今日は冬至。
冬至には小豆やかぼちゃを食べる習慣がありますが
今回はそれにじゃがいもでつくったいももちも加えた
『あずきとかぼちゃといももちのお汁粉』をご紹介します。
こちらのじゃがいもは「きたあかり」という品種のじゃがいもです。
北海道で誕生した品種の「きたあかり」。
希望と明るさを願って「きたあかり」でいももちをつくることにしました。
「いももち」は北海道でおやつ代わりにたべられている
じゃがいもにじゃがいもでんぷんをまぜてつくったおもちです。
冬至をを境に陽の気が萌し、太陽も次第に光を増していくので
冬至は太陽の復活を意味する日とのこと。
古来中国では「一陽来復」の日とされ万物の蘇りを祝う日でもあるそうなので
まるいおもちをひとつ椀に入れると良いのかもしれませんが
今回は食べやすいように小さくしていももちをいれています。
ふつうのお汁粉のように小豆に砂糖を加え甘く炊いた小豆汁にカボチャを入れ
そしていももちをいれればよいのですが、
その「お汁粉用のいももち」のつくり方をご紹介しましょう。
私の場合は、皮をむいたじゃがいもを小さくカットし、蒸してから潰して、片栗粉をまぜます。
マッシャーを持っていませんが、小さい穴あきレードルを代用して潰しています。
簡単にホロホロの状態になります。
そこにじゃがいもでんぷんのカタクリ粉をまぜるのですが、ちょっと大目にいれ、
混ぜてさらにホロホロの状態にしてからギュッと握ってひと口大の大きさにし、
湯を沸かした鍋にいれてゆでます。
はじめは沈んでいますが、煮えると浮いてきます。
それを一旦水に取り、それから小豆かぼちゃ汁の中にいれてあたためて食べます。
小豆は邪気を払い、カボチャは運気を運んでくれると言われているそうです。
小豆とかぼちゃだけでも疲れた体を修復し、風邪を予防する効果が十分期待できますが
もし、風邪をひいてしまっていたら―。
ビタミンCたっぷりのじゃがいもでつくったいももちも加えた
こちらのお汁粉を食べた方が治りが早いかもしれませんよ。