これは3月3日の朗読公演の様子。
講演が終わってホッとしたのか、新たな気忙しさに追われていたのか、不覚にも
歩いていて足を骨折してしまいました。
それは8日の朝のこと、仕事に行く前に寄りたいお店があるんだけど、確かこの
路地が近道で、ここを抜けると大通りに出て、少し先の左にあるはず―、っと。
あったー!看板を見て、小走りになるその時、歩道はかなりの傾斜になっていて、
そんなの全然気づかない私は、あるはずの平らな地面がなく、つぎの瞬間、ぐにゃっ
と、右足の甲のあたりで斜面に着地していたのです。イタ~激痛が走り、これは
捻挫したーと思いました。
足を引きずるようにして、とりあえず用事を済ませ駅に向かい電車に乗り、乗り換え
が大変そうなのでそこからはタクシーで仕事に行きました。
仕事の帰りは歩けるかなーと、足を引き引き歩いていると、そんな日に限って知らな
い年配の女性から声をかけられる。
「素敵なブーツですね」 エエーッ?ブーツのこと。でも気を取り直し、にが笑いで、
「そうですか?でも今、足が痛くてそれどころではないんですよ」
「あら、どうなさったの?」
「いえじつは、歩道を歩いていて~ 」もう、説明するのもまどろっこしい。
帰ってからは湿布をし、おとなしくしていたのですが、夜はとても痛くなり痛み止めを
飲んで寝ました。
翌朝、予定通り出かけようと歩き始めましたが、一歩一歩が痛い。急きょ予定を変更
してもらい、整形外科へ。
医師も私も捻挫だとばかり思っていましたが、念のためレントゲン撮ってみましょうと
なり、剥離骨折していることがわかりました。右腓骨の剥離骨折。
いきなり固定され、松葉杖持たされて、え~?信じられない。午後も人に会う約束あ
るし、明日も、来週の仕事も、え~?もーどうしよう。情けない。
仕事のお断り、変更等、たくさんの方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。
早く治して、また皆様のお役にたてるよう、地に足をよーく着けて仕事ができるよう、
精進します。
それにしても
歩道の傾斜で剥離骨折なんて反射神経鈍っているのかな?
でも、以前、こういうところって危ないのよねー、と言っている人がいたことを思い出し
ました。あの傾斜で、けがをする人は私だけではないでしょう。誰でもなるべく安全に
歩けるよう、歩道の平らなところは灰色(コンクリート色)、傾斜がついているところは
落ち着いた茶色など、色を変えたらどうでしょう。