壬生(ミブ)道ウォーク初日の続き。喜沢(キザワ)追分から数百
メートルで小山ゴルフクラブが始まる。初日のゴール壬生宿までは
一貫して県道18号を歩く。
ゴルフ場入口から100メートルほど、ゴルフ場の中に一里塚の標識。
喜沢追分から700メートルで一里塚? 日光街道の小山一里塚からは
ちょうど4キロだから日本馬橋から二十里目の一里塚である。これは
西塚だが、県道を挟んだ左手の茂の中も何となく盛り上がっている。
坂道を上り続けるとやはり左手ゴルフ場の中に盛り上がるのは
この壬生道沿いに多い古墳群の一つ。
ゴルフ場のフェンスが途切れて口碑まで近づくことが出来る。
小山ゴルフ場の中に5つの古墳が取り込まれていると書かれる。
坂を上り切ると広々とした田園風景。黒々とした畑土の大きな農家、
ビニールハウスの風景が続き、梨や野菜直販の看板が立つ。
2キロ半地点、壬生道(県道18号)は扶桑の交差点で左に折れ
思川の支流、姿川を渡る。昔の壬生道は姿川の土手下をクネクネと
進んだが耕地整理で真っすぐな農道となっている。遠くの山々の
真中は日光連山の男体山であろう。
1キロほど命の洗濯の風景を楽しんでから西側を走る県道18号に
移ると、七面堂、妙典寺が向かい合う。ここが壬生道最初の飯塚宿の
始まりである。
続きは次回。