野良人類学徒のページ

野犬化した人類学徒が稀にぼやくブログ

食2

2010-07-28 12:15:51 | Weblog
 最期の昼食は、レーズンロールにマーガリンと書いたが、これは最期の朝食にしよう。


 最期の昼食は、釜玉うどんだ、釜玉うどん。以前、四国を旅したときに、私はうどんを食べなかった。これほどの馬鹿がいるだろうかと自分でも思う。乗り鉄なので、鈍行で進める限り先に進むというプランを立て、電車の駅から遠いところへ行くのはことごとく避けていたのだ。そのときの思い出を語れと言われたとき、すぐに思い出せるのが金比羅宮と宇和島しかない。あとはひたすら鈍行電車に乗り続けたということだけだ。金比羅宮では当然石段をのぼりまくった。徹底的に乗り徹底的に歩き徹底的にグルメしないというのが私の旅のやり方だ。(東北を旅したときは、前に書いたかもしれないが、「行きに見かけて帰りもまだ歩いているのを見たから不憫に思って」と車で拾われたことがある。)電車に乗っているときに外の風景を見ること、歩きながら変わっていく景色を見ることが大好きなので、そのほかの「観光」とか「うまいものを食べる」といったことはあまり重要ではなかった。


 話はそれたが、食に対する妄想だけが広がるばかりで、食欲は一向に沸かないのであった。

 

2010-07-28 00:42:43 | Weblog
 本格的に暑くなってから、ずっと食欲がない。


 が、ここ2週間ばかり、ずーっと、ロージナのシーフード・グラタンが食べたくてしょうがない。シーフードじゃなくてもいい、グラタンが食べたい。グラタングラタン。


 グラタンは、「徹底的に好きなもの」しか入っていない。主要なメンバーは、鶏肉、とろけるチーズ、ホワイトソース、マカロニ、ほうれん草、場合によっては+卵。これさえあれば、私は生きていける。最期の晩餐はグラタンだな。


 ちなみに、最期の昼食は、レーズンロールにマーガリンだ。


 最期の朝食は、ブラックコーヒーだ。


沈黙

2010-07-21 16:34:01 | Weblog
 某報告書。編者から一切連絡がこない。「口頭発表時にボクが質問した××の件などについて、あなたが書いた論文では一切答えられていません。それについてのコメントを書いて7月半ばには送りますから、8月末までにリプライ原稿を用意してください」と言い捨てたっきりである。(くどいようだが、私の発表中はほとんど寝ていた人である。)

 私からはもう問い合わせができない状態にある。報告書は原稿→ほぼ直接印刷所だろう。なのに、編者が「ゲラが刷り上がってから細かな調整をしろ」と言ってきたものだから非常に心配である。ゲラ段階で修正だなんて、印刷所もかわいそうすぎる。予算も無駄遣いだ(ゲラのやりとりで金を食うだろうに)。だけど、「印刷所が印刷した通りになるのが当たり前だ(著者は口を出すな)」と言うくらいの編者だから、私の知らないうちにいつの間にか報告書にされているんではないか・・・という不信感すら。あるいは、校正指示も何もなく、ある日突然ゲラ校とか(笑)。そうなったら、ブログのネタにして笑うしかない。

死語

2010-07-14 15:13:39 | Weblog
 携帯で電話しているときに、相手の声があんまりでかいので「うるさいから受話器を離したくなるよ、漫画みたいに」と言ってしまった。

 そのときは、まったく自然に、普通に「受話器」と言い、そう言ったことにまったく違和感を覚えていなかったのだが、携帯のボタンを押して通話を切断してから気づいた。これには受話器の機能がついているが受話器ではない、と。(←しかも「携帯のボタン」ということばも死語になりつつあるかもしれない・・・というかこれ何て言うの?携帯のキー?ボタン?)

 そのうち、「受話器」という言葉を知らない世代が出てくるのではないかと思う。以前、漫画家が電話の急激な変化が漫画を連載する上で一番困ったことだった言っていた。黒電話からプッシュホンになって、子機が登場して、その間にポケベルが出てきてPHSや携帯が出てきてポケベルが消えてPHSもほぼ消えた。こういう流れを反映させないと、ストーリーにも影響が出てきてしまう。(確かに私の好きな『六三四の剣』なんかも、黒電話ではないと物語が成り立たない。一家に一台の固定電話とあのジリリリというベル音、受話器を置くときの「ガチャッ」という音があってこそのストーリー展開であったりもする)

 「不良さんは女子大卒だから、自分の写メの撮り方きっとうまいですよね」という不思議なことを言われたことがある。そのときは、「それは撮ったことがないからねぇ」と答えたのだが、私が女子大生だった頃は、周りはポケベルを使っていて、「ピッチ」(PHS)が安価に出始めた頃だった。(私はどちらも持っていなかったが・・・もっと20代を満喫すべきであった)

 ついでだが「写メを撮る」って変な言い方だ。

 もうこういうことを言っているあたり、・・・(以下略)。

同姓同名(?)

2010-07-08 20:13:28 | Weblog
 受信したフランス発のメールのヘッダにこんなのがついていたら、一部の人はびっくりするのではないだろうか。

From: Bruno de Latour

 抱えている2本の原稿(どちらも書き終えたことにしてあるが)のうちの1本がいよいよ近いうちに正式入稿。掲載したかった画像の使用許可交渉のため(出版社はやってくれない)、去年から日本の美術館、新聞社、ルーヴル美術館に問い合わせをしてきたのだが、最後に「××フォトエージェンシーに尋ねてくれ」と言われてその時点で一旦断念したのだった。が、もう一度やってみようかと思って(編者がこの画像はあった方がいいんじゃないかと言い始めたので)、そのフォトエージェンシーに問い合わせたら、担当者が「ラトゥールさん」だったのである。

 ラトゥールさん曰く「日本のエージェンシーに問い合わせてくれ」。こうなったら「ダメです」と誰かがはっきりと言うまで問い合わせ続けてみようと思う。この先、私の問い合わせはどこに向かっていくのだろうか。

 もはや、掲載許可が下りるとは思っていないし、下りたとしても入稿に間に合わないとも予想しているのだが・・・。

前半終了

2010-07-05 16:45:04 | Weblog
 1学期のバイトは今日で終わり。最後の授業のつもりで行ったら、もう期末試験に入っていたため授業はなかった。寂しかった・・・。

 上司からの指示が何もなかったので、去年のログからおそらく近いうちにやることになるであろう作業を黙々とやる。後で聞いたらそれは2学期のはじめにやってもよかったらしい。でも、なんだか、2学期はさらに大変なことになるらしく、今のうちに作業を完了しておいてよかった感じもする。

 本当は二人で毎年やっていた作業を、1学期はとうとう一人でやっていた。再々募集をかけているらしいが、あの話では夏休み明けも一人のような気がしてならない・・・。

 どこにいってもパートナーができないのはもう宿命としか言いようがない・・・と思ってへこむのであった。

2010-07-04 02:49:11 | Weblog
 始まるまで文献読んだりなにやら作業したりして、前半見て、休憩中にツイッター眺めてどう見ればより楽しいのか想像して、後半見て、テレビ消してぐだぐだと作業を再開する・・・。

 ・・・そういうことを遅まきながら始めてしまった。


 ドイツ強かったな。この間のブラジルーオランダ戦ではツイッターが何度も不通になったけど、今日はそういうことがなかった。

チュートリアル

2010-07-02 23:58:06 | Weblog
 今日はゼミのはしご。4限では主ゼミで、協働で切ったレジュメに基づいた発表。あれこれ話が散ったり元に戻ったりしながら、なかなかおもしろいひとときを過ごした。5限は最近出ている別のゼミ。別のゼミでは何となくスッキリしない議論だった。5限が7時半くらいに終わり、その後そこでお裾分けしていただいたイナゴの佃煮を共同研に持って行く。そこにはOKPだけがいた。

 その後の展開は予想通りである。ほぼ私と某OKPだけで酒を飲み飲みイナゴを食い尽くす。途中もう一人が一瞬だけ加わったが、最終的には酒入りの一対一チュートリアルのようになる。

 私が席を立っている間にテーブルがきれいになる。某OKPは「これから移動するから」と言った。しばらくこういう形式の飲みから遠ざかっていた私は「?」だった。

 が、次の瞬間、若干「しまった」と思った。「すごくねえ、おもしろい映像があるから見ようよ」。


 OKP部屋での映像鑑賞会。ロシアの超美人の二人が歌う不思議な歌から始まって、まあ、「フツウは目にすることのない」音楽映像の数々(もちろん@ようつべ)を鑑賞。それを見ながら、チュートリアル的な話にもなったが、多分、今日寝て明日目を覚ましたら、二人とも忘れているんじゃなかろうか。

 OKP飲みは、「飲み一段落→ようつべ鑑賞会」という段取りだったということを忘れていた自分に驚く。やっぱりときどきこういう形で「指導」を受けないといけないと思ったひとときだった。


 11時くらいにうまい具合抜けて帰ってきた。「これからもっともっとスゴい映像を見せようと思ったんだけど」という一言にはひっかからない私であった。