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「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

あやめをステージに

2015-05-17 | 朗読

 

 

 

 

 

 

 

 

今、実家の畑の隅には、ドイツあやめが咲いています。

子どもの頃は6色くらいあったのに、今はこの白と、くすんだ赤紫の2色だけになってしまいました。

 

20代のころ、朗読のステージで、「四日のあやめ」というお話をやったときは、ちょうどこの時期でした。

舞台に飾ったら華やかになるだろうと思い立ち、本番前日、車で実家からあやめの切り花を

たくさん運び、バケツにいっぱい水を張り翌日までもたせ、ステージに飾ったことを思い出しました。

オレンジ色や青紫が舞台に映え、その横で和服で語る私を盛り上げてくれましたっけ。

 

ちなみに、「六日の菖蒲」は、五月五日に使いたいのに六日では遅いことから、時期遅れで役に立た

ないことの意味。反対の「四日のあやめ」は時期が早くて的外れ、早とちりなどを指すようです。

この物語のヒロインは、早とちりで夫に大迷惑をかけてしまい、夫婦仲も危うくなり・・・。

久し振りに読み返してみようかなー、いいお話です。

 

あまり手入れしていない畑では

 

   いちごの花 も                            

 

ぺんぺん草、と呼んでいる雑草も、共存しています。

 


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