読んだら忘れない読書術 | |
樺沢紫苑 | |
サンマーク出版 |
読んでも忘れてしまう読書はやめてしまいなさい
私も読書を嗜む方ですが、最近、ビジネス書を読んでも読むだけで放置、実生活に役に立てていないことが多いなと実感。
電子書籍で読書と検索入れたらこの本の評価が高かったので、これからの読書のヒントになればなと思いながら読んでみました。
読書の効能、作者の読書術など読書について様々なことが書かれていますが、私がこの本から得たことを簡単に書いてみます。
①読んで得たこと
・読書はただ読むだけでなく必ずアウトプットすること。これにより、ただ読むだけでなく気づいたことや得たことを使えるようになる。
・気づいたことについてはラインを引く、ノートにメモをつけるなど、本から得たことを自分のものにしようと心掛ける
・読みたいなと思った時が読み頃。特にビジネス書などで読みたくなった本というのは、基本的に今自分が悩んでいることであったり自分が高めたいことだということ。
・読む本が自分に合っているかどうかが重要。ベストセラーだからとりあえず読むというのではなく、自分自身に合ったものを書店やネットで購入する。
・読みたいと思ったら金銭は出し惜しみしない。
・本を読む人は意外と少ない。
②疑問点など
・ストレス解消に効果があるかどうかなどについては科学的な根拠が示されていないなと思う。精神医学からみれているのかはよくわからない。
・読書のススメ的なことが書かれてるが、手に取る方はおそらく読書の習慣がある方ばかりだと思いますので、そういう方にはややいらない情報がある(もっとも、必要なければ読み飛ばす、もしくは読まないというのも読書)。
その他、たくさんの読書術の書籍が世に出ているので比較できないところはありますが、初めてこの手の書籍を読む方には参考になることが多いのではなかろうかと思います。もっとも、この書籍に書かれていることくらい当たり前でしょ?と思われる方には物足りないものなのでしょうが、そういう方はこの手の書籍はそもそも必要のない方なのだろうと思いますので、対象外だと思います。
というわけで、この書籍で私が得た最大の気づきは
ビジネス書を読むときは自分の目的と知識や能力に見合った本を選んで読み、それを自分のものにすること
というものです。
ビジネス書を店頭で探して気になるタイトルが見つかったら、それは今私が伸ばしたいもしくは不安に思っている悩みだということですので、そういう本こそ今の自分に合っている本なのだなと思って読みたいと思うようになりました。
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