「ふみの時」神野文子(じんのふみこ)のブログです。

朗読家・声優・ナレーター・朗読教室主宰・大学非常勤講師・パフォーマンスインストラクターの神野文子の最新情報など。

ハックブレットという楽器

2012-03-30 | Weblog

先月のことですが、

まだまだ寒かった日の午後、東京オペラシティーの中にある

近江楽堂にコンサートを聴きに行きました。

 

この楽器はハックブレット。ドイツ語で「まな板」の意味だとか。

英語ではダルシマー。

木製の箱の上に張られた金属の弦をバチで打って演奏します。

15世紀くらいからあるようです。

コンサートの中で、ハックブレットとギターでの演奏は本邦初演

となる、E.ブロッホ作曲「祈り」を聴きました。

初めて聴く音色、ギターとのハーモニーは、敬虔な祈りを美しく表

していました。

 

 

 


ドラえもんよりパーマン?

2012-03-29 | Weblog

骨休め(?)をしてしまいましたが、

今週から、杖もなく歩いています。

で、藤子・F・不二雄ミュージアムに行きました。

館内のシアターでは短編映画を見ました。

今回はドラえもんとパーマンが出てきて、以前来た時とは違う映画でした。

特にパーマンの活躍に懐かしさを感じ、楽しみました。

3階にレストランがありますが、さすが春休みですね。

120分待ち!!!なので諦めました。

 

それにしても春です。嬉しい春です。

まちにまってまちを闊歩するときがきました。

それがこんなに嬉しいとは、こっせつのこうみょうです。


骨やすめもホドホドに

2012-03-23 | Weblog

きのうは朗読指導の仕事に出かけました!

松葉杖1本を友に、ちょっと歩き。

右足以外はいたって元気。声も良く出るし、無事終了!

しかし負傷していない左足に負担がかかっていたのでしょう。

帰宅すると疲労感いっぱい。スイーツで気分をやわらげ

ま、少しずつならしていきます


ほねやすめの時 2 

2012-03-17 | Weblog

 写真は、ずっとまえに下北沢の骨董屋さんでみつけた穴あ

きスプーン。ティースプーンよりちょっと大きい。何に使うので

しょうか?以前読んだ本によると、フランスにはクレープにグ

ラニュー糖を振りかける時などに使う、穴あきスプーンがある

とか。はたまた、昔のグレープフルーツは酸っぱかったので

穴あきスプーンで砂糖を振りかけて食べたとか。それがこれ

でしょうか?

 

 それで思い出したのですが、フランスには銀製品の中古屋

さんがあります。カトラリーや銀のティーセットなどなど、

大量の銀製品で店に入ると眩しいくらい。中古だけれど、きれ

いに磨かれてニコニコして並んでいる。その店にこんなスプー

ンもあったのかな?見た覚えはないが。そのときは、赤ワイン

のボトルをのせるお皿ワインボトルソーサーを買ってきました。

 

 さてこのスプーン日本ではあまり使い道がないのでは?

そうだ、今度、湯豆腐の時に使ってみようかしら。

 

そんなことをふと思う骨休めの時です。

 

 


ほねやすめの時 1

2012-03-14 | Weblog

 右足剥離骨折の固定は、前の写真よりも簡単なものになりました。

マジックテープでとめる幅広テープです。取り外しも簡単でちょっと楽に。

しかし外に出られないので、3月3日の朗読会のビデオを見てチェックし

たり、諸々の後片付けをしています。今回読んだ、菊池寛の「藤十郎の

恋」は年配の方には理解されたようですが、若い方にはどうかな。菊池

寛をやろうと決め、物語の時期が弥生狂言の頃なので、ちょうどいいと

思ったのですが。

 元禄時代、京の都の歌舞伎の名人、坂田藤十郎のお話です。現在の

歌舞伎界では長いこと坂田藤十郎はいませんでしたが、数年前、以前の

中村千雀さんが坂田藤十郎を襲名しました。奥様は元国会議員の扇ち

かげさんですね。もうだいぶ前ですが、ご夫妻にごあいさつしたことがあ

ります。当時、日本舞踊を習っていて、その若くてカッコいい先生が歌舞

伎役者であるご長男と結婚されたのです。披露宴は、歌舞伎界の名優が

ズラリと勢揃いした、華やかで温かい宴でした。私はただ、うっとりと見と

れているばかりだったことを覚えています。写真は、記念のグラス。

 そんなことを思い出す骨休めの時です。

 

 


足が「ぐにゃっ」!

2012-03-10 | Weblog

これは3月3日の朗読公演の様子。

 

講演が終わってホッとしたのか、新たな気忙しさに追われていたのか、不覚にも

歩いていて足を骨折してしまいました

それは8日の朝のこと、仕事に行く前に寄りたいお店があるんだけど、確かこの

路地が近道で、ここを抜けると大通りに出て、少し先の左にあるはず―、っと。

あったー!看板を見て、小走りになるその時、歩道はかなりの傾斜になっていて、

そんなの全然気づかない私は、あるはずの平らな地面がなく、つぎの瞬間、ぐにゃっ

と、右足の甲のあたりで斜面に着地していたのです。イタ~激痛が走り、これは

捻挫したーと思いました。

足を引きずるようにして、とりあえず用事を済ませ駅に向かい電車に乗り、乗り換え

大変そうなのでそこからはタクシーで仕事に行きました。

仕事の帰りは歩けるかなーと、足を引き引き歩いていると、そんな日に限って知らな

年配の女性から声をかけられる。

「素敵なブーツですね」 エエーッ?ブーツのこと。でも気を取り直し、にが笑いで、

「そうですか?でも今、足が痛くてそれどころではないんですよ」

「あら、どうなさったの?」

「いえじつは、歩道を歩いていて~ 」もう、説明するのもまどろっこしい。

帰ってからは湿布をし、おとなしくしていたのですが、夜はとても痛くなり痛み止めを

寝ました。

翌朝、予定通り出かけようと歩き始めましたが、一歩一歩が痛い。急きょ予定を変更

らい、整形外科へ。

医師も私も捻挫だとばかり思っていましたが、念のためレントゲン撮ってみましょうと

り、剥離骨折していることがわかりました。右腓骨の剥離骨折。

いきなり固定され、松葉杖持たされて、え~?信じられない。午後も人に会う約束あ

し、明日も、来週の仕事も、え~?もーどうしよう。情けない。

 

仕事のお断り、変更等、たくさんの方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。

早く治して、また皆様のお役にたてるよう、地に足をよーく着けて仕事ができるよう、

します。

 

 それにしても

歩道の傾斜で剥離骨折なんて反射神経鈍っているのかな?

でも、以前、こういうところって危ないのよねー、と言っている人がいたことを思い出し

した。あの傾斜で、けがをする人は私だけではないでしょう。誰でもなるべく安全に

歩けるよう、歩道の平らなところは灰色(コンクリート色)、傾斜がついているところは

落ち着いた茶色など色を変えたらどうでしょう。