随喜功徳 (逆のものさしをもってみませんか)

黙々と穏やかにさり気なくおまかせする

20180125

2018-01-25 06:20:51 | 日記


平安朝時代の・・・感情性の上皮層が崩れて、霊性の中枢が働き出たのは、鎌倉時代からである。すなわち鎌倉時代で、日本民族のもって居る州境用意識が自己肯定をやったのである。・・・・・・日本民族の冷静生活史とでもいうべきものが書かれるなら、鎌倉時代にその中心をおくべきであると、自分は信ずるのである。

日本的霊性 完全版
鈴木大拙 著


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日本的霊性を意識し始めたころは、鎌倉時代ごろではないかと、鈴木大拙さんは書かれています。最初意味が分かりにくかったですが、お大師さん、空也上人、親鸞上人について読書したり寄り道して改めて読みますと、なるほどと、思える気がします。紐づいてきますと面白いです。