走などで
「この先の水場、涸れてるからここでたっぷり汲んだほうが良いよ」
というような情報があったときに、3.9L+3.9L=7.8Lも運ぶことができます。
プラティパスは割りと軽いので複数持つ人は多いと思いますが、それだと高いし。
キャメルバック2つ持つ人は見たことないですね。
あと、結果的に市販品よりもずっと軽く作ることができました。
重量を測ると、な、なんと65g(チューブ、クリップ込み)
プラティパスからだと55g、キャメルバックからだと85gの軽量化になりますから、
トレランなどグラム単位で削りたい方にもお勧めです。
///////////////////////////////////////////////
準備するもの
・バイトバルブ
・100円のぺチャンコ水筒
・プラスチックパイプ(外形8mmだとキャメルバックバイトバルブにfit。)
・ホース(適度に硬いもの、内径7mmぐらい)
・実験用ゴム栓1つ
・バインダークリップ


バイトバルブが一番高い。
これもゴム栓で自作できそうな感じはするんだけど、先端が重くなるとどうしてもブラブラするのが気になる。
これ以上軽く作るのは無理そうなので、市販品を買いました。
ぺちゃんこ水筒は、3.9L、2.8L、1.2Lの3種類があり、口のサイズはすべて同じなので、流用できます。
耐熱80℃、耐冷-20℃。
プラスチックパイプは1mで300円くらいでした。
このシステムひとつで必要なのは10cmもないので、ちょっともったいなかった。
ホースは、好みの硬さのものを。
やわらかすぎるとザックの中でつぶれて流れを止めてしまいます。
ゴム栓は、ダイシンに行ったら売ってました。30~100円。
合計1200円くらいでした。
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じゃあ、早速作って行きましょう(≧▽≦)/


キャップはこんな感じにくりぬきます。
裏に出っ張っている部分までくりぬけばOK。
あまり大きくくりぬくと、ゴム栓が止まりません。
彫刻刀があるとやりやすいです。

ゴム栓に穴を開けます。
ピンバイスか何かで穴を開けてから、彫刻刀で掘り進む。
穴の大きさはプラスチックパイプに対してきつめにします。
上側直径18mmになるよう、切り落として調整します。
(水筒の口の直径が17mmのため。17mm以下だと抜けなくなります)
このことから、ゴム栓は2号、3号、4号が適します。

プラスチックパイプを30~40mm位に切って、ホースに挿します。
ホースの長さはあとから調整します。

キャップを通し、
バイトバルブとゴム栓を装着。

こんな感じにセット。

キャップを閉めこむとゴム栓が押し込まれ、密閉されます。

完成。目盛りとか書き込んでみました。
使いながら、ホースを切り詰めて調整します。
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使いやすくするよう、ホースをザックなどに固定できるクリップを作ります。


一番簡単なのはこれ。
左のようなクリップを、右のように広げて、ホースを通します。
ザックのショルダーストラップや、スターナムストラップ(胸元)、服のシワなど、どこにでも取り付けられます。
シワの向きとホースは直交します。

こちらはホースと、シワの向きが平行になるタイプ。
クリップの取っ手が通ってる丸い穴どうしを組み合わせています。
つまりこういうこと。
相変わらずの適当絵ですいません・・・


こんな感じでかませます。
ホースをかむ方は、引っ張って広げておきます。
さびてくると、ホースを傷つけてしまうことがわかったので、ホースを縦に切り広げたものを使って保護しています。
これで6g。

直交タイプにはこんなのも。
単に二つを組んだだけ。
こいつの活躍の場はもっぱら僕の部屋のカーテンですが。

メモを挟んでおくのに超便利。
これらのクリップ類は太陽光パネルを自転車やザックに固定したり、いろいろ使う機会がありました。
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こんなかんじで結構簡単につくれるので、ぜひお試しください(≧▽≦)/
欠点と長所のまとめ。
欠点は、
・洗いにくい
→入れるのは水だけにしたほうがいいと思う。
・給水のためにゴム栓を抜くので、時間がかかる。
→給水を繰り返すレースでは大きなタイムロスになる。
・強度が心配。
→一年くらいフル活用してたら、キャップの付け根の部分に切れ目が入った。
持つときにキャップ部分を引っ張りあげてたせいだと思う。
普通に使ってれば、針で穴開けたりしない限り、漏れについては大丈夫だと思う。
長所は、
・軽い。65g。
・安い。1200円。
・3.9Lの大容量。補給は一日一回ですむ。
・予備の本体を持つことに金銭的、重量的な負担が少ない。
・1.2、2.8Lもあり、ジョギングなんかに1.2Lはちょうどいい。
・壊れても、構造がシンプルで、自分で作ってるから直せる。
Bライフの寝太郎さんのように、自分の家も建てられるんじゃないですか!
見た目はイマイチでも、とりあえず自分で作ってみたくなるタチなんですよ~
小屋、いいですね~
どの程度のモンができるかわかりませんが廃材と流木で建ててみたいです。
費用面もさることながら、「セルフメンテ」は魅力ですね。