Welcome to Hokkaido Nature World

北海道のその日その時―素敵な空間をおさめた写真をその日のうちにお届け致します

フランスと北海道

2012-07-15 20:07:19 | インポート

ここ滝川周辺では7月の初めから
花香る紫色のラベンダーの花が咲き始め
隣町の砂川にあるラベンダー園も見頃となっております。





今日は晴れていて
ジェラートやソフトクリームもおいしい日なので隣町へ..



南フランス・プロバンス地方と同じ緯度の富良野地方は
ラベンダーの花で有名ですが
私の住む地域も、フランスのプロヴァンスで有名な
セナンク修道院のラベンダー畑と同じように
7月上旬から見頃です。





「フランスの最も美しい村」のひとつに認定されている
フランスの小さな丘の上の都市ゴルド
そしてゴルドから北西へ約3km
ラベンダーのセナンク修道院を含めたリュベロン地方には
風情あるプロバンスの典型的な風景が残っている
と言われているそうですが
一度もフランスに行ったことがない私がイメージするプロヴァンスは
富良野より砂川の、あるラベンダー園 で観ることができます。
もちろん丘の上から観る景色は北海道です。



北海道で作られているワインはドイツ系ワインですが、
フランスのアルザス地方の気候が フランスのワイン産地の中では
一番寒くドイツに似ているため、
栽培されているぶどう品種もドイツのものが多く、
アロマが豊かな白ワインが多いのも
ドイツワインによく似ているそうで、
ここにもちょっとだけフランスをみることができます。



私にとって
フランスと北海道を観ることのできるこのラベンダー園は
お気に入りの場所のひとつです。



フランスは北海道より緯度が高いにもかかわらず暖かいので、
私だけでなく、半年雪に埋もれてしまう北海道の人々にとって、
憧れの地のひとつです。







鶴沼ワイナリー

2012-07-03 23:44:11 | インポート

滝川から車で約30分。
北緯43度25分 東経141度48分に位置する
鶴沼ワイナリーは標高80~90m
南西向きの緩い傾斜面のブドウ畑で、
主にドイツ、オーストリア系の品種を栽培しています。
先日ワイナリーを訪れた時は、曇りの日でしたが、
今日は晴れていて、バラの花も咲いているので
写真をとってきました。





昨年は雨で花が落ちてしまったため
ブドウの収量が少なかったそうなのですが
今年はどうでしょう。
ワイナリーの方のお話によれば
今のところブドウの生育は順調で
ブドウ畑はきちんと手入れされていて
その景観はとてもうつくしく、 とても感激しました。
フランスでも栽培されている種類のブドウもありますが
ワインにはブドウの品種名がドイツ名で表記されているので
聞きなれた名前なのに
同じ品種だとわからないものがあるかもしれません。





札幌から北北東に62km。
石狩川を眺める空知支庁浦臼町「鶴沼」の
南西向きの斜面に広がる
日本でもっとも大きな447haの垣根式の葡萄畑は
まるで海外のワイン産地を思わせます。







※ご紹介のために引用した文については鶴沼ワイナリーの了承をいただいております。