雨模様が続いている夏休み。
今日は特段予定もなかったので、以前調達したラジオの補修を
行った。
現行機種としても、まだ発売されているPanasonicのRF-2400ですが、
ボリュームにガリがあって、なんとも聞きづらい。
ネットでもRF-2400のガリについては、いくつか記載があって部品の品
質に問題がある模様。
夏休み前にボリュームの交換を行うために、同等品を調べてみたので
すが、これがなかなかピッタリの部品が無いんですね~。
仕方なく、同等品に近い部品を取り寄せたのが、ALPS電気のRK09K
という型のボリューム。
(若松通商で60円程度で販売していました。)
あくまでも同等品なので、このまま使用するわけにもいかず、軸の長さ
調整と軸枠の加工を行い、ほぼ同一の仕様に仕上げた。
ボリュームの取り換えに当たっては、周波数目盛針を動かすためにプーリーを
外す必要があるのですが、これが結構厄介でして・・・
以前もプーリー式のラジオを修理した際に、戻すことを意識せず分解したため
プーリーを通す紐(ベルト?)の経路が分からず、結局部品取りにしてしまった
ことがあるので、今回はしっかり経路を把握してから分解。
おかげで、部品交換もプーリーの戻しも問題なく組立てが完成。
出来上がってみると、当然のことながらガリもなく、小音量から大音量に至る
までスムーズに音量調整ができるようになりました。
見かけは全く変化がないので、イマイチ達成感はありませんが、久しぶりに
パーツの加工までこなした修理に大満足です。