藁の楯

先週、観た映画です。

観終わった後、老婦人がふたり、「何だかわかったようなわからないような」と言っていた。
たぶん、この人達は大切な人が理不尽な亡くなり方をしていないのではないか？と思った。

大金持ちだが、大切な孫娘を殺害されてしまった老人。
その事件の容疑者を護らなくてはいけない警察官は、妻とお腹の中の娘を飲酒運転事故の前歴者に奪われてしまった過去も持つ。
「妻が亡くなる前、人を護るのがあなたの仕事でしょと言ったから、警護対象者が誰であろうと職務を全うする」と言う。
しかし、彼は自分の感情が抑えきれなくなった時、「妻は何も言っていない。意識不明で一度も目を開けることはなかった。そう思わなかったら、生きて来れなかった」と言う。

そして、その彼がラストで老人に問う。「こんなこと、亡くなったお孫さんが望んでいると思いますか？」
老人は言う。「死んだら終わりだ。死んだ人は何も言わない。死んだ人がこう言うなどは、自分の中で作ったストーリーに過ぎない」

このふたつのシーンが印象的でした（台詞は時間が経っているので正確な表現ではありませんが、こういった趣旨のことでした）

観終わった後、コーヒーを飲みながらメモしたノートには次のようなことが書かれていました。

※※※※※

人は、お金がなければ生きていけないけれど、お金だけを求めて生きていくと、人間に対するやさしさを失うことが起きる。
人に対するやさしさは、単に知識だけだ得られるものではない。生と死を深く洞察することから得られるのかもしれない。

大切な人が亡くなることで、生きる意味を失うことがあるが、生きているということは、それ自体が何にも代えられない、尊いことではありませんか。

生かされていることの尊さを思う時、生きていることで起こしてしまう数々の行き違いは些細なことです。
それ故に、滅入ることなく、社会的手段に置き換え、堂々としたいものです。

洋服

ノートはやっと2010年1月の掲載が終わったようです。
2月途中で1月が出て来て、それも書き終わったと思ったら、また1月が出て来て・・・
たくさん書いてましたね。書けない内容もあったので、実際はもっとたくさんなのです。

次からは2月になる予定です。また新しいノートが出て来て、それが1月でなければですが。

過去の私ばかりなので、近況を書きます。

今日は、夏服を買いました。半袖のポロシャツ2枚。帽子も新しいのが欲しかったけれど、気に入ったのがなかったので、また今度。

病気をして10Kg痩せてしまって、服はブカブカ。その後、あの子が亡くなってしまって服装なんてどうでもよくて、ブカブカのものを着ていました。でも、1周忌を終えてから、サイズに合ったものを買い直し、色も明るいものを着るようになりました。

まさか、ピンクやオレンジを着る日が来ようとは、思ってもいませんでした。

ひとり暮らし

束の間のひとり暮らしです。

勝手気ままに暮らそうと思っていたら、昨日はサークルの役員会でした。
横浜の西口だったのですが、始まるまで時間があったので、混んでいる西口は避け、空いている東口でコーヒー飲みながら新聞でも読もうかと思ったら、いつもはガラガラな所も人、人、人でびっくりしました。そういえば休日に東の方は行ったことなかったです。

ゴールデンウイークでしたね。それで家族が帰省していて現在、束の間のひとり暮らしだったんでした。

今日は一日ゴロゴロしてました。ゴロゴロし過ぎて夕方に出かける用事をすっかり忘れていました。正確には欠席する連絡を忘れていました。

ひとり暮らしもたまにはいいですが、これが毎日毎日だったら、嫌になるでしょうね。
家族はいたらいたで、面倒な時や煩わしい時もありますが、ずっといない生活は想像出来ないです。

こいのぼり

朝、起きて自分のブログを見たら、右のグリムスにこいのぼりが！

あーがやったのかと思ったら、違った。

何故か、こいのぼりがあったことがみょうに嬉しかった。

1,000円

並んでまで食べたいと思うわない方ですが、ここのランチは並んでもよく食べます。
といっても、今年になってから行き始めました。
ちょっと路地を入ったところで、通りから見るといつも開店前から行列で、それを見るたびにそんなにしてまで・・・と思っていました。

ある時、ちょうど開店時に通りかかり、列が店の中に入って行くのを見たら、自分も一番後に入っていました。
開店前から並んでも、満席で入れない時もあるのにラッキーでした。

これで1,000円です。このほかにドリンクが付きます。ジュース、ウーロン茶、ビールの何れか。これが小ぶりの缶です。ビールは一番小さな135mlです。これが私にはちょうどいい。

今日は開店から1時間くらい経ってから行きましたが、やはり並びました。
でも、ここは並んでも納得です。