じんべえ時悠帖Ⅱ

減っていく「農家住宅」

 日常の散歩範囲にある大きな家、二軒が相次いで解体され

更地になった。いずれも敷地面積は三百坪(約1000㎡))で、

田んぼの一反歩。整地と区分け終わり「分譲中」の旗が立つ。

 その一角に「開発行為許可標識」が立つ。二軒ともいわゆる

「農家住宅」だったということである。農家が自分の耕作地に

家を建てる場合、農地転換の開発許可は不要という都市計画法

の特例で、「農家住宅」と呼ばれる。

 しかし、それを売る場合には、周囲が市街化区域になって

いても開発許可が要るということらしい。二つの農家住宅の

跡は、いずれも七軒あるいは八軒の分譲住宅になる。

 早稲種の御用米産地だった三郷市には、まだまだ大きな

「農家住宅」が多く、いずれも明治の農地解放による地主様。

その一族たちは三郷市政や経済の中枢を占めている。

一方、江戸川の河川敷、カラスに囲まれて・・・


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
農業、農地については詳しくありませんが、何か抜本的に見直さないと、
「明日の農業」はありません。
岸田君に、新しい資本主義ではなく新しい農業施策を期待するのは無理と
言うものでしょうね。
ykoma1949
先の憲法の改正も、民法の改正も至近の課題です。民法では
農家とかサラリーマンとか嫁いだ外国籍の娘とか、関係なく
相続権があり、いま田舎の農地が細かく細分化され通勤農家
委託農家、耕作放棄農地が増えています。残念なことに農地法
も場所、面積によって国の許可、都道府県の許可、地域農業
委員や市区町村長の許可・・国交省、農水省、経産省、等で
利権の引っ張り合いでホント複雑にしております。
都会の真ん中で農地や農家建物を維持することはホント大変
都市計画と地域環境、農業の振興、後継者の対策・・政治に
知恵がないと 衰退の一途です。
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