随喜功徳 (逆のものさしをもってみませんか)

黙々と穏やかにさり気なくおまかせする

20180711

2018-07-11 06:16:10 | 日記


相撲取りが相手に勝って感想を訊かれると、
みな一様に「嬉しいっす」と答えるが、嬉しいことの内容は、皆違う。この一番に負ければ地位が落ちるというカド番相撲で勝った者と、勝って当然の者とは、嬉しさも異なろう。苦しい相撲修行の体験がなく、テレビの前で観ているだけの我々は、相撲取りの「嬉しいっす」の一語の、悲喜交々の、感情の仔細は知りえない。分かることは、実は、なかなか難しいのである。

禅と哲学のあいだ
平等は差別をもって現れる
形山 睡峰著

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悲喜交々という漢字はこう書くのだと、初めてしりました。😊
近頃は、分かってもらおうとも分かろうとも
しないように、なりましたが、そのおかげで
あっさりと身を引くことも出来るようになったかもしれません。一歩引いて見ることが出来るようになってきました。
これからは、どんな感じになるかな😄